自由奔放な同居人

俺の1日は猫に起こされて始まる
目覚まし時計では起きられない俺の為に
彼はほぼ毎日欠かさず俺を起こしてくれる
ありがとうの気持ちを込めておはようと言うと
彼は満足気な顔でキッチンへ向かい
当然のように朝食を要求してくる
やれやれ また慌ただしい日になりそうだ

朝食後 出勤の為に家を出る俺に対して
彼はまったりと毛繕いなんてしながら
あぁ、行くんだと言わんばかりに見送る
寝て遊んで1日過ごせるなんて羨ましいなと
冗談半分で言ってみても伝わることは無い
ただ確かに言える事は彼の見送りのおかげで
今日1日頑張ろうと思えるのが事実だと言う事だ
頑張って働いて早く家に帰ろうと思う気持ちが
日中の俺の原動力になるからだ

仕事が終わり疲れきった体を引きずって
帰宅すると玄関には必ず彼が待っている
心身共に疲れているのにその姿を見ると癒される
嬉しくなって抱き上げると少し照れくさそうな顔で
擦り寄ってくるその仕草はもはや毎晩恒例だ
寝る前も寝る時も常に一緒にいる彼だけど
自分から甘えてくる事はちょっと少なめ
ベットに入る時は擦り寄ってきて
その後はマイペースに寝てしまう
自由奔放でツンデレな猫らしい性格の彼
サバサバしたちょうど居心地のいい距離感は
俺と彼の生活によく合っている

俺の家に来てからだいぶ経ったけど
お前は今の生活を窮屈に感じていないか?
俺はお前との共同生活をどこか心地よく思い
そしてこれからも続けたいと願っている
もし、お前もそう思ってくれていたら…
恥ずかしくて普段は言わないけれど
ただ純粋に嬉しく思うよ これからもよろしくな

「相棒」

自由奔放な同居人

こんにちは、作者の黒豹です。
1日遅れの作品投稿となってしまいました。1週間ペースでと言いつつなかなか期限以内に投稿出来ず心苦しい限りです。今後の目標は期限以内に投稿!ですね(苦笑)

さて、今回の作品は予告していた通り「ご主人と猫」と「ご主人様と犬」のシリーズ作品として作成しました。今作と自作は飼い主目線の作品です。
今作ではニャンコと共に暮らす男性の視点での日々生活を書きました。甘えん坊のニャンコもご主人もどちらも男性(オス)だったんですね。初期の設定では性別不詳で書いていたのでシリーズ作品を作るという今回の思いつきによって急遽この組み合わせになりました。
自由奔放なニャンコに振り回されながらもその生活をどこか心地よく思っている飼い主と、そんな飼い主を慕いマイペースながらも支えるニャンコのほのぼのとした日常を色々と想像しながら読んでいただけると楽しいかなと思います。

人間に限らず「家族」という存在は常に心を支え癒してくれる存在ですよね。
時には傍にいるのが当たり前になりなかなか感謝の気持ちを感じる事が難しくなってしまう時もあるかと思いますが、そんな時は感謝の気持ちを感じられた時にきちんと言葉や行動で感謝を伝えられると素敵ですよね。
この作品のシリーズをを書いていてふと作者も家族に家族のありがたみを思い出しゆっくり話したいという気持ちにさせられました。
たまにはそういう時間も大切ですよね(*´∀`*)

という事で、今回はこの辺で。
自作もお楽しみに!

自由奔放な同居人

  • 随筆・エッセイ
  • 掌編
  • 全年齢対象
更新日
登録日
2017-02-05

Copyrighted
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