染める
吸っても吸っても吸いきれない
この悲しさを何に例えよう
探すのをやめたい
生があるから 生があるから
大丈夫 と言い聞かせても
超えれる気のしない夜だってあるのに
生きている限り滑っては眠り
繰り返される毎日に
違和感に 齟齬に
ページをつづる毎日に
前向きに生きるより
簡単に消える
無の正体
暖かさは方向じゃない気がして
そこに何かの希望を見る
心の湿度を保っていたい
春の乾燥が明日を連れてきてしまう
僕が遠ざけた
気づかぬうちに
太陽が笑う 太陽が笑う
絶対を前に
不完全が きしんで
また俯瞰の内に
内の冷たさがささやき
この小ささは続く
2017/3/5
染める