輪廻転生 流木が繋ぐ記憶と命 第二話

生まれ変わり


生まれ変わり
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おかあさん!ごはん!

はーい カズちゃん ちょっと待って!

和良もZaiによって産み出された子供だった。
現在10才になる。小学生4年生だ。平凡な家族風景であった。
Zaiによって産み出された子供は以前の記憶もなく通常の子供だった。
  ある日家族で海に出かけた時のことだった。
空は晴れ、目の前には青色の海の向こうに水平線が広がった。

お父さん! オレ、この海に来たことある?

いいや、はじめてだよ。

そっか

この子たまにこんなこと言うのよ、ほんとに。

誰でもあるさ、テレビやネットで見た景色とかぶるんだろ。

お父さん、おかあさん これなあに?

あら 流木ね 

違うよ ここの光っているもの

なんだ? 

光っているもの?

うーん、光ってなんかないぞ。

うそだ! あれ??  さっきは光って一瞬目の前が真っ白になったのに?

黒い石じゃないか 

本当だ 黒い石になってる

珍しいね流木に石が入ってるなんて

持って帰ろうかと母さんが。

やったー僕持って帰る。

おいおい たかが流木で大喜びだな。

輪廻転生 流木が繋ぐ記憶と命 第二話

輪廻転生 流木が繋ぐ記憶と命 第二話

  • 小説
  • 掌編
  • ファンタジー
  • 冒険
  • 青年向け
更新日
登録日
2017-03-03

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