2017年7月16日

2017年7月16日

   



   



   



   



   
日溜り 朽ちた

予告もなしに数行で訪れる

狂うほど残らないのだろうか


枯れ葉 敷き詰め

緑も 芽吹く

わずかな循環を遂げて 消えるひと


現在が

日ごとにお別れを告げた

過去形がひっそり近づいた


冬枯れから望んで 唐突に現れたら

当たり前のように 去った

   



   



   



   



   

2017年7月16日

お別れの詩。

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先端KANQ38ツイッター https://twitter.com/kanq38

2017年7月16日

  • 自由詩
  • 掌編
  • 全年齢対象
更新日
登録日
2017-08-21

Copyrighted
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