とき

ほっと暖かいリズムがゆるむ
わたしを抜けていく
栓を蓋を

どこへも行かないで少しくらい待って
どれが時なの
忘れてしまう
帰りなって風がはためいて それぞれが浮かべていた

何だというあなたのものでもあり
私のものでもある 巡って生きている
何故だという 大きなサイクルの渦中にあり波が生まれ続けている

深く落ちる 脳内へ
行かないでってそれはラブソング

渦の中へ落としておいた私の秘密のはなし

とき

とき

  • 自由詩
  • 掌編
  • 全年齢対象
更新日
登録日
2016-11-23

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