黎明を飲み込んだ

光が咽を滑る

胃の腑が輝いている

甘い愛を知るには

心が充ち過ぎている

陽光が消化され 血に巡る

あたたかさ

力が溢れ 命が漲り

苦い恋をするには

愛が充ち過ぎている

朝が充ち過ぎている

  • 自由詩
  • 掌編
  • 全年齢対象
更新日
登録日
2017-04-25

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