それぞれの灯火

ふと思ったことを書いてみました

「この世界は自分だけじゃないんだ」
と思いながら私は仕事帰りに自転車を漕ぐ。

当たり前だけどね。
人間というのはどう頑張っても自分視点だと思う。
インターネットの動画サイトがあっても他人の視点を体験さしてもらってるだけでそれは結論から言うと自分視点のように思う。
1人の人間は2つの目しか無い。その2つの目にはいくらのものが写し出されるの?

私は夜に住宅団地やマンションを見ているときにふと思う。
住宅団地やマンションの部屋が所々照明が点いていたり、消えていたり。
その照明が昼白色や昼光色あるいは電球色と人ぞれぞれ好みがある。
その下でテーブルを囲んで食事しているのだろう?
それとも1人でテーブルで食事をとっているのだろう?
私はどちらの方でも良いと思う。その人がそれで良いならば。
人ぞれぞれの暮らしがある。
そしてぞれぞれの人生の中で生きている。
一見した風景にどれだけの人間が生活していたか。
私の目ではただ灯りが点いているようにしか見えない。
その灯下で生活していると考えるとつい安堵してしまう。
人は生きているのだと。

それはただ私の目から見ただけで他人が見るとまた違う様に写し出されるのかも知れない。

それぞれの灯火

それぞれの灯火

ふと思った事を書いてみました。

  • 随筆・エッセイ
  • 掌編
  • 全年齢対象
更新日
登録日
2016-03-29

CC BY-NC-ND
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CC BY-NC-ND