尊い孤独

尊い孤独


   



   



   



   



   



   

   



   



   

昨日  僕が


ただ一つ


自分を


褒めてやれるとしたら


僕が


「孤独」という言葉を


使わなかったことだ。
   


長い人生


いったいどれだけの人が


「いまあなたが嫌いだ」と言ってくれるだろう




言われないまま


多くが去った。




それは


とても


とても


寂しいことなんだ。


      





「孤独」と


「孤立」は違うんだ


どちらかを選ぶなら


僕は「尊い孤独」を選ぶだろう。




「無知で無邪気な孤立」の中で


「孤独だ」と酔いしれる


そんな僕を


僕は唾棄する。
   



「尊い孤独」は


もっと深いんだ


笑顔なんだ。


   



僕は



笑顔の孤独で




いつまでも




笑っていたい。
   



   



   
   



   



   



   



   



   



   

尊い孤独

Twitterで書いたものを、再編集した作品。

作者ツイッター https://twitter.com/2_vich
先端KANQ38ツイッター https://twitter.com/kanq38

尊い孤独

  • 自由詩
  • 掌編
  • 全年齢対象
更新日
登録日
2017-03-21

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