*星空文庫

【Vaya con dios.】平和の日

春野 翠 作

「お疲れ様でした」
 仕事を終えたモラドは、着ていたエプロンをロッカーに雑に突っ込み、仕事場を後にする。服屋とレコードショップが同一の空間にある、この謎な店が、モラドの職場だ。
 中からはモラドと交代で勤務するアスルが、笑顔でこちらに手を振っていた。
 アスルはモラドとよく似た顔立ちをしており、よく「双子?」と聞かれる。だが、2人に血縁関係はない。それから、アスルのほうがひとつ年上で、お姉さんなのだ。
 外に出て、自宅のほうまで歩きだそうとすると、レコードショップの斜め向かいの位置に建つケーキ屋から、何か甘い香りがした。チョコレートだろうか。
 普段から甘い香りこそするが、こんなにもチョコレートの香りがすることなんかないのに、と少し不思議に思って、石畳の道を歩いてケーキ屋に近付くと、店先に出された看板に手書きの文字で「チョコレートフェア開催中!」と書かれていた。
 なるほど、そういうことだったか。ウインドウ越しに店内の様子を見てみると、たくさんの人がケーキを買いに訪れているようだった。どうやら期間限定の商品もあるらしい。モラド自身は甘いものが好きではないが、同居人がチョコレートを好んでいたことを思い出した。ひとつ買って帰ってもいいかもしれない、とケーキ屋に足を踏み入れようとしたとき、背後からモラドに声がかかった。
「あ、あの! モラドくん!」
「はい?」
 突然の声かけに少々驚きつつも、ドアノブを握っていた手を離し後ろを振り返ると、そこにいたのはまったく見覚えのない少女だった。
 モラドと同い年くらいだろうか。サイドでひとつに束ねられた金のくせっ毛はキシキシに傷んでおり、褐色の肌にはそばかすが浮かんでいる。一重で目が小さく、お世辞にも可愛いとは言えないその少女は恥ずかしそうに頬を赤く染めていた。
「あっち、行こうか……」
 よく理解できないまま、それでも、ケーキ屋の出入り口を塞ぐようなことはしてはいけないと判断したモラドは、頭に「?」を浮かべながら、ケーキ屋から少し東に歩いた場所にある公園を指差した。見知らぬ少女も「あっ、はい」と小さく返事をして、歩き出すモラドの後ろをついて歩いた。
 公園と言っても子供が走り回れるようなそんな広さはなくて、常緑樹が1本と、2人がけのベンチがひとつ置いてあるだけだ。
 公園の芝生に足を踏み入れた2人だったが、ベンチに座ってゆっくり話すような雰囲気でもなくて、常緑樹の下で立って向かい合う。
「えっと……それで?」
 なかなか話し出さない彼女に、モラドが尋ねる。少女は「あっ、えと……」と焦りながらも、手に持っていたものをモラドに差し出した。
 差し出されたものは赤の包装紙と金のリボンでラッピングされた小さな箱だった。中に何が入っているのか、全く想像がつかない。
「これ、チョコレートケーキ、なんですけど……。私、何度かモラドくんのお店行ってて、それで、モラドくんいいなって思ってて……。ケーキ、手作りなので……良かったら、食べてください……」
 元々赤く染まっていた頬をさらに赤くさせた彼女は、俯き加減で視線を泳がせながら言った。時々「えっと」とか「その…」とか、言葉を詰まらせながらも、言いたいことは言えたようだ。
 包みを持った腕をピンと伸ばしたまま、自分よりも数センチ背が高いだけのモラドをちらりと見上げる。モラドは眉間にしわを寄せて、何か考えているようだった。
 え、なに? チョコレートケーキ? 手作り? なんで? 怖い。ていうか店来てたとか言われても覚えてないし。なんで知らない人間に手作りなんて渡すんだ? いいなって思ってて……ってなんだ? 告白されてるの? 僕が? なんで? モラドは混乱していた。
「あ……えっと、今日、平和の日……だから……」
 考えるモラドに少女が一言声をかける。その言葉にモラドは「あぁ、なるほど」と納得する。
 平和の日。ロシーオやその周辺の街では、今日、12月8日をそう呼んでいた。大昔、各地で大災害が起きたとき、女神の機嫌を損ねたせいだと考えた人々が女神へ甘味を捧げたところ、災害がぴたりと止み、平穏な日常が戻ったのだと言う。それ以降、人々は毎年この日に教会へ甘味を持って赴き、1年の平和を願うのだと言う。
 それが、甘味を捧げると願いが叶う日だと伝えられ、更には好きな異性に甘味を渡せば結ばれる日だと言われるようになってしまっていた。なにをどう解釈すればそうなるのかはモラドにはよく分からなかったが、どうやら随分昔に売れないチョコレート専門店の店主が考えついたものらしい。
 この金髪の少女もその間違った平和の日の言い伝えに基づいて、モラドにチョコレートケーキを渡してきたというわけだ。
 平和の日に教会へ平和を願いに行ったことも、気になる異性にチョコレート等の甘味を渡したこともなかったモラドは、この日をすっかり忘れていたのだ。当然、異性から甘味を貰うのも、今回が初めてであった。
「すっかり忘れてたよ。ありがとう」
 そう言い、少女から差し出された包みを少々ぎこちない動作で受け取った。
「あの……お付き合いは……?」
 少女がもじもじしながらこちらを見上げてくる。あぁ、そうか。返事をしなくては。
「ごめんね。お付き合いとか、そういうのはできない」
 迷うことなく発せられたその言葉に、先程まで照れくさそうにはにかんでいた少女の顔が、悲しみに染まる。少女は小さく「そうですか……」と呟くと「ごめんなさい。ありがとうございました」と頭を下げ、その場から走り去った。
「手作り、ねぇ……」
 残されたモラドは自らの右手にある包みを恨めしそうに見ながら呟いた。
 先程はその場の流れというか、雰囲気というか、とにかくそういうものでつい受け取ってしまったが、モラドはこれをどう処理しようか悩んでいた。モラドは手作りのものが苦手であった。美味しさも保証できないし、なにかまずいものが入っている可能性だって否定できない。それが気になる異性に贈るものであるのなら、尚更だ。モラドは少し潔癖なのだ。
 とりあえず帰ろう。ケーキ屋に寄って行くような気分でもなくなったモラドは、そのまま真っ直ぐ家に帰ることにした。公園を出て、少女から貰ったこの箱の中身をどうするか考えながら歩く。
 中身はチョコレートケーキって言ったっけ? それなら、チョコレート好きの同居人にあげるのはどうだろうか? いやいや、衛生的に不安で食べられないものを、同居人に食べさせるなんてそんなことしていいわけがない。じゃあ、いっそ捨ててしまおうか。
 と、考えながら、曲がり角に差し掛かったとき、身体に強い衝撃を受けた。
「わっ」
 そのままバランスを崩して後ろに倒れ込み、モラドは尻餅をつくことになる。右手で持っていたはずの赤い箱は、なにかにぶつかった衝撃で離してしまったようだ。尻餅をつくモラドの前方に転がっていた。
「大丈夫?」
 石畳で強くぶつけたお尻をさすりながら立ち上がろうと顔を上げると、目の前には真っ赤な瞳をした女の顔。
「うわあ!」
 驚いて、後ろに仰け反る。
「ごめん、びっくりさせちゃったね。あ、これ君のでしょ。女の子から貰ったんだよね。大事にしなきゃ駄目だよ」
 女は赤い箱を拾い、モラドに手渡す。特に潰れたりなどはしていなかったが、中身はどうだろうか。もしかしたら形が崩れてしまっているかもしれない。まぁ、どうせ捨ててしまうので関係ないが。
 女はその後、「立てる?」とモラドに手を貸そうとしてきたが、モラドは「大丈夫です」と言い、自力で立ち上がった。今日は何かと不運な日だ、とモラドは思った。
 服についた砂埃を手ではらい、女と対峙する。
 女はモラドが思っていたよりもずっと小柄であった。大きく開かれた赤い瞳は吸い込まれそうなほど透き通っていて、モラドに比べて健康的な白さをした肌はきめ細やかなものだった。細くて指通りの良さそうな綺麗なストレートの銀髪は、太陽の光に照らされてキラキラと輝いており、まるで雪のようにも見えた。
 思わず見とれてしまった。だがそれも一瞬のこと。モラドは思ったのだ。もしかして、この女性とぶつかったのではないか? 自分もバランスを崩して倒れ込んだんだ。自分よりも小柄で儚い印象の彼女も、そうなったのではないか? もしかしたら、どこか怪我をしているかもしれない。
「あの、どこか怪我とかしてないですか」
 らしくない。少しだけ焦ったようにモラドが女に声をかける。
 女は一瞬きょとんとした表情を見せたが、すぐににっこりと悪戯っぽく笑った。その笑顔もまた、綺麗だった。
「私は大丈夫だよ! 君こそ大丈夫? 盛大に尻餅ついてたよね。そのときに右手、擦りむいたんじゃないの?」
 あの一瞬でよく見ていたなぁ、と思った。実際、受け身を取ろうとしたときに、石畳で右手を擦りむいていた。血は滲む程度で大したことなかったが、それなりに痛みはあった。
 女がじっとモラドの右手を見てくるので、思わずさっと右手を身体の後ろに隠し「全然、大丈夫です」と下手な作り笑いを見せる。
「よそ見してた君も悪いけど、私も不注意でぶつかっちゃって怪我までさせちゃったし、さすがに良心が痛むから傷の手当てしに行こう?」
 大丈夫だと言ったのに、この女はモラドの話をあまり聞いていないようだった。隠したモラドの右手を自身の右手でぐっと掴み、傷を確認する。「ほら、怪我してる」と言うと、モラドの腕を掴んだままくるりと反対側を向き、歩き出した。
「え、え!? ちょっと、なに、大丈夫ですってば! ていうか力強っ!?」
 戸惑うモラドのことなんかお構い無しに女は進む。振りほどこうにも女の力が強くて振りほどけなかった。こんな小柄な身体のどこにこんなパワーを秘めているのだろうか。モラドは「離してください」とか「大丈夫ですから」とか言いながらも、女について歩くしかなかった。
「私、フルタって言うの! 可愛い名前でしょ? 君は?」
 モラドの抗議の声なんかスルーで、フルタと名乗るこの女は突然自己紹介を始めた。
「えっ? えっ? あ、えと、モラドですけど」
 フルタの勢いに流され、つい名乗ってしまった。名乗らなければ良かったと思ったが時すでに遅し。フルタは「へー! 覚えた! 可愛いね!」などと言っている。
 綺麗な見た目に騙されていたが、どうやらこのフルタ、相当おかしな人間のようだ。
 フルタに引っ張られるまま、大通りを抜ける。曲がり角を左に曲がると、大きな時計が目印の時計店が目に入った。フルタは真っ直ぐその時計店に向かって歩いた。
 この時計店はどうやら住宅と一緒になっているらしく、フルタはOPENと書かれた西側の客用の扉ではなく、建物の南側に設置された住人用の扉に手をかけた。そして扉を開けて一言。
「ノエ! 可愛い子連れてきた!」
 突然何を言い出すんだこの女は。家の奥からばたばたと足音がして、ノエと思われる人物が慌てて玄関に顔を出す。良く言えば優しそうな、悪く言えば頼りなさそうな見た目のその男は、モラドの姿を捉えると、ほっと胸を撫で下ろした。
「もう、びっくりしたよ……。フルタがついに犯罪を犯したのかと……」
「ノエじゃないんだから、そんなことするわけないだろ」
「俺だって誘拐なんかしないよ……」
 そんな会話をしながら、フルタとノエは家の中へと歩き始める。モラドはどうしたらいいか分からずその場で立ち止まったままでいた。するとノエが後ろを振り返りモラドに声をかけた。
「フルタは可愛いって言ってたけど、可愛いと言うより、綺麗な顔した女性だよね」
「あ、僕帰ります」
 自分の顔立ちが女性的であると自覚していただけあって、ノエの発言は相当ショックなものだった。
 考える間もなく発せられた「帰る」の言葉に、フルタが焦って全力で詫びを入れる。「お前も謝れ」と促され、ノエも、悪気はなかったんだとモラドに説明した。
「ノエがゴミクズでごめん。お願いだから帰らないで」
「そんなに罵倒しなくても!」
 なんと言うかノエがかわいそうになって、モラドは帰らずにお邪魔することにした。このまま帰ってしまったらノエはきっとフルタに散々言われるんだろうなと考えてしまったのだ。
 白い壁とダークブラウンのフローリングといったシンプルな造りの廊下を歩き、案内されたのはリビングと思われる場所だった。
 木製のテーブルがひとつと、それを囲むように椅子が4つ並べられていた。壁にはそれぞれデザインの違う時計が4つも5つも飾られていて、さすが時計店と言ったところだろうか。
 モラドはフルタに促されるがまま、4つある椅子のうちのひとつに座った。フルタはそんなモラドの向かい側に腰を落ち着けると、「お茶を用意する」と言ってキッチンに向かったノエに言う。
「モラドくん怪我してるから、手当てしてあげて欲しいんだけど」
「ええ? それでその子連れてきたの? それくらい自分でやってあげなよ」
 ノエはヤカンを火にかけ、戸棚からティーカップを3つ取り出しながら、面倒臭そうに言う。その後、システムキッチンの下部の収納スペースの扉を開けて茶葉を探していた。
「だって救急箱とかどこにあるか分かんないし。私ここの家の子じゃないもん」
 テーブルに顎を乗せ、手足をばたつかせるフルタは、まるで幼い子どものようだった。向かい側で大人しく座るモラドの顔を見上げて、にこりと笑ってみせる。フルタと目が合ったモラドは、気まずそうに目を逸らした。
「……分かったよ。じゃあちょっと俺、救急箱持ってくるね」
 溜め息をつき、仕方ないなぁといった様子でノエはキッチンから離れる。救急箱はどうやら別の部屋に置いてあるようで、リビングにはフルタとモラドの2人だけになった。
「あの、フルタさん、ここの家の人じゃないんですか?」
 先程の2人の会話で気になった点があったため質問してみる。フルタは笑顔で「うん! そうだよ!」と答えた。そしてこう続ける。
「幼馴染みなんだよね、私たち。昔からこうやって出入りしてたから、何も気にしなくていいよ」
 幼馴染みが急に知らない男を連れてやって来て、さらにその男の怪我の手当てをしろと言われているノエが気の毒に感じた。モラドは先程のノエと同じように溜め息をつき、この見た目だけ綺麗な頭のおかしい女を恨めしそうに睨みつける。
 フルタの後ろで、キッチンのヤカンが音を立てた。フルタが立ち上がり、キッチンへ向かう。火を止めて、ヤカンのお湯をティーポットに注ぎ始めた。
「その赤い箱、女の子に貰ったの?」
 モラドに背を向けながら、フルタが問う。モラドは一瞬なんのことを言われているのか分からなかったが、自分の左手付近に置かれた赤い箱を見て、そういえばと先程の出来事を思い出す。
「まぁ……そうですね……」
「へぇ、モラドくんモテるんだね」
 トレーにカップたちを並べて、フルタがこちらに戻ってくる。トレーごとテーブルの上に置いて再び椅子に座ると、フルタはおもむろに赤い箱に手を伸ばした。
「中、何が入ってるの?」
「手作りのチョコレートケーキだって言ってました」
 モラドが答えると「へぇ、手作りかぁ」と言って、手に取った箱を再びテーブルに置く。
 部屋には西陽が差し込んでいて、フルタの銀の髪をオレンジに輝かせていた。
「くれた女の子とはどうなったの?」
「別にどうもなってないですよ。その場でお断りしました」
 答えると、フルタは「かわいそう」と無責任に発言する。その口振りは淡々としており、本当にかわいそうだと思っているのかも定かではない。
「そんなこと言われたって……」
 好みじゃなかったんだから仕方ない。モラドはそう思った。怪我をしていない左手て頬杖をつき、テーブルに置かれた箱をちらりと一瞥する。その後、静かになったフルタを見ると、こちらと赤い箱を交互に見て、そわそわと落ち着かない様子でいた。
「食べますか? これ」
 そわそわしてるから食べたいのかと思って。と続けるとフルタは嬉しそうに笑い始めた。
「安全は保証しませんけど……」
「そのへんは全然大丈夫!」
 その様子に、へぇ、結構食に貪欲なんだな。なんて考える。捨てられることもなくなって、このチョコレートケーキも幸せだろう。
 あの少女に貰ったチョコレートケーキの処理も終わり、やっぱりさっきは諦めたケーキ屋で同居人にチョコレートケーキでも買って帰ろうか、などと考えていたモラドだったが、ふと、フルタの様子がおかしいことに気付く。
 目を伏せて頬を赤く染め、恥ずかしそうにもじもじとしているのだ。……あぁ、これさっきの女の子と同じだ。そうモラドが認識したのと同じタイミングで、フルタが口を開く。
「これ、モラドくんからの愛の告白ってことでいいのかな?」
 嬉しそうにはにかむフルタを見て、モラドはぎょっとする。突然なんてことを言い出すんだこの人は。
「そんなわけないでしょ!」
 ばん、とテーブルを叩いて慌てて立ち上がる。転んだ時に傷付けた右手が痛かったが、今はそんなこと気にしていられなかった。フルタがテーブルの上に身を乗り出して、こちらに近付いてくるのだ。
「照れなくてもいいのに」
「近寄らないでください!」
 この人、薄々おかしな人だとは気付いていたが、ここまでだったとは。フルタから離れ、玄関のほうへと急ぐ。
「勘違いしないでください! そういうつもりで渡したわけではないので! でも、貰ってくれてありがとうございます!」
 そう叫ぶと、モラドは足早にノエの家を後にした。
「なんだあれ。ツンデレかよ」
 残されたフルタは特にモラドを追うこともせず、椅子に座り直す。モラドが置いて行った箱の包みを開けると、中には少し形の崩れたチョコレートケーキが入っていた。きっと、ぶつかって落としたときに崩れてしまったのだろう。そんなチョコレートケーキを手で掴み、ひとくち食べる。味はまぁまぁだった。
「あれ? 彼は?」
 救急箱を持ったノエが戻ってきて、フルタに尋ねる。
「迫ったら逃げた」
 ノエには見向きもせず、ケーキを頬張りながら答えた。
「えぇ……。そうやってからかうのやめてあげなよ……」
 テーブルの上にノエが救急箱を置きながら話した。フルタはその置かれた救急箱を見て、そういえば手当てまだだったなぁ……なんて考える。
「からかってないよ。本気だよ。今日から私、モラドくんのストーカーする」
 悪びれることなく言うフルタに、ノエは慣れた様子で「程々にね」と返すのだ。

『【Vaya con dios.】平和の日』

『【Vaya con dios.】平和の日』 春野 翠 作

  • 小説
  • 短編
  • 全年齢対象
更新日
登録日 2017-09-14
Copyrighted

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