*星空文庫

猫の散歩道

音澤 煙管 作

猫の散歩道

早朝4.00
夏ならば空が色づき始める頃
冬ならばまだ暗い真夜中と同じ頃

早起きの老人と飼い猫たち
猫は夜行性
この時間は人間ではお昼頃か?
紐を付けた首輪を取り付け散歩する

真っ直ぐに目的地が定まってる猫
ウロウロ嗅ぎまわりながら散歩する猫

夏ならば雑草を嗅ぎ時には食べる
冬ならば土の上を嗅ぎまわる

たまに野良猫と遭遇するが
飼い猫は自分を猫とは思って居ない

猫世界の一面
野良猫の散歩道
飼い猫が現れて驚いている

飼い猫の散歩道
野良猫が現れて不思議な顔をする

夏ならば立ち止まって深呼吸
冬ならば寒くてそそくさと帰路へ就く

老人も煙管片手に散歩道
飼い猫の動作に合わせて居る

近所の縁の下へ潜ろうと進む猫
紐がピンッと伸びて首輪を引っ張る

それ以上は野良猫になる
君は飼い猫、帰路に就く

春ならば猫の繁殖期
秋ならば猫の繁殖期
季節の花には見向きもしない

野良猫もウロウロ散歩道
飼い猫も紐を付けて散歩道

老人は煙管で一服散歩道
飼い猫は食事の時間と鳴いている

老人も猫も帰路に就く
散歩はまた明日と猫に言う

『猫の散歩道』

『猫の散歩道』 音澤 煙管 作

  • 自由詩
  • 掌編
  • 全年齢対象
更新日
登録日 2017-12-10
Copyrighted

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