雪の降ることに君はどこにいる?

この前もこんな大雪の頃に私と彼が会ったね。あれは偶然だったけど
いつものように教室から出た時に
廊下ですれ違って一瞬だけ目があったの偶然?
名前も知らない
けど今でも覚えてる外が大雪で凄い吹雪だったことだけ
なにも言わずに私は階段まで行ったけど彼は私のことどう思っているのかな?
後ろから女の声で
「あきー!待って私も行くから」
同じクラスの子で名前はちあき

「なに?さっき先に行くって言ったじゃん聞いてないの」
本当は言ってないけど。(笑)
ちあき
「あれー?そうだっけ、まぁいいやぁ」
「ねぇ今の見た?あれアイの彼氏だって、あんな彼氏ほしいなぁーまぁいい男うちのクラスに居ないけど」

「もうその話は終わり今忘れてる最中」
ちあき
「あ!ごめん」

それから私は
話することなく話す機会もなくした
朝の挨拶も
帰りもない・・・・
まだ友達なのかな?
話したいけど
今さらなにを話せばいい?
話かけて空気が重くなったら
どうしょーと少し考える
音楽聴いて
話すタイミング?
毎回逃す・・・・

雪の降ることに君はどこにいる?

雪の降ることに君はどこにいる?

  • 小説
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更新日
登録日
2017-01-19

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