*星空文庫

屑花

楓羽 作

屑花
  1. 序章
  2. 第1話 青年と屑花 キンモクセイ
  3. 第2話 少女と屑花 枝垂桜
  4. 第3話 少年と屑花 キキョウとリンドウ
  5. 第4話 記念花幣と屑花 ヒヤシンス

序章

 緑豊かな大地、柔らかな光に包まれた石畳や白レンガの街並みは美しく、月夜に照らされれば更に街並みは美しい。それがこの国でありました。
 この国で皆に愛されているものは花でした。至る所に様々な花が咲き誇り、手入れの行き届いた花壇には色とりどりの花が咲き乱れ、さながら宝石箱のように、美しく街並みを明るく彩っておりました。
 美しい花々に誘われ蝶も舞う街には水路も整備され、散った花弁がきらきらした水面に浮き流れながら人々の目を楽しませているのでした。

 この国での貨幣はよその国と違って花が主に扱われていました。通貨とし使えるように、特殊な方法で枯れ色褪せぬように加工された花が使用されておりました。
 買い物には「花幣」を渡して「花弁」をお釣りにもらうのです。おかげで人々の花幣袋はいつも溢れんばかりの花弁でいっぱいでした。
 「花幣」は花であれは何でも良い訳ではありません。花幣局で花幣専用に育てられた花があり、それだけが貨幣としての価値を持っていました。
 花幣は他を抜いて抜群に美しい花たちで、大きさも重さも揃い、とても大切に育てられたものの中から選び抜かれた花でありました。

 花幣として育てられても基準に満たない花たちは屑花として花幣になることはありませんでしたが、その美しさは一級品なので花幣への加工前の花であれば食用だったり、色具の材料だったりへと代わり、加工後に花幣の規定から外れた物は装飾品などの飾りに使われるなど、大切に使用されておりました。


 このお話は、それに纏わる人々の小さな日常のお話です。

第1話 青年と屑花 キンモクセイ

 その青年は高等教育機関を卒業した後に、花幣局へと勤めに入った。どこから見ても人当たりの良さそうな笑みは近居の女学生達に人気の好青年と言った風情で、家柄も悪くはない。
 青年が学生だった頃に父親が亡くなり、大学への進学をあきらめて就職についたのだった。周りからは。もったいない、と囁かれたものの、幼い弟の為にも、青年は安定した暮らしを望んだのだ。
 毎日、他より早めに出勤し先輩方の作業の準備を始める彼を職場の同僚達も好意的に思っていた。
 今日も青年が一番乗りで仕事場に現れる。
 花幣局の仕事には様々な分野があるが、局に入って三年間は必ず同じ部署に配属になる。それが青年が今、配属されている部署である。
 屑花課、その名の通り、花幣になり損ねた屑花を集めて再処理させる課である。
 入局一年目の青年の担当は、銅貨と同じ価値くらいの花々の処理であった。
 この花幣の種類は多く班に分かれて担当の花を処理する。大きさに見合わなかった花は装飾用、花弁が欠けてしまった花は綺麗な花弁だけを集めて商用や顔料用へと分けてゆくのだ。
「今週の、担当の花はキンモクセイか」
 キンモクセイは小さな花である。分類にとても神経を使うやっかいものだという者もいたが青年はキンモクセイが好きだった。
 キンモクセイは房のまま花幣と加工されるが小さな花弁がしょっしゅう散らばるのでやっかいと言えばやっかいではあるが、その小さいオレンジ色の花を無数に咲かせる姿が青年は好きだった。
 キンモクセイは花幣だけでなく、昔から観賞したり、食用の庭木としても育てられていた。特に秋に咲く花びらを三年間白ワインに漬け込んだ「桂花陳酒」というお酒はとても人気があるし、花幣局産のキンモクセイは芳香が比べるまでもなく上品であった。
 青年の父も生前にはよく飲んでいて、おこぼれに預かることもあった。彼にとって味はイマイチではあったが、その香りには心を揺らされていたのをよく覚えている。
 青年はお酒よりも「桂花茶」と呼ばれる花茶が好きで、休憩の際に同僚が何度か入れてくれるそれが大好きであった。
 青年の弟は花びらを砂糖漬けにしたジャムが好きだったし、まるで金魚が踊っているようなきれいなジャムなので、とても人気があるのだ。
 それに自分が携われる純粋な嬉しさが青年にはあった。
 青年は朝礼の後、早速腰に麻袋を付けて作業に取りかかった。
 大振りの花房はお酒用、小さな花は食用、と丁寧に分けてゆく。青年の周りには甘めでしっかりした強い香りが広がり、青年を楽しませた。
「うへぇ、こりゃすごい匂いだ」
「この香りが嫌いですか?」
 向かい側で作業をしていた同僚はキンモクセイの香りが苦手らしく、顔をしかめて青年を見た。
「家に帰っても暫くは抜けないだろこの花は」
「うちは家族がこの香りが好きなもので、喜ばれますよ」
「そりゃいいな。俺も向こうのギンモクセイくらいの花であればすきなんだがなぁ……」
 その会話を聞いていた上司が青年に言った。
「今年はキンモクセイの出来か良くて、酒やジャムにもここ産の品物が回るだろう。豊作だし一房。家族に持って帰るか?」
「良いのですか?」
「ああ、そこの装飾用のを一房やろう、家族も喜ぶだろう」
「ありがとうごいざいます」
 上司は青年に一房のキンモクセイを手渡した。青年の働きぶりを上司が認めているあかしでもあった。
 なにせ屑とは言え、元は花幣用の花である。持ち出して売り捌く事があってはならないのだ。過去に幾度かそんなことをやらかしてクビになった輩も多くない。そんな中で上司に認めて貰えたと、青年は喜びを隠さず、満面の笑みで礼を言い一房を胸に挿して作業へと戻った。
 そんな青年を同僚や上司は暖かな気持ちで見つめていた。屑花課は今日も和やかな空間の中で時が過ぎていったのだった。

第2話 少女と屑花 枝垂桜

 風にひらひらと紅色の花びらが舞う。やわらかなそれは少女の肩や髪にふわりと落ちきた。
 一枚、手でつまんでみれば朝露に濡れたのだろう、少ししっとりとして指先に張り付いた。
「見事」
 頭上を見上げれば枝垂桜が薄紫の夜明けの中で静かに朝を迎えようとしていた。
 かなりの古木であるこの桜は、何時の頃からかこの国の花幣を支える三大古木にまで数えられるほど美しい一本桜だった。
 日中であれば、うららかな陽気に漂う香りも一級品の桜だ。この木を見るためだけに花幣局を見学する催しもある程である。
 少女も以前、家族と共に見学をしたのだが、花の香がほのかに甘い匂いを身体に染みこませるかのように感じた者だった。それはとても心地よいものであった。
 明方の凛、とした空気とは相打っても、今もその桜の香りは感じられる。何処までもやわらかく優しい。
 どこからか紛れ込んだ猫が。目の前で伸びをして近づいてくる。 声を掛けても逃げるわけでもなく、にゃぁん、と小さく鳴きながら少女の足元で毛づくろいをはじめた。
 微笑ましいその光景をぼんやりと眺めていると、日々の忙しさももどこか遠いもののように感じるのだった。
「こちらにおいででしたか」
「……あら、見つかってしまったわね」
 少女は桜の方を見上げたまま、掛けられた声に返事をした。
「こんなに早くここへ忍び込むのは貴方とその猫くらいですよ」
 そう言って声を掛けてきた男性は、ポケットから小さな袋を取り出すと、途端に猫が駆け寄っていった。
「とてもなついているのね」
「この猫とは、もう二年の付き合いになりますからね」
「なら、私とも二年の付き合いになるのね」
 男性は少女の方を見て小さく頷いただけだった。
「今日は桜を見に来たのもあるけれど、大切な話を貴方にしにきたの」
「なんですか?」
 少女の真剣な声色に男性も顔を上げて今度こそ少女の方に向き直った。
「私、結婚が決まったの」
 少女が、なんの感情もないような声で淡々と告げる。
「山向こうの国の王子と正式な婚約が結ばれたのよ。来月には向こうへ渡って……結婚するの。もうここへは来られないかもしれない」
「……おめでとう御座います。姫様」
 男性は深々とお辞儀をしては頭を下げた。
 少女は口をきつく結んだまま男性を見つめては表情を曇らせた。
 判っていたことだと、自分に居言い聞かせるかのような表情はとても苦々しいものでさったが、男性の態度を変えるまでには至らないものだった。
「知っていたのね」
「王妃様から聞き及んでおりました」
 おかあさまったら、と少女はため息交じりに肩を落とす。
 登り始めた朝日が桜の木を照らし徐々に香りが強まっていく空間は静かだった。二人とも何も言わず唯々、見事な枝垂桜をに上げていた。
「……姫様の婚礼用のドレスを仰せ使ったのです。私が」
「そう」
 王妃は男性に娘の好きなこの枝垂桜の花びらを使って婚礼衣装をあつらえる様に申しつけていたのだ。男性は、迷うことなく二つ返事で快諾したのだった。
「私の好きな桜を纏って嫁ぐのね」
「精一杯、誠心誠意を込めて作らせて頂きます」
 少女は悲しそうな瞳を男性に向けた。
 そう、少女は男性を好いていたのだ。
 少女は桜と同じ色の瞳で男性を見上げる。
花びらににまみれた手では花弁を握ると男性は少女から背中を背け向けてしまった。
 男性は、何も見ない。
 少女は、何も知らなかったのだ。恋すらも。男性にここで出会うまでは……
 風に吹かれて朝日が話しかける掛けるように二人に光を照らす。まるで目覚める地平の祈りのような光で優しく。
 二人には言葉もない、微笑さえもない。二人の新たな一日がここから始まった、優しい朝焼けに、空を渡る鳥の群れが翼を羽ばたかせてゆく
「もう、いくわ」
「さようなら、姫様」
少女は祈った。いつかここ 帰る時、そのときもこの古木が咲いていているように。同じ香りで二人を包んでくれることを祈らずには居られなかったのだ。
 少女は、最後にそっと振りむいた。愛しい男性も同じ色の瞳で少女を見つめていたのだった。

第3話 少年と屑花 キキョウとリンドウ

第三話 少年と屑花 キキョウとリンドウ
 花幣局へ続く道筋は商店街になっていた。
 その一角には画材屋の区画があり、様々な道具と共に色とりどりの水彩絵の具や練り絵の具、粉絵の具などの顔料が売られていた。中でも粉絵の具は高級品が多く花幣局の屑花を百パーセント使用した物が一番値の張るものであった。
 粉絵の具は変色しないように加工されてはいたが、屑花をそのまま粉末にした物や調合した物でほぼ天然の色そのままを輝かせていたのだった。
 店番をする少年は、店にあるその粉絵の具が売れなければいいといつも考えていた。
 試験管のような瓶に詰められたそれらは美しく、ずっと眺めていても飽きない。少年はその粉絵の具に魅了されていたのだ。
「お前は飽きもせず、そればかり見ているねぇ」
「だってこんな綺麗な粉絵の具は他にないよ」
 少年は祖母のかけた言葉に弾むような声で返事をした。
「お小遣いが貯まるまで売れないで欲しいなぁ……」
 溜息交じりに少年はほほ杖をついてまた粉絵の具を見つめる。
 少年は絵描を書くわけでも絵描きになりたいわけでもなかった。ただ、その美しい色に心を奪われていたのだった。
「こんにちは、お邪魔するよ」
「あら、いらっしゃいませ!」
 馴染みの客がやってきて祖母と会話を始めると、少年はお茶を出して横に座り静かに話を聞いていた。
 この馴染みの絵描きは売れない頃からうちの店の常連らしく、祖母以外にも両親とも深い交流があった。
「ようやく孫が生まれてねぇ」
「あらあら!おめでたいこと!」
「それで、ひとつ、孫の絵を書こうと思ってね。絵の具を買いに来たわけさ」
 上機嫌の客はニコニコとしながら店内の画材などをゆっくりみて回る。
「ああ、花幣局産の粉絵の具はさすがだね」
 少年はドキリ、と、内心思ったが顔には出さなかった。この馴染みの客が買うのならば仕方ない、と思うのは画材屋としては当然だからだ。
「そういえば、花幣局の屑花課で配合師見習いを募集していたなぁ」
「配合師見習い……?」
「この絵の具の色合いを決めて作っている人たちさ。なかなか試験が難しいらしくてね人が集わないらしい」
 少年はふと、自分で粉絵の具を作れたらいいなぁと、ぼんやりと思っていると馴染みの客が少年に言った。
「君は色に囲まれて育っているから、もしかしたらなれるかもしれないよ調合師に」
「僕が?」
 ああ、と君は微笑んで言う。
「色彩感覚の優れた者を探しているんだそうだ。君にはこのキキョウの紫とリンドウの紫、見分けがつくかい?」
「左のがキキョウで、右のがリンドウですよね?」
「そう!当たりだよ。その気があるなら推薦状を書いてあげるよ。どうかね?」
 降って沸いた話に少年は目を丸くして瞬きを繰り返す。急な話だったが、少年の心に突き刺さる出来事であった。
 
――僕が?調合師に?

 結局、馴染みの客はいつもと同じ顔料を買い求めて帰って行った。
 少年はまた花幣局産の粉絵の具を見つめながら、『こんな素敵な色が自分でも作れるのならどんなに素敵な事だろうか』と思わずにはいられなかった。


「まあ。そんな話があったの?」
「そうなのよ。あの人にそう言われて嬉しくてねぇ」
 使いから戻った母親と祖母がさっきの話をして、祖母は僕の頭を撫でていた。
「……どうしたのそんな顔して」
「僕、ちょっといいなって思っちゃって」
「まぁ」
 でも、店の事がある。少年はこの店を継ぐために勉強だってしている。それを途中で放りなげるみたいなことをしたくはないと思ったのだ。
「そんなことないわ!!」
 母親の影にいたまだ小さな妹が大声で少年に叫んだ。
「おにいちゃん、お店のお手伝いならわたしだってできるもの!やりたいことがあるならやりなさいよ!」
 少年よりも7つも下の妹がそう言った。
「あらあら、何を言うのこの子ったら」
 母親はたしなめるように妹を撫でると、妹はその手を振り払い少年にしがみついた。
「わたし、おにいちゃんなら、りっぱな、ちょうごうし?になれるとおもうの」
「え、どうして?」
「わたしがイタズラして、えのぐのじゅんをかえると、すぐもとにもどしちゃうんだもの!!」
 きらきらした瞳が少年を見上げていた。まっすぐに純粋に。なんの疑いもなく見つめていた。
「僕は、僕は……」
 店にある、あの粉絵の具をちらりとみると、二つ並んだ紫色の瓶が見えた。
 ――僕にも、あんな素敵な色達が作れるのだろうか?
「やってみなさい」
 急に背後からかかった声は父親のものだった。
「迷っているのならば、やってみなさい」
「父さん?」
「お前のお爺さんの夢でもあったんだ。調合師は。しかも国家調合師になれるかもしれないチャンスじゃないか」
 少年ははっとして気がついた。幼い頃に友人と見える色の違いで喧嘩になった事を思い出したのだ。あの時、単なる色味の違いが原因だったと思ったけれどもしそれが自分の持った、与えられたものだったとしたら……
 少年はきゅっ、と前を見据えて言った。
「明日、おじさんの家に推薦状を書いて貰いに行ってくるよ」
 少年の瞳は光彩がきらきら輝いていた。
 平凡な毎日に虹が架かったかのようなそんな心を少年の瞳は映し出していた。

 こうして、また一人、花幣局の屑花課へと集まってゆく。
 少年が、その後どうなるのかは誰も知らない。
 けれども、幸せになると家族の誰もが信じていたのだった。

第4話 記念花幣と屑花 ヒヤシンス

 その甘い香りでとても人気があるのがヒヤシンスである。
 ヒヤシンスは花幣として使われる以上にも香水やお香、芳香剤として人気のある花である。花幣にしてしまうとその香りは失われるのだが人々に愛されている花幣であった
「花幣も香るといいのに、と思いませんか?」
「全部が全部、香ったらそこら中匂いだらけになっちまうだろうが」
 同僚の何気ない発言に男は苦笑いで返事をした。
「いや、そうでもないよ」
「課長?」
 後ろからかかった声は花幣局記念花幣課の課長だった。
「姫君の婚姻記念に発行される記念花幣が決まったよ。ヒヤシンスだ」
「バラ系のじゃないんですか?」
 王族の婚姻で発行される記念花幣ではバラや高価な花が指定されることが多い。今回はなぜか庶民的に広がっているヒヤシンスなのか部下二人は不思議に思った。
 それが顔に出ていたのだろう。課長が笑いながら決定の経緯を話してくれた。
「姫様直々のご指定で満場一致で決定だ。青のヒヤシンス屑花を使用して発行して欲しいそうだ」
「青だけ、しかも屑花でですか!?」
「ああ。それで一つ問題が出た」
「なんでしょう……?」
「姫のご希望で花幣に香りが付けられないか、との事だ」
「ええ?」
「嫁ぎ先でも民の愛する花の香りを感じたい、のだそうだよ」
 花幣に加工するだけならば簡単に済む話だが、香りを残すとなると大変な難題である。なにせ花幣処理する際にする殺菌処理の時点で花の香りは殆ど失われてしまうのだ。無理ではないが難しい。
「……課長、まさか真空花幣製造で作る気じゃ」
「それも良いとは思うけれど、コーティングに難が出てしまうから、新しい方法を一度試してみようかと思う」
 殺菌処理をしない真空花幣製造は香りは残るものの、耐久性に問題があり今は殆ど使われていない技術だった。花幣としては脆くては耐えられないからであり、その技術は装飾品加工への転用をされている位でしか使われていなかった。
「殺菌方法を見直せば少しは香りが残りやすくなるはすですが……」
「いや、記念花幣は通貨としてよりもコレクション的な意味合いの方が多いから『花籠方式』ではどうかと思うんだが、二人はどう思う?」
 『花籠方式』は金属と花を合わせて作る方式で硬貨の中に花を金網で封じて装飾を施す手間のかかる手法だ。昔は職人が一つ一つ手作りで作っていたそれをどうにか一定以上の数を生産できるようにすればいい、と課長は言った。
 また面倒なと、二人は思ったが、姫の婚姻記念の花幣と言うこともあり早速仕事に取りかかる事にした。
 屑花の手配、加工の段取り、デザインの決定……やることは山ほどある。男達はしばらくの間は家族にぼやかれながらも仕事に没頭することになるのだろう。


 民に愛されていたこの国の姫君が選んだ青いヒヤシンスのには「変わらぬ愛」という花言葉があった。……民に向けられた言葉以上の意味を含んでいることを知る者は姫のみである。

『屑花』

『屑花』 楓羽 作

その国はこの世界のどこかにあってどこにもない、そんな世界でありました。

  • 小説
  • 短編
  • ファンタジー
  • 全年齢対象
更新日
登録日 2017-04-21
Copyrighted

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