あなたは

行ってしまうのか

暖かい

思い出だけを残して

あれから まだ

たった七週間なのに

あなたは

行かなければならない


これからはずっと

泣くときに下を見る

空の窓から

あなたに見られないように



今日も

私達を隔てる窓は

優しくきらきらと

輝いている

飛行機雲のような

魂を導いて

きらきらと

輝いている

  • 自由詩
  • 掌編
  • 全年齢対象
更新日
登録日
2017-03-17

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