冬の空

冬の空は冷たく
透き通るような
悲しいブルーだ
コバルトブルーのあの空は
いつも僕を見守っている
それはまるで水晶のようで
いつも僕を慰めてくれる
夏の空はあんなに明るいのに、
冬の空はなぜあんなに
悲しい色をしているだろう?
僕は毎日、へやの窓から
哀しい冬の空を見る
そうして自分に
今は耐えなければいけないと言い聞かす
冬は耐えるにはいい季節だ
毎朝白い息を吐きながら
僕は家の周りを散歩する
たった一人で、ひとりぼっちで
この冬の冷たさが
僕には 心地よい
夏になれば
もっと平和な心で
毎日を楽しく過ごせると
僕は心のそこから想っている

冬の空

冬の空

  • 自由詩
  • 掌編
  • 全年齢対象
更新日
登録日
2017-06-25

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