死はいずれやってくる
それは誰にも避けられない
死は必ずやってくる
君の胸にも、僕の胸にも
死は必ずやってくる

孤独な死はなんと言う?
「ほうっといてくれ、俺のことは」
きっと彼はそういうだろう
孤独な死は辛かった
いつも空の青に惹かれていた
孤独な死、青春
全てが終わったかのような静寂に
僕は一人、目をつぶる
そうして見るのはあの多摩川だ
あそこで僕は一人でさびしく
川が流れるのを見ていた

孤独な青春はまだつづく
ずっとずっとい永遠に
君も僕も彼女も他の人達も
きっといつか幸福になるだろう
きっといつか・・・皆、幸福になれる

  • 自由詩
  • 掌編
  • 全年齢対象
更新日
登録日
2017-10-13

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