好色尺八艶女
フェラチオを愛する全ての人達に
好色尺八艶女
貴方は中出し派か、それとも口内射精派どちらだろうか?
私は断然後者の方だ。
私の名前は佐倉孝輔(さくらこうすけ)39才独身。
現在は製造業に勤務し、作業工程の責任者を任されている。
私は見た目は若く、30代前半に見られがちだ。
自分で言うのもなんだが、ルックスは悪くない。
だからといってイケメンではないが、彼女の一人ぐらいいてもおかしくない。
176㌢68㌔、やや彫りは深く、二重瞼で鼻筋が高く、ブラウンのシャギーにツーブロックという、今風のヘアスタイルにしてある。
そんな私が今、やってみたいのはただ一つ、フェラチオである。
挿入なんかよりも、フェラチオでビンビンに勃った肉棒を口内で勢いよく射精する事に至福の刻を感じる。
風俗もソープへは行かず、ラブホでデリへル嬢を呼んでプレイする。
何故ソープには行かないのか?
答えは単純明快で、ギンギンに
そそり勃つ肉棒にゴムを装着して挿入してピストン運動で射精する。
私にはそれが快楽とは思えない。
むしろ本番禁止のデリへル嬢相手に最後はフェラチオで陰嚢が空になるまで口内射精でフィニッシュしたい。
だが、今まで100%の射精を経験したことが無い。
フェラチオしてもらってる最中も、ちょっとツボがずれた攻めをしてもらっても、くすぐったいだけで、快感は得られない。
その時はこの前観たフェラチオシーンを集めたオムニバスのDVDのワンシーンを目を閉じ、思い浮かべながら気分を高め、射精する。
そう、私はいまだに相手の女性の事のみを思い、射精した事が無いのだ。
今度こそは、と思いつつ、風俗のHPを眺めながら、どの女にしようか等と考えている日々だ。
しかし、現実はそうそう上手くいくものではない。
HPに載ってる写真とは別人で、プレイも手抜き。
フェラでフィニッシュしたい、と言えば、「口の中が気持ち悪くなるからイヤだ」と言われる事も多い。
それならまだしも、フェラさえしないデリへル嬢もいる。
フェラチオをしないデリへル嬢など一円の価値もない。
私は強気にデリへル嬢にそういう事は言えない。
気が弱いワケではない。
ただ、こんなドロッとした体液を口の中で受け止めるんだから、イヤだと言われても、無理してまでフェラチオをしてほしくない。
フェラ好きならばピンサロがあるじゃないか、という方もいるだろう。
だが、ピンサロは周囲が丸見えで、室内にはけたたましい音楽が流れ、僅か30分前後という短い時間の中で口内射精だなんて、快感ではなく、早くイかなきゃ、とやっつけ仕事のようで、せわしない。
私は常にどうすれば100%の口内射精が出きるのか、そんな事ばかり考えている。
会社では堅物の部類であろう私が、頭の中ではいつもこんな不埒な事ばかりを考えている。
今、私が狙っている女性の一人に、行き付けの小料理屋の女将で、池上志乃を若くした彩乃という女性がいる。
和風な顔立ちに似合う着物姿。
その和服からでも身体のラインがはっきりと分かる豊満な肢体。
少し大きめ口に、厚みのある唇。
きっとフェラチオが上手なんだろうな、と勝手な妄想を抱いてしまう。
豊満な肉体の女性には、淫靡な香りが漂う。
彩乃もそんな妖しげな色気を醸し出している。
推定Fcupの巨乳でやや小柄。
和服の襟から手を滑りこませ、ノーブラの乳房を愛撫する。
そして跪かせ、ベルトを外し、チャックを下ろす。
そそり勃つ肉棒をあの唇で咥えてもらうだけで心地よい射精感に浸ると同時に、今自分は世界で一番幸せな男なんだ、と余韻に浸る。
彩乃以外にも狙っている女性がいる。
それは出会い系サイトで知り合った玲子という女だ。
年齢は30代半ばのバツイチ子供無し。
黒のロングヘアーにクリクリっとした大きな瞳。
しかしそれ以上に目立つのが胸の大きさだ。
本人はGcupというが、生理前にはHcupに膨らむらしい。
巨乳にありがちな、ポチャポチャ感は否めないが、決して太っては見えない、むしろ豊満すぎる肢体だ。
彼女とは食事に行ったり、飲みに行くだけの関係だが、いずれはこの私の肉棒を咥えてもらう関係になりたい。
ふだんはOLをして、パツパツで弾けそうなブラウスを着て、周囲の男たちの視線を浴びながら事務をこなしているのだろう。
そしてもう一人は私が勤務している事務員の早妃だ。
年齢は28才独身。
彼女は彩乃や玲子と違い、豊満な肉体ではなく、フィットネスクラブに通い、女性の健康美を競うフィットネスビキニコンテストに出場する程の美貌と肉体美を兼ね備えている。
ボディービルのようにポーズを決めたり、ウォーキングをしたりして身体の美しさを競い、単に筋肉質なのがいいというわけではなく、ほどよく筋肉も付き、引き締まったバランスのとれた身体が評価されるらしい。
茶髪のロングに目鼻立ちがくっきりして、やや大きめな口に真っ白で綺麗な歯並び。
170近い身長でスタイルはこの三人の中で一番良い。
バストサイズは推定でDcupぐらいだろう。
ちなみに私はフェラチオフェチだが、巨乳フェチでもある。
私はこの三人を侍らせ、全身をくまなくリップサービスしてもらい、そそり勃つ肉棒を三人が代わる代わる舐め、そして咥えてもらう事を妄想するだけで、勤務中でも勃起する程だ。
ちなみに世界で初めてフェラチオをした女性は古代エジプト最後の女王クレオパトラ7世であるという俗説がある。
帝政ローマの著述家プルタコスによれば、クレオパトラは「情熱的で、しばしば売春をおこなった。多くの男が彼女と一夜を過ごすためには、命をも惜しまないほどだ」と記しています。あるときには、100人の護衛を相手にフェラチオをしたという逸話もあるらしい。
まぁ、このテの話にはいくつかの諸説や尾ひれが付き物だが、フェラチオを初めて行ったクレオパトラには改めて絶賛したい程、素晴らしい性技を試みた人物として私は評価したい。
閑話休題
私はこの三人のうち、誰が最初にフェラチオをしてくれるか色々と考えた。
その時のシチュエーションや、雰囲気、何よりも私に好意を抱いているかどうか等々…
この中で限りなくその場面に相応しい人物は玲子ではないだろうか。
出会い系サイトで知り合い、何度も会って食事をした間柄だ。
話も色々と聞き出す事が出来、玲子は今特定の男がいないという事が分かった。
私が食事に誘えば、決してNOとは言わない。
自惚れかもしれないが、私に好意を抱いているのではないだろうか。
私は玲子に今度の週末会わないか?とLINEを送った。
するとすぐに既読が表示され、OKというスタンプがすぐに返ってきた。
今度こそは食事だけではなく、私のそそり勃つ肉棒も食べて欲しい。
上下の口に肉棒を突っ込み、最後は玲子の口元に肉棒を近づけ、タイミング良く咥えて射精する。
ドクドクっと溜まりに溜まったザーメンを口内に注ぎ込む。
考えただけで勃起してしまう。
あのGcupのバストを揉みながらフェラチオをしてもらう。
私は巨乳好きだが、パイズリだけはどうも好きになれない。
何度か風俗でそういう機会があったが、確かに気持ちいい。
でも射精するまでの快感は得られなかった。
艶っぽいランジェリーに身を包み、豊満な肉体がより淫靡な香りを放つ。
玲子は現在実家に戻り、悠々自適な生活を送っている。
生活感溢れる地味な下着ではなく、Gcupをより強調したランジェリーを着用しているはずだ。
私は「じゃ、また前日になったら連絡するよ」と返信して作業を続けた。
それから週末までは、玲子の事で頭がいっぱいだった。
どんなファッションで来るのだろうか、どんなランジェリーを身につけているのか?
今まではわりとラフなスタイルで、デニムに白シャツ、アウターにジャケットというファッションだったが、週末も同じような格好でくるのだろうか?
そして週末になり、待ち合わせ場所には既に玲子が到着していた。
短めの黒のトップスに、ロング丈のブラウンのカーディガン、ひざ下のふんわりスカートを合わせて、太くて存在感のあるサッシュベルトを巻くというスタイルの為、自慢のバストがより強調されていた。足元は少しヒールの高いパンプスという、玲子なりにお洒落をしてきたみたいだ。
私も出来るだけラフなスタイルは避けようとし、品の良いテーラードジャケットとインナーに白シャツ、ボトムスにスラっとしたスキニーパンツのコーデという格好をした。
「どうしたの今日は?随分と気合いの入った服装で。もしかして勝負服?」
私は冗談半分で玲子に言ってみた。
「…ふふっ、さぁ?どうかなぁ~?それより今日は何処へ行くの?」
勿論ラブホだよ!とは直球で言えない。
近くの洋風居酒屋に入って、ビールで乾杯した。
モダンな店内で、居酒屋というよりは、フレンチやイタリアンのレストランのように壁には様々な絵が飾ってあった。
テーブルには、ビールから赤ワインに変え、アクアパッツァ、カプレーゼ、アボカド入りの珍しい野菜がはいってあるお洒落なサラダ等が所狭しと置いてある。
玲子は酒好きだが、強くはない。
アルコールが入るにつれ、私にボディタッチをしてくる。
「もう、やだぁ、孝輔さんたら!」
ケラケラ笑いながら、私にしなだれかかってきた。
「そんなにもたれかかるとその大きいオッパイ触っちゃうぞ」
冗談で言ってみた。
「いいよ~、だって最初からそのつもりだったでしょ?」
…玲子に見透かされていた。
私は周囲をキョロキョロしながら、誰もみていないのを見計らい、玲子の唇を奪った。
軽く唇に触れる程度のキスだったが、私の心臓はバクバクと速くなり、全身に響き渡る程だ。
「いきなりキスするなんてビックリしたぁ」
耳元で玲子が囁くように言った。
私は玲子のバストに軽く触れた。
ずっしりと重量感のある、柔らかい胸に私の肉棒は一気に屹立した。
「…じゃあ、行こうか…」
その言葉に玲子はコクンと頷いた。
私は赤ワインを一気に飲み干し、テーブルに置いてある料理を残したまま会計を済ませ、店を出た。
店を出た我々が向かう先は勿論ラブホだ。
居酒屋を出て、2,3分歩いた線路沿いにホテル街が建ち並び、私は洋館のような外観のラブホの前で玲子の手を取り、中に入った。
フロントではパネルを見ながらどの部屋にしようか迷っていた。
「…私どこでもいいよ。孝輔さんに任せるから…」
うつむき加減に玲子がボソッと呟いた。
迷う事なく、302号室の洋間造りの部屋のパネルボタンを押した。
フロントで前金を払い、キーを受け取り、エレベーターに乗り込んだ途端、抑えきれない欲情に身を任せるまま、玲子の胸を揉みし抱き、熱い口づけを交わした。
「本当はもっと早くからこういう風になりたかったんだよ」
と言いながら、玲子の右手を掴み、自身の勃起した股間に押し当てた。
「…うゎ、もうこんなに」
玲子は私のあまりの肉棒の硬さに驚いていた。
三階で扉が開き、壁に記されてる矢印の方へ行くと、302号室のドアのランプが点滅していた。
ガチャっとドアを開け、玲子を先に部屋に入れた。
フローリングの床で、柔らかいソファーにガラス製のテーブル。
そしてキングサイズのベッドにはカーテンが添えつけられていた。
私はとりあえずソファーに座り、ホテルの名前が記されているライターを使い、セブンスターに火をつけ、煙を吐き出した。
ゆらゆらと煙が舞い、この非現実的な空間に興奮を押さえる為、まずは一服した。
玲子も隣に座り、メンソールのタバコに火をつけ、フゥーとまるで蜘蛛が糸を吐き出すかのように細い煙が宙に舞い上がった。
私も玲子も喫煙者だ。
最近ではどこもかしこも禁煙で、喫煙者には肩身が狭い。
私は玲子を抱き寄せ、再び舌を絡め合わせディープキスをした。
長くじっくりと唇を重ね、貪り合った。
そしてまたGcupのバストを揉み、シャワーを浴びてないまま、玲子の服を一枚一枚脱がしていった。
すると、スタイリッシュな服装の下には白の胸元がパックリと割れた総レースセクシーテディに、肩紐は首にかけて着用するホルターネックデザインという、セクシーなランジェリーだった。
私は無我夢中で玲子のバストを揉み、大きめな乳輪を口に含み、クロッチの上から指でクリトリスを愛撫した。
しばらくすると、クロッチの部分が湿ってきて、直接秘部に中指を挿入した。
「…あぁ」
と声を押し殺すかのように玲子は身悶えている。
互いに重なるようにベッドに倒れ込み、テディのクロッチをずらしてクンニを長い時間かけ、丹念に舐めた。
舌の裏でクリトリスを刺激し、時折吸ったり指を挿入する。
それもこれもフェラチオをしてもらう為の伏線だ。
玲子は豊満な肉体をビクンビクンとさせ、絶頂に達している。
「次は私が…」
そう言うと、玲子は私の服を脱がし、ボクサータイプのパンツ一枚になった。
いとおしそうに股間を撫で回し、パンツを下ろされた。
天井を指すような見事な勃起で、玲子は亀頭を口に含んだ。
私は亀頭を攻められると、快感よりも、くすぐったくなる。
だが、一生懸命フェラチオしてくれている玲子に申し訳なく、
「あぁ、いい…」
「あ、そこ気持ちいい」
「あぁ~、すごく幸せな気分だ」
等と玲子のフェラチオを誉めちぎった。
玲子もフェラチオに没頭し、徐々に激しく首を上下に動かしてくる。
そして根元をシゴかれ、亀頭を咥えられ、快感の波が押し寄せてきた。
イキそうだ…
「…このまま口の中に出してもいい?凄く気持ちいいから」
私は玲子に口内射精出来るかどうか尋ねてみた。
玲子は咥えながら、「…うん」
と答えた。
さぁ、至福の時がやってくる。
少し時間がかかったが、快感の波が押し寄せ、「…あ、イク」と言い、玲子は頷き口内に射精した。
正直それほど気持ちのいいフェラチオではなかった。
だが、生暖かい玲子の口内に大量のザーメンを吐き出し、実にいい気分だ。
玲子は全て口で受け止め、私はティッシュを玲子に渡した。
ティッシュには大量のザーメンを吐き出し、「ちょっとゴメン」と言い、洗面所でうがいをした。
「…びっくりした。あんなにいっぱい出すんだもん」
玲子は少し驚いた様子だった。
私は玲子を抱き寄せ、再び大きい乳房を吸いながら、「気持ちよかったよ、あぁ、何かオレ今スゲー幸せ」と言って胸に顔を埋め、玲子に甘えた。
玲子は私の頭を撫でながら、満更でもない様子だった。
口内射精してくれる女性には上手い下手関係無しに、必ず感謝の気持ちを伝える。
それがエチケットであり、私のポリシーだ。
これで一人口内射精出来る女性が増えた。
次は小料理屋の彩乃か、それとも事務員の早妃か。
彩乃は40代後半、早妃は28才。
どちらが多く接する機会があるかと言えば、早妃の方になる。
私は仕事の立場上、事務員と話す機会が多い。
早妃は真面目で、見た目は日に焼けたサーファーのような女だが、ビキニフィットネスの大会にも出場する程の肉体美で、日サロに通い、肌を褐色にしている。
腹筋もバキバキに割れていて、ボディビルダー程ではないが、筋肉の付き具合もそれに近い。
ビキニフィットネスの大会はゴツい筋肉を競うものではなく、鍛え上げられた肉体をビキニに身を纏い、モデルのようなウォーキングやポーズをして、美しさを表現する大会だ。
私はあまり詳しくないのだが、同僚にその方面に詳しいのがいる為か、よく聞かされていた。
私は当初、筋肉の塊の上に制服を着ているゴツい女という目でしか見てなかったが、頻繁に事務室に行くと、挨拶程度しか交わさなかった早妃だが、いつの間にか親しく話すような関係になり、大会が近づくと、食事制限もあって、いつも腹ペコな状態だった。
私はこの時点で早妃とはフランクな話をする関係にまでなり、からかうつもりで、
「男の精子はたんぱく質が豊富らしいよ」等と下ネタを話し、
「やだ、佐倉さんたら、イヤらしい!」と笑顔で返してくれる間柄にまでなった。
私は早妃が玲子と一緒で、淫靡な香りがする女性だと判断した。
上手く言葉では言い表せないが、雰囲気的にフェロモンが漂い、筋肉バキバキの身体つきだが、性欲はかなり強そうに感じる。
まぁ、私の言う事はほとんどアテにならないのだが。
早妃とは会社でそんな話をしている一方で、玲子とは定期的に会い、ラブホで私の肉棒を咥える。
「孝輔さんて、何でいつもお口に出したがるの?今度からピル飲むから中に出してもいいわよ」
中出し?冗談じゃない!私は常に口内射精主義だ。
「いいよ、そんな事しなくても。それとも口内射精は苦手?」
私は相手の嫌がる事を無理強いしない。
嫌な事を我慢してやってもらっても、嬉しくないからだ。
その代わり私も嫌な事はしたくない。
「ううん、最初はビックリしたけど、今はもう慣れちゃった。孝輔さんのは無味無臭だし、嫌な気はしないから大丈夫」
私は玲子が愛おしくなり、ベッドで両足を広げ、長い時間クンニをした。
自分だけ良い気持ちになって、相手を良い気持ちにさせないなんてオナニーと一緒だ。
私は玲子の性感帯である、脇腹から背中を手で愛撫し、クリトリスを丹念に舐めた。
「あっ、あぁっ、いい、そこ!」
粘り気のあった愛液が徐々に水っぽく変わっていく。
「ああっ!ダメ、いくっ!」
ビクンと豊満な肉体が反応し、顔に潮がかかった。
「あっ、ごめんなさい…」
玲子は恥ずかしそうにして謝った。
「ははっ、これが顔射ってヤツかな」というと、玲子は笑った。
「でもゴメンなさい。今顔拭いてあげるからちょっと待って」
玲子は身体を起こし、自身の舌で私の顔を舐めた。
自分が吹いた潮を辞めるって、抵抗はないのだろうか?
潮というが、要はオシッコだ。
その自分のオシッコを舐めるなんて私には出来ない。
この行為に私は玲子の一生懸命さを感じ、益々好きに、いやその豊満な肉体に溺れていった。
だがその一方で、早妃ともこういう関係になりたいという、邪な心が芽生えてきた。
そんなある日、社内食堂にて早妃と同じテーブルで昼食を食べる事になった。
たまたま空いているテーブルが一緒だっただけだが、早妃はコンテストに向け、食事制限をしている。
食堂のメニューではなく、お手製のサラダと鶏のささみという、質素な食事だ。
「早妃ちゃんそんなんで足りるの?大会が近いとはいえ、昼ぐらいはもう少し食べた方がいいんじゃない?」
私は早妃の体調を気遣ってそう言ったが、早妃の大会へ向けての意志は並みならなぬものだった。
「いえ、いつも大会前はこういうメニューだから慣れてます。ただ…」
「ただ?何?」
早妃は声を潜めて周りに聞こえないよう、私には話した。
「佐倉さん、ホントに男性の精液ってたんぱく質豊富なんですか?」
「…ぶほっ!」
思わぬ一言に私は飲みかけの味噌汁を吹き出しそうになった。
だが早妃は真面目な顔で問いかけた。
「…い、いや~、よくそういう話を聞くけどね。まぁ、アレはたんぱく質の塊みたいなもんだし…」
よく、精液を飲むと、肌の艶やアンチエイジングになる、なんて聞いたことがあるが、にわかに信じがたい。
早妃は私の目を見据えて更に真面目な顔になり、眉間にシワを寄せてこう切り出した。
「佐倉さんが嫌なら仕方ないんですが…それ一度試させてもらえませんか?」
これを青天の霹靂というべきか、願いが叶ったというべきか分からないが、私にとっては渡りに船だった。
早妃のような健康的で若く、バキバキの筋肉の女性を相手に口内射精ができるなんて願ったり叶ったりだ。
「嫌ではないけど…本気で言ってるの?」
「マジです。私、何としても今回の大会には入賞したいんです。
ですから佐倉さんにこうやってお願いしてるんです」
目がマジだ…
「いや、でもそれならオレのような40近いおじさんよりも若いヤツの方がいいんじゃない?」
いざ願いが叶いそうになると、及び腰になるのが私の悪いところだ。
「他に頼める人なんていませんよ…皆私の事、筋肉フェチだと思って、誰も近寄らないんですから。こうやって気さくに話しかけてくれるのは佐倉さんぐらいなんです」
ボディビルをやってるゴツい女という色眼鏡で見られてるせいか、言い寄ってくる男はいないみたいだ。
「んじゃぁ、ならばそれに協力するけど…ホントにオレなんかでいいの?」
私は念を押すために再度早妃に聞いた。
「…はい、よろしくお願いします」
うつむきながら早妃はそう答えた。
よし!玲子には申し訳ないが、口内射精が出来る相手が増えた。
一体どんなフェラチオをしてくれるのか、考えただけで勃起してしまった。
「で、いつがいいの?」
「出来ればすぐにでも…今夜なんてどうですか?」
早妃の決めたら即実行という考えに気圧されながらも、私はうんと返事をしてしまった。
この日の午後は時間が経つのがいつもより遅く感じた。
早く仕事を切り上げ、すぐにでも早妃と会い、早妃の口の中に大量のザーメンを吐き出してやろうという事で頭がいっぱいだった。
そして仕事が終わり、早妃の提案で、会社の目もあるという事で、五つ先の駅前の改札口に待ち合わせようという事になった。
既に早妃は到着しており、茶髪のセミロングヘアーをなびかせ、
明るめのブルーのピンストのタイトスカートにスポーティーな着こなしに、スタイリッシュなジャケットスタイルに、スポーティなパーカを組み合わせて抜け感を作っていた。
肩幅はパッドを入れてないのに、広いのは鍛えているせいか。
玲子はグラマラスな肉体に対し、早妃はややスレンダーながら、メリハリのある肉体だ。
「いや、遅くなってゴメンゴメン。とりあえずどっかの店に入って一杯飲んでから…」
すると早妃は私の言葉を遮るように言った。
「あの、もうすぐ大会があるんで食事制限してるんです。
…ですから、その…すぐにでもお願いしたいんですが…」
私はバカだった。フィットネスコンテストに出る早妃が食事制限しているのをすっかり忘れていた。
「…あ、そうだったね。ゴメンゴメン。…じゃあ、直接行こうか?」
私の言葉に早妃はコクンと頷いた。
この辺りにホテル街はあるのだろうか。
私はこの近辺に疎い。
「この辺りにホテルってあるのかな?」
隣で少し後ろ側を歩いていた早妃に聞いてみた。
「いえ、私もあまりこの辺は詳しくなくて…」
参ったな、それらしき建物が見当たらない。
となると、国道沿いまで足を伸ばすしかない。
私は駅前のロータリーで乗車待ちしているタクシーを拾い、国道沿いまでと案内した。
車内は無言で、互いにホテルがないか外の景色を見ていた。
すると前方にコンビニがあり、その先がレンガ造りのホテルが建っている。
「すいません、あのコンビニで降ろして下さい」
運転手にそう告げ、コンビニ前で降りた。
直接ホテル前に降りれば良かったのだが、何故だかホテル前で降りるのに抵抗があった。
「あの建物がそうだね。早妃ちゃん、もう一度聞くけど、ホントにいいのか?」
私は同じ事を繰り返し早妃に言った。
「…はい。佐倉さんなら信用できますし…」
うつむき加減に早妃は答えた。
そしてホテルの入り口まで歩き、中に入った。
平日の夕方過ぎだというのに部屋はかなり埋まっていた。
403号室の和室部屋と、211号室の洋室部屋しか空いてなかった。
「どこにする?」
「佐倉さんにお任せします」
私は洋室の211号室のタッチパネルを押し、フロントに前金を払い、エレベーターに乗り込んだ。
いつも思うのだが、何故ラブホのエレベーターってこんなにも狭いのだろうか?
二人乗ったら満員状態で、もし何かのトラブルで停止したら酸欠状態になるんじゃないか、等と考えていた。
エレベーターを降り、211号室の中に入ると、何色ものライトがベッドの回りを照らし、いつもながら非現実的な空間を醸し出していた。
バスルームもガラス張りで、部屋から丸見えな状態で、天井は鏡張りになっていた。
早妃は顔を紅潮させ、落ち着かない様子だ。
あまりこういう所へ来た事がないのだろうか。
何となく、その姿を見て、私は後ろめたい気分になった。
「やっぱり止めよう。こういうのは良くないよ、うん」
私は早妃が緊張しまくっているのを見て、止めるべきだと判断した。
「いえ、どうしてもお願いしたいんです!佐倉さんのザーメン下さい!」
そう言うと、その場で服を脱ぎ始めた。
日焼けした筋肉に白のスポーティーブラとショーツ。
エロさはないが、スタイルが抜群な為、健康的で美しい。
「ゴメンなさい、こんな下着で」
「とんでもない。凄くキレイだよ」
私はスポーツブラから乳首が立っているのを見て、早く始めたいんだろうなぁと感じた。
しかし、玲子の時は思わなかったが、早妃のムダのない肉体美を見ると、アラフォー男の悲しさかな、少しお腹回りが出ているのを気にし始め、服を脱ぐのが恥ずかしくなってきた。
これっきりで終わりなのかなぁ、出来ればまだ関係を続けたい。
「早妃ちゃん、これってもしかして、この一回こっきりで終わりってやつ?」
思いきって早妃に聞いてみた。
「…私もよく分からないんです。だってまだ何もしてないし…」
そりゃそうだよな、何もしてないのにこれ一回だけ?って聞く方がバカだ。
私は少しお腹の出た上半身を裸に、早妃を抱き寄せた。
「待って佐倉さん…」
早妃が私の腕の中から離れた。
「やっぱり止めよう。そんなんじゃとてもじゃないが無理だよ」
私は諦めた。
いざとなって早妃に迷いが生じたのだろう、こんな形でセックスをしていいのだろうか?と。
「佐倉さん、早く精液ちょうだい。セックスとかそういうはいいから、早く精液を飲んでみたいの!」
はぁ?何もしてないのに精液なんて出せるワケないだろう!
「あの、何にもしないで精液が出るワケないじゃん?早妃ちゃんそのぐらいの事は分かってるよね?」
私は早妃を諭すように言った。
「知ってるわよ、そのぐらい。
だから早くオチンチン出して!」
素早く跪き、ベルトとチャックを外し、一気にボクサータイプのパンツを下ろされた。
「うゎ~、佐倉さんのタマタマって大きい~、これならいっぱい出せそうね」
タマがデカいのは分かるが、肝心の肉棒はイマイチなのかな、そんな事を勘ぐっていた。
「じゃあ、いっぱい出して下さいね」
嬉しそうに言うと、早妃は貪りつくように肉棒を咥え、激しく首を前後に動かした。
いきなりハードなフェラチオで、私の肉棒は一気に硬くなった。
ジュボジュボと音を立て、よだれを垂らしながら小刻みに肉棒をシゴく。
玲子のネットリとしたフェラチオと違い、肉食系のフェラチオだ。
「オッパイ見せてよ」
夢中で肉棒を食らいついている早妃にせめてオッパイぐらいは触りたいと思い、聞いてみた。
「…ング、もうちょっと待って…ジュボジュボ、ジュルジュル」
片時も肉棒を離したくないのか、色好い返事は返ってこなかった。
だが、それとは正反対に肉棒はギンギンにそそり勃ち、早妃は根元を握り、小刻みにシゴいた。
「…あっ、それいい!」
アラフォー男の私が、一回り近く下の女にいいように攻められている。
その声を聞いて、早妃はラストスパートとばかりに、更に激しくしゃぶり、シゴく手の動きが速くなった。
陰嚢から徐々に精液がせり上がっていくかのような快感に包まれ、発射しそうだ。
「…あぁ、イク!」
早妃の生暖かい口内に、大量のザーメンを流し込んだ。
あまりの量の多さに早妃はむせてしまった。
「…ゲホッ、ちょっと佐倉さん量多過ぎ」
口から垂れそうになるザーメンを一滴もこぼすまいと、手ですくい、舐めた。
早妃はこんなにいっぱいザーメンが出るとは思ってもなかったので、口の中いっぱいのザーメンを少しずつ飲んでいた。
「佐倉さんのたんぱく質豊富なプロテインはちょっと量が多かったかな…またお願いしてもいい?」
断る理由はないが、次からはもう少しこっちも早妃の身体を愛撫したい。
「いいけど、今度はオッパイぐらいは触らせてよ」
「えぇー、オッパイ触るの?フェラだけじゃダメ?」
まるで私は早妃の精液製造機みたいな言い方だ。
「じゃあオレは黙って咥えられて精液を出すだけなの?」
「…うーん、そうじゃないけど~、佐倉さんとはフェラ友でいたいたなぁ」
フェラ友?なんだその関係は?
「フェラ友って…オレはザーメン出すだけの道具みたいな言い方だな」
口内射精は至福の刻だ。
だが、ただフェラチオだけで終わるってもの味気ない。
「そういうつもりじゃないけど…でもまたお願いしてもいい?ダメ?」
哀願するような目で私を見つめた。
そう言われて悪い気はしない。
「そりゃ構わないけど、やっぱりフェラだけの関係ってのはちょっと…」
私も歯切れの悪い返事をした。
「じゃあ分かった!今から全部脱ぐからもう一回お口にちょうだい」
そう言うと、早妃はスポーティーブラとショーツを脱ぎ、全裸になった。
日サロに通ってるせいか、ビキニの跡が白く、褐色の肌と相まってエロチックに感じた。
「また出さなきゃダメなの?今出したばっかりなのに、連チャンは無理だよ!少し休憩欲しいよ」
我ながら何とも情けない声で肉棒の回復を待った。
10代20代ならともかく、私は40手前のおじさんだ。
ちょっとやそっとじゃ中々回復しない。
いつの間にか早妃に主導権を握られてしまっている。
「…じゃあすぐに回復してよね」
「…はい」
情けない…
結局この日は早妃の口内に合計三回射精し、全て飲み干した。
「何だか肌の艶がよくなったような気がする!これで大会に入賞できたら佐倉さんのおかげね」
早妃は嬉しそうに白い歯を見せ、ホテルの前で別れた。
私は無理矢理三回も射精させられたせいか、家に帰った途端、あまりの疲労に風呂に入る気力さえ無く、そのまま深い眠りについた。
ここまで女性に主導権を握られ、無理矢理射精させられたのは初めてだ。
このザーメン効果のおかげか、早妃はコンテストに入賞することが出来た。
「やった、佐倉さんありがと~!またこれからもフェラ友でよろしくね」
そう言って普段は誰も入らない旧社の建物の古びたトイレでまた肉棒を咥えられた…
早妃は激しすぎて体力がもたない。
玲子は申し分のない巨乳で奉仕好きだが、フェラテクはイマイチだ。
となると、次の相手は小料理屋を営む女将の彩乃だ。
私より年上で玲子に比べればやや劣るが、かなり豊満な肉体だ。
射千玉色(ぬばたま)のような黒髪を結い上げ、簪で止め、黒地の疋田絞りの和服の上に割烹着を着て、決して慌てず、ゆったりとした所作。
そして何より母性を感じさせる、おっとりとした口調。
涼しげな一重瞼に切れ長の目。鼻は小さく低め、口も小さめで唇は薄い、正に和風美人という艶やかな女性だ。
あぁ、あの豊満なバストに顔を埋めてあの口に肉棒を咥えさせたい、そして思いのたけにザーメンを吐き出してみたい。
玲子や早妃と知り合うまでは、彩乃が私のオナニーネタだった。
身の丈に似合わない小料理屋で、しかも下戸同然の私がこの店に足繁く通うのは彩乃を間近で見たいが為である。
最初に入ったきっかけは、会社の飲み会の二次会で上司に連れていってもらった。
小さな店内はコの字のようなカウンターで、10人入れば満席になる程の狭さだ。
ろくに酒も飲めない私は、女将お手製の漬物やアジフライ等を食べ、薄めのウーロンハイを飲んでいた。
「あら、こちらのお若い方、初めてですね」
彩乃が最初に声を掛けてくれた。
「あ、はい。飲み会の二次会でいい店があるって言われて…それで上司に連れられてきました。」
彩乃の艶っぽい笑みに私はこの時点で虜になった。
それからというもの、私は一人でこの店に通うようになった。
と言っても、薄めのウーロンハイや小ビンのビール一本で、後はひたすたら女将の作る料理に舌鼓を打っているだけだから、小一時間程で店を出てしまう。
もう少しお酒に強かったら、長居が出来るのだが…
飲むより食べる方が多い。
彩乃とは店に入っても、大した話を交わさない。
他の常連と話してる方が多い。
私はその会話を聞いている彩乃の顔と豊満な肉体をボケーっと眺めているだけだ。
私のような若造など相手にしないだろう、と思っていたし、どうやったら仲良くなれるか、なんて考えた事すらない。
ただカウンターで彩乃の姿を見るだけで満足だった。
そして家に帰り、彩乃を思い浮かべて自慰に耽る。
私は玲子、早妃という二人の女性と肉体関係を持っているが、玲子はセフレ、早妃はフェラ友という奇妙な間柄で、他に女を作ろうが、彼女達が男を作ろうが関係ない。
互いの事には干渉しないという関係だ。
だからこそ、私は彩乃にも肉棒を咥えさせたい。
熟練されたテクで、口内に思いっきりザーメンをぶちまけたい願望にかられた。
それまで彩乃のやっている小料理屋は2,3ヶ月に一回もしくは二回程のペースで通っていたが、より彩乃と親密な関係を持つにはもう少し店に足を運ばないとならない。
私はこの日を境に、週一のペースで店に通った。
店内は相変わらず常連客で賑わい、女将の彩乃が常連客の話し相手をしながら、忙しく厨房内で料理を作っている。
私はそれを見て、常連客に嫉妬した。
馴れ馴れしく彩乃に話しかけるな!
私は心の中で叫んでいた。
だが、彩乃は私に振り向いてはくれない。
そりゃそうだ、数ヶ月に一度ぐらいしかこない私よりも、頻繁に店に来る常連客の方を相手にするのが当たり前だ。
酒が強くない私は、飲みに行くのではなく、夕飯をこの店で済ますという理由で通う事にした。
彩乃の店に通う合間を縫って、玲子と交わり、早妃に肉棒を咥えさせている。
だが、この二人だけじゃ満足が出来ない。
私は高望みし過ぎなのだろうか、彩乃とも関係を持ちたい。
玲子、早妃、そして彩乃という三人に囲まれ、思う存分肉棒に群がって欲しい、そんなハーレムみたいなバカな事を考えていた。
「はい、孝ちゃん。焼き魚定食ね。たまには自炊しなさいよ」
彩乃が焼き魚定食をカウンターに座っている私に出した。
「いやぁ、最近仕事が忙しくて作る気力もないよ~。女将の店は定食もやってくれるから、酒の弱いオレでも気軽に入れるから嬉しいよ、この店は」
私は小瓶のビールと焼き魚定食を注文した。
ビールは定食が出来上がる前に飲み干してしまった。
「ほんと孝ちゃんは顔が真っ赤になるわよね。無理して飲まなくていいのよ、ご飯だけでも来てくれるのが私にとっては嬉しいんだから」
ニコッと笑みを浮かべ、その漂う大人の色気に吸い込まれるかのように、私は通いつめた。
とにかく彩乃の気を引こうと、店に顔を出した。
小瓶のビールと薄めのウーロンハイ、そして日替わり定食。
これが私のルーティンと化した。
彩乃の作る定食は美味い。
こんな美味い物を食べさせてくれるのだから、今度は私の肉棒を食べさせたいぐらいだ。
こんなバカな事を考え、飯をかきこみながら勃起してる客なんて私ぐらいなものだろう。
どうにかして彩乃の気を引こうとするが、話の内容を何にするか?彩乃の趣味は何か?そんな事を頭の中であれこれと考えていた。
そして思い付いたのは、あまり飲まない酒を多く飲んで、酔っぱらってしまおうという考えにたどり着いた。
普段一杯だけで顔が真っ赤になる程、酒に弱い私が、痛飲すれば、何かイヤな事があったんじゃないか、と思い、彩乃は私の事が気がかりになるのでは?と思った。
そして仕事が終わり、いつものように彩乃の店に向かう。
「あら孝ちゃん、いらっしゃい」
いつものように簪で黒髪を結い上げ、仕立ての良い、濃紺の和服に割烹着。
なんともグラマラスな肢体だ。
店内には常連客が二名、いつものように酎ハイを飲んでいた。
「女将、今日は中生で」
私の言葉に彩乃は驚いた。
「えっ、中生?孝ちゃん飲めるの?大丈夫?」
中生一杯ぐらいなら何とかなるだろうと思い、彩乃は言われるがままに中ジョッキにサーバーからビールを注いだ。
「はい、どうぞ。今日は何かあったの?」
こういう店を切り盛りしてるせいか、イヤな事があって酒を浴びる程飲む客の相手をするのは日常茶飯事だ。
「いや、特に…」
言葉に少なげに私は早いペースでグイっとビールを飲んだ。
いつもと違う様子に彩乃は私の方を気にしていた。
いつもならコップ一杯の酒に定食を食べて帰る私だが、この日に限って様子がおかしいと思ったのだろう。
半分程飲み干した後、私は肴に刺身の盛り合わせや、お新香、ネギのぬた等を注文した。
完全な酒飲みのメニューだ。
「孝ちゃん、何かイヤな事あったの?」
常連客に聞こえないよう、気を使って小さい声で私に問い掛けた。
「…いや、別に。ただ飲みたい時もあるよ」
ぶっきらぼうに言うと、残りのビールを全部飲み干した。
私にしてみれば、イッキ飲みと同じで、あっという間にジョッキを空にした。
「女将ウーロンハイ」
私は次にいつものウーロンハイを注文した。
「ちょっと孝ちゃん、ホントに大丈夫なの?」
ホントは大丈夫ではない。
私にしてみれば、中ジョッキ一杯飲み干すだけでも、かなりの量だ。
案の定頭がグヮングヮンとする。
でも今日は何がなんでも彩乃を…
「…ちゃん、ちょっと孝ちゃん起きて」
彩乃に肩を揺すられ、ハッと目が覚めたと同時に、ズキッと頭が痛い。
頭を押さえながら店内を見渡した。私しか客はいない。
「孝ちゃん無理して飲むから…あぁ、お店はもうお客さんこないから暖簾は終ったわよ」
優しく子供に語りかけるように彩乃は私にそう言った。
誰もいない、てことは今この店には私と彩乃だけだ。
「孝ちゃんお水飲む?」
「…え?あぁ、うん」
彩乃は冷蔵庫からペットボトルのミネラルウォーターを取り出し、コップに注いで私の前にそっと置いた。
喉が乾いていた私は一気に水を飲んだ。
彩乃が厨房から出て、カウンターで座っている私の隣に座って何があったのか聞いてきた。
「イヤな事でもあったんでしょうけど、お酒の力を借りちゃダメ。お酒はあくまで程々にしなさい」
諭すように語る口調はまるで母親のようだ。
私は頷きながらも、横目で彩乃の肢体をジーっと見ていた。
「何?どうしたの?」
ここで私が彩乃の豊満な乳房を揉んだらどうなるのか。
悲鳴を上げて逃げ惑うだろうか、それとも…
「いや~、特にイヤな事は無いんだけどね。っていうか女将って巨乳だね?初めて知ったよ」
割烹着を脱ぎ、和服姿になった彩乃の盛り上がった胸元を凝視して思わず口にしてしまった。
「あらやだ!孝ちゃんたらこんなおばさんのオッパイに興味あるの?」
特に嫌がる素振りもない。
フフッと切れ長の目を細め、笑みを浮かべていた。
「女将おばさんじゃないよ。まだまだ若いじゃん。オレ女将みたいな和服の似合う美人がタイプなんだ」
「またまた冗談を…」
「冗談じゃないってば」
そんなやり取りをしていた。
すると彩乃はこちらを向き、一瞬真顔で思わぬ事を言った。
「孝ちゃん私のオッパイ触りたいの?」
まさか…
「…いいの?」
「…ちょっとだけならね」
その言葉を聞いて私は胸元に手を入れ、右の乳房を揉みしだいた。
「…あっ、ノーブラだ」
彩乃はブラジャーをしていなかった。
年齢のせいか、やや垂れていたが、それを補うほどの柔らかさと大きさ、私は夢中で彩乃の乳房を揉んでいた。
「あぁ、もうダメだ!」
私は立ち上がり、自らベルトを外し、チャックを下ろして、屹立していた肉棒を彩乃に見せた。
シーンと静まりかえった店内で男女が淫らな行為をする前触れ、この雰囲気に酔いしれて、更に肉棒は激しく勃起した。
「孝ちゃん…スゴい。こんなに元気だなんて」
彩乃は椅子から離れ、床に跪く形で両手で包み込むように肉棒を握り、亀頭に舌を這わせた。
「あうっ、実は女将とこうなりたかったんだ。だからここ最近は頻繁にこの店に通うようになったんだ…うぅっ、はぁ~、幸せだ」
「孝ちゃん嬉しい…」
彩乃は両手で肉棒をシゴきながら口内で亀頭を舐め回した。
気持ちいい、玲子や早妃と違ってピンポイントでツボを攻めてくる。
「あぁ、イクかも…女将口の中で出してもいい?」
この瞬間が堪らない。
彩乃は頷きながら、強めにシゴき、口を激しく動かした。
「あぁ、出る…うっ!」
ドクドクドクドク、と彩乃の口内に大量のザーメンを吐き出した。
玲子や早妃の時と違い、まだザーメンが出そうなぐらい快感に浸っていた。
出した後も彩乃は咥えたまま、離さない。
一滴残らず絞り出した後、ゆっくりと口を離した。
「…あぁ、ティッシュ、ティッシュどこ?」
急に気恥ずかしくなり、私はティッシュを探した。
「…んぐっ!…飲んじゃった、フフッ」
あれだけ大量に出したザーメンを全部飲んでしまったみたいだ。
「さすがに孝ちゃんのは濃いわね…ご馳走さま、フフッ」
そう言って亀頭にチュッとキスをした。
この日は口内射精だけで終わったが、玲子、早妃に続いて念願の彩乃にも口内にザーメンをぶちまける事が出来、私は有頂天な気持ちだった。
まるでハーレムのようだ。
この調子でいくと、明日は玲子、明後日は早妃、そしてその次の日は彩乃、というローテーションが出来上がる。
幸せだ。
今まで生きてきた中で今が一番幸せな時だ。
それからというもの、一週間のスケジュールは玲子、早妃、彩乃といったローテーションで、ザーメンを口内に吐き出していた。
そんな事が三ヶ月程続いた頃、さすがに私もこの三人を相手にするのはキツくなり、こうなったら一度に三人相手にしてみようと提案してみた。
玲子はセフレ、早妃はフェラ友、彩乃だけは微妙な立場だった。
何度もセックスをして、口内にザーメンを吐き出す行為が当たり前の間柄になり、彩乃は本気で私の事を好きになってしまったらしい。
私としては、玲子と一緒でセフレみたいな感じにしか思ってなかったが、彩乃はそうではなかったらしい。
玲子と早妃はこの提案に賛成したが、彩乃は気乗りではなかった。
私が彩乃以外の女性を相手にするのが面白くないらしい。
だが、何とか頼み込み、彩乃は渋々承諾した。
プレイを行う場所は彩乃の店の小上がりにある狭い座室で、全員全裸になり、私はマグロ状態で代わる代わる肉棒を咥え、両乳首を舐めていた。
初めて顔合わせして、玲子と早妃は意気投合したが、彩乃だけは暗く沈んだ表情を浮かべた。
玲子や早妃にフェラをさせてる時、私が恍惚の表情を浮かべているのを見て、彩乃の目は潤んで今にも泣きそうな顔をしていた。
「彩乃、オレの顔に跨がれよ」
そういうと、彩乃は私の顔に跨がり、クリトリスを押し当てた。
私は玲子と早妃が肉棒と陰嚢をジュボジュボとよだれを垂らしながら舐めている。
あぁ~、これこそがハーレムだ!
私は今、世界で一番幸せな男だ。
そして玲子に私が用意したオナホールを使ってくれ、と頼んだ。
貫通式のオナホールでギンギンに勃った肉棒に被せると亀頭が顔を出して、早妃がオナホールでシゴき、玲子は亀頭を舐めていた。
「早妃ちゃん面白そう、私にもやらせて」
「うん、いいよ」
今度は玲子がオナホールで肉棒をシゴき、早妃が亀頭を舐めていた。
「すご~い、このオナホール!私の時よりもすごく勃ってる!」
玲子が楽しそうにオナホールをリズミカルに上下に動かした。
彩乃は顔面騎乗の体勢で、ハァハァと喘いでいた。
あまりの快感に、くじらの潮吹きの如く、真上に大量のザーメンを噴射した。
「いや、スゴい気持ちいい!これならまだイケる!」
私もこの快感に酔いしれていた。
「ホントに?じゃまた試してみようよ」
早妃がお掃除フェラをして、玲子がまたオナホールを上下に動かした。
どのくらい時が経ったのか、何発発射したのか分からないが、最後に早妃の口内に、水のような薄いザーメンを吐き出した途端、私は物凄い脱力感に襲われ、そのまま深い眠りについた。
「ッボ、ジュボジュボ、ジュルジュル」
肉棒に違和感を感じ、私は目を覚ました。
「あぁ、ちょっとくすぐったい、もうちょっと待てってば!」
手で払いのけようとした時、私の右脇に頭が転がっていた…
「…っ!うわっ!玲子!…なんだこの血まみれは?」
私はガバッと起き上がった。
そこには一心不乱に返り血を浴びながら肉棒を咥え、妖しげな笑みを浮かべている彩乃と、首を切断された玲子と刃物でめった刺しにされ、全身血だらけで息絶えた早妃が倒れていた。
「んふっ、孝ちゃんやっと二人きりになったわね…これでこのオチンチンは私だけのものよ」
萎えて縮こまった肉棒をひたすら咥えている彩乃が狂喜に満ちた笑い声を浮かべ、フェラをしていた…
完
好色尺八艶女