輪廻転生 流木が繋ぐ記憶と命 第三話  脳裏の記憶

   輪廻転生 流木が繋ぐ記憶と命

脳裏の記憶 
  
  その日を境に過去、
いや、生まれる前の記憶が和良の脳裏によみがえりつつありました。
わ私は、、、ここは何処だ。何故、この体は一体、、、、うぅぅ
あーあ、夢か、最近同じ夢を見るんだなー。
記憶、脳裏に数々の断片的なデータの塊。
ある切っ掛けで断片が繋がり記憶が甦る。
Zaiの開発者である私はあるシステムのバグを知っていた。

変だなーこの流木を見ていると色んな知らないことが頭に浮かんで来るよー

あなた見て 今日、和良がこんなことノートに書いてたの あの子天才かしら?

ここれは!!和良の父はZaiのシステムメンテナンスをしていたのだ。
まさか!何故だ!これは内部に者しかも極一部しか知らない
Zaiのシステムコードの一部と酷似いやそのままであった。
ほ本当にこれを和良が書いてたのか?

あなたどうしたの?顔色が悪いわよ

父は思ったいや違う脳裏に一瞬電気が走った。まさか!!!Zaiのバグ?
いや、そんなはずはない、気にせいだ
父は心の中で何度も唱えた。

月日は流れ和良は15才になっていた。
この頃になると和良は生前自分は何をしていたか理解していた。
以前父を驚かせようなことはしなくなっていた。
そして記憶は流木を触ることで甦っていくことも理解していた。
自分自身この事は誰にも言ってはいけない事だと言うことも理解していた。

最近の研究でZaiのバグが解明されたのもちょうど和良が15才の時であった。
以前の管理データによって
バグによって記憶が残っている者が洗いだ出され処分されていた。

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輪廻転生 流木が繋ぐ記憶と命 第三話  脳裏の記憶

輪廻転生 流木が繋ぐ記憶と命 第三話  脳裏の記憶

  • 小説
  • 掌編
  • ファンタジー
  • 青年向け
更新日
登録日
2017-03-05

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