蓮の田地のミヨウガ

今日の仕事は午後からなので
暑くなる前に

【蓮田】に行って来ました

ハスの水田です。

まあ、目当ては
蓮ではなく
この蓮田のまわり一帯に
植えられた【茗荷(ミョウガ)】なのですが。

なんとも
威厳に溢れた【蓮の花】が
見事に咲き誇っています。

【 泥より出でて泥に染まらず 】

天に伸びるが如く屹立し咲いた花の美しさ

それとは対照的に
お世辞にも綺麗とは言い難い水面は
まるで【腐海】といった所でしょうか


その生態、神々しさからなのか
仏教ほか神話にも多く登場する【蓮】

有名な逸話ですが
二千年前の種子が発芽したというのも
凄い話ですよね。

さて、そんな蓮を眺めつつ
ミョウガを収穫

それにしても想定以上の藪蚊の多さ

元々、ミョウガとヤブカはワンセット

まして水辺という事もあり
蚊界のグリーンベレー的な動きで
ヒット&アウェイを繰り返す
強力な軍団です。

その小さな身体に驚きの吸引力

刺されると痒いどころか
痛いほど

民家に侵入し
要領よく立ち回る(ヤツ)とは
基礎体力のレベルが違います
コウキドー(´д`|||)カスタム

長靴・簡易カッパに
蚊除けのスプレーを吹いては
きたものの

やはりあっという間に
囲まれてしまいます。

それでも
ミョウガは私の大好物

諦める訳にはいかないのです

まるで蜂に囲まれながらも
けして蜂蜜を諦めないクマのよう・・・

大きなコンビニ袋が2ついっぱいに
なったところで
逃げてきました。

よくミョウガを食べ過ぎると
物忘れがひどくなる

そんな話を聴きますが
私はいつも下らない事で悩み過ぎなので
ちょうど良いのです。

ああ、そういえば
蓮にもギリシャ神話だったでしょうか
そんな話がありましたね

蓮は英語でロータス

オデュッセウスが
その冒険の帰りに立ち寄った場所で
彼の部下達が蓮の実(ロトス)を
現地人に御馳走になり

悩みを一切忘れ
ゆとってしまう

この状態にオデュッセウスがげきおこ

ゆとり部下達を
縄でくくり無理矢理 連れ帰る

・・・・そんな話だったような。

そういえばナウシカ姫ねえ様もたしか
オデュッセイアが大もとでしたっけ。


その蓮田まわりで収穫した茗荷

食べても大丈夫なのでしょうか


というか
今もう食べていますが

やっぱりミョウガは
お味噌汁に限りますなァ

サイコー(о´∀`о)トリタテサイコー

切り方も繊維に沿って縦切り
大きいものは4等分
小さなものは2等分
最後に1,2個を
針のように細かく切り
パラパラと【追い茗荷】

出汁はカツオ8に昆布2
味噌は赤だし主体に
少し信州ブレンド

譲れない私のこだわり

ダバタ~( ´△`)ダバダ~


輪切りのように
横にきるのは
私的に最悪なのですよ
せっかくのミョウガが台無し。

これと硬めに炊いたごはん

それになすのおつけもの

そしてトマト

夏味が満載の食卓より
おとどけしてみました。

蓮の田地のミヨウガ

蓮の田地のミヨウガ

  • 随筆・エッセイ
  • 掌編
  • 全年齢対象
更新日
登録日
2016-07-25

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