蝉時雨の夏休み

白石 あめ 作

蝉が 蝉が

鳴いている

いや 正しくは

泣いている

ひと夏の夢は一週間で終わってしまうなんて

たった七日間だけだなんて

あまりにも寂しすぎるでしょう

蝉の泣き声は 

僕の 夏休みを

そっと濡らした


誰にも気づかれないように


生まれて 消えてゆく


蝉時雨の夏休み

蝉時雨の夏休み

蝉時雨の夏休み

  • 自由詩
  • 掌編
  • ファンタジー
  • 青春
  • 全年齢対象
更新日
登録日 2017-06-26

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