雨が降る日こそは

ザザザと雨が降る日こそ
風と踊る雨粒に負けないように
濡れたアスファルトの舞台で
心の底から歌いたい

水溜まりに映る自分は
傘も持たずに衣服を濡らして
雨音の調子に合わせて跳び跳ねる
まるで阿呆な道化者

蛙も思わず顔をひきつる
てるてる坊主だけが窓の向こうで
僕を羨み手を叩いてくれる

ザザザと雨が降る日こそ
胸を空想で溢れさせて
虹が掛かるまでの空を歓んで見つめていたい

雨が降る日こそは

雨が降る日こそは

雨の音も雰囲気も好きなのですが、仕事場までの雨通勤だけは、どうしても好きになれないですね笑

  • 韻文詩
  • 掌編
  • 全年齢対象
更新日
登録日
2017-10-02

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