駄菓子屋

小学5年生のころに書いた小説?です。部屋の掃除をしたら出てきたので投稿します。いろいろおかしなところもありますが大目に見てください。

あるところに駄菓子屋がありました。
そこは、賞味期限が切れた品でも堂々と置いてあるちょっと変な駄菓子屋でした。
ある日、駄菓子屋に来た中学生が店主のおばあさんに言いました。
「おい、これ賞味期限切れてるぞ」
するとばあさんは
「だからどうしたんだい?」と言いました。
「いや…、賞味期限が切れているのを置いておくのはさすがに……」
「そんなの美味しく食べられる目安だろう。匂いを嗅いでみて臭くなければ大丈夫だよ。
じゃあなんだい、例えば賞味期限が2月17日で2月17日の夜11時59分59秒99までは全く腐ったりしていないのに、
それから0.01秒たったらいきなり臭くなってカビるのかい?」
中学生は困ってしまいました。
「い…いや、そういうわけじゃ……」
「わかったよ。そこまで言うなら50円まけてやるよ」
次の日、中学生は食中毒で苦しんだそうです。

駄菓子屋

駄菓子屋

  • 小説
  • 掌編
  • 全年齢対象
更新日
登録日
2017-03-29

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