ここが生きているヘヴン

ここが生きているヘヴン

   



   



   



   



   



   



   



風のない街かもしれない


気持ちだけ 風になればいい 陽射し 朝


砂粒の希望を拾った


何年も 何年も


ずっと生きてきた


一人のように 吹いて落ちていた


やがて


二人でいる雫 あふれる


おまえを拾えたから さずかった日常


海が約束にみえた


大事なものはなんども忘れる


大事が美しい大切になって


なんどでも戻ってくるだろう


待ち焦がれる日が 定めになる


奇跡の日々 恩寵の日々 


静けさ


バラ色に陳腐な幸せでなくてもいい


幸せが ゆっくり、ゆっくり 白詰草のように続くなら




ここが生きているヘヴン


生きる意味に


題名はいらない


今日が届いたなら


いつも明日の訪れ






「今日は少しだけどいいことがありました。だから今日は本当にとても幸せな日でした。夜空もかならずきっと元気です。わたしの星座があなたに降りてくると思います」


   



   



   



   



   



   



   

ここが生きているヘヴン

ハートフルな詩だと感じてくれたらうれしい。

作者ツイッター https://twitter.com/2_vich
先端KANQ38ツイッター https://twitter.com/kanq38

ここが生きているヘヴン

  • 自由詩
  • 掌編
  • 全年齢対象
更新日
登録日
2017-06-20

Copyrighted
著作権法内での利用のみを許可します。

Copyrighted