中秋の朝

中秋の朝に降る雨が
鏡のように思われて
やつれた顔が浮かんでは
寂しき風が行き過ぎる

雲が広がる 陽はなく
心に染みる 秋の風
瞳に映る秋色は
透き通る水 硝子窓

憂愁のなか見つめれば
虚しき雨がしとしとと
やつれた顔の僕がいる

気だるさが背を追ってきて
隠れた陽は知らん顔
僕は戸惑い 始まる日

中秋の朝

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@voyant0802

中秋の朝

僕が高校生のころに作ったものを、推敲しました。よかったら、読んで下さい。

  • 自由詩
  • 掌編
  • 全年齢対象
更新日
登録日
2016-09-15

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