残っているのは腕だけ

ものは雨。世界はキラリとひかる目を潰す。この世は残酷

意味がない者は消えろ

雨降りざあざあ。しかしそこにはアサガオが。そこに近寄ると女は溶けてゆく、60として70に溶かされる。半分を貰えればいいのに。下を見るとそこには大きな穴があった。入りたくない。あがりたい、必死で上がった。しかしそれは意味がない。登れるのは70のみあとはおおきな穴へと堕ちてゆく。彼はもがいた。彼女ももがいた。危機が迫った。暮れた、夕日が。そのころには戦いが終わり血まみれの兵士がいた。そう、この世は残酷。何があろうと負ける。洗脳社会は始まっている。

残っているのは腕だけ

残っているのは腕だけ

何があろうがただの太枠内に入りきる。

  • 小説
  • 掌編
  • 全年齢対象
更新日
登録日
2017-06-27

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