白い猫



    昔からよく見る夢のこと
    特に面白味もないけれど書こうと思う


    知らない部屋にいる
    部屋 というよりはリビングにいる
    カウンターキッチンがあって、その前には家族が食卓を一緒にするであろうテーブルと椅子がある
    ベランダがあって、庭もある
    懐かしいような趣のある木造建築

    そこに庭から1匹の白い猫が入ってくる
    
    わたしは動物が好きで現実の世界でも犬とハムスター2匹と暮らしてる
    犬がいる関係上、猫を飼うことは難しいけれど、もちろん猫もすき

    その白い猫は椅子の上にぴょんっと身軽に飛び移って座ってこちらを見ている
    人間のわたしが居るからといって逃げようとも怯えてもいなかった
    ただこちらを見ていた

    その白い猫に触ろうと思って手を伸ばしたら、
    にゃあっ、と一言鳴かれた
    わたしは何故か触ろうと思ったその手をいつもそこで止めてしまう
    でも決して猫は逃げようとも怯えてもいない
    威嚇をされたわけでもないのになんだか触ってはいけないような気持ちになる

    この夢を何度も見ている
    何度も見ているのにわたしはまだ一度も白い猫には触れていない
    どうしてそこで手を止めてしまうのか自分でもわからない

    いつ、わたしはあの白い猫に触れることができるのだろう


    そんな昔からある夢

    人の夢の話とかを聴くのがすき
    もしよかったらみなさんの夢の話聴かせてください


    また書く機会があれば今度はへんてこな夢の話でも書こうかな
    
    
    

  • 随筆・エッセイ
  • 掌編
  • 全年齢対象
更新日
登録日
2016-04-17

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