*星空文庫

BBQ実況放送

マチミサキ 作

結論からいうと

私には やはり【家庭】は向いていない。

なんなん?
この状況なんなん?

何故、自宅でこんなに遠慮がちに
行動を制限されてるん?


ギャース!ギャース!と
駆け回る子供軍団

陽光の下、アクティブ()
【おしゃんてぃ】な格好に身を包む
奥様軍団。

あれは?
これは無いかな?

と、私に質問攻めのその旦那たち


すげェ━━━━━━手間かかるんですけど。
なにこの状態?!

やはり
断るべきだった・・・・。
後悔さきにたたず。

自宅なので
逃げることさえできない。

そういえば
今日は【こどもの日】なのですね。


だいたい捌けないのなら
【鯛】など持ってこないように。

マルゴトヤケ( ´∀`)≡σ)∀`)バカヤロウ

しょうがないので
震える左手で押さえつけ
先程私が
強引にさばきました。

これだけ成人がいて
誰も出来ないのか・・・?

こんなんで日本は大丈夫なのか・・・?

左手が不自由な者をアテにすんなボケェ

くそがき
うわぁーざんこくぅ うわぁー

じゃねえんだよ。甘ったれ。


私があなたぐらいの歳の時には
もう
鶏を絞めていたものです。
しかも自分の家で
昨日まで餌を与えていた鶏を、です。

生きるとはそういうこと

いただいた命の分も
自分の命に上乗せして
責任を持って
生きていくのです。

何十何百という命の上に
今、自分の命が立っているのです。

菜食だろうが
ヴィーガンだろうが
全部おなじ。

あ、
呼んでいるので
一度戻ります

トイレの中から失礼しました。

しかし・・・いつまで続くのかな・・コレ

やっぱりこの雰囲気、苦手。

『BBQ実況放送』

『BBQ実況放送』 マチミサキ 作

  • 随筆・エッセイ
  • 掌編
  • 全年齢対象
更新日
登録日 2016-05-05
Copyrighted

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