小夜時雨

この気持ちに名前があるならなんと言うんだろう...

小夜時雨

今宵もまた貴方からの小夜時雨。
こんな私に優しさという名の雨を降らせる。
貴方からのそれに触れる度、私は自分が醜く見える。

歪んで見える。

貴方からの雨が綺麗過ぎるから....

どうして雨を降らせるの?どうしてそんなに優しくするの?

お願い。これ以上降らせないで。濡らさないで。

私が私でなくなってしまう。

それが怖い。



それでも降ってと願う....

そんな10月上旬。

私も雨を降らせたかった。

貴方だけに。

愛情という名の小夜時雨を.....

小夜時雨

世の中知って後悔する気持ちもあるんですね。

小夜時雨

優しさに触れる度に嬉しくて、辛くて。そんなポエムです。

  • 自由詩
  • 掌編
  • 恋愛
  • 全年齢対象
更新日
登録日
2016-10-07

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