トレース

トレース

レーマは通常、親族。堅物と人間だったら堅物を普通指します。諦めた人間関係を書きたかったんでしょうか。

業務

―仕事

なぜか行きたくなかった。それこそ妹にまかせようと思ったくらいだよ。

これらの話の中でありがとうと思うのなら別のなにかを面倒くさく見る事になるだろうな。

ちなみに僕は数え年から19、父は、工場勤務、母は主婦、妹は中学生という家族構成…。行きたくない。
そう思ったのには理由があって、隠さなくてもいいしいうが、変なことがあった。
…思うにこの雑誌みたいな…なになに、稀代の著名人として、利 妄執 珍迷言 環 早退。殴られたような衝撃。僕は察知しようと試みたが、それも嫌、嫌といってしまうのはまだ子供だからかもしれないが。本当に嫌だ、仕事に行こうと思わない。
内容は乾物の出荷である。最初こそだれかの為ならばと心を無にし取り組んだが、いかんせん。

したくないことはするべきではないんだな、後押しされたようだ。

そうこうしている内に―

父だ、自慢の刀をいつも見せて後からこういう。「この刀の似合うような人であれ」、僕たちには危険はない。ないであろう。しかし学校の先生のようにいう。
きつかった、辛かった。そういえてしまうのは僕がまだ子供だからだろう。幸運なのは行けといわれなかった事、妹には見られたくないな。
さすがに行ってないといえないんで父に休みと告げる。納得していた。
しかしなにが嫌かと、忍びない忍びない、意味はないから気にしないでほしい…、そして僕の部屋は情景になり昔になる。父よ、何本かの刀はいいですが、いいのですが。
妹は学校か。なにかあったかな。

思い出

思い出

たしか賞をとったとかなんとか。父からしたら、そんな妹を生易しくみるだろう。とれた事は嬉しいといえば嬉しいんだろうが僕は…、と、なにをどうしたら僕の中の愛情をみせられるだろう。僕は父じゃない、だからけっこうどうでもいい。
内省的にはなりたくないものだ。仮に愛を謳って誰かを罵ったってなにも変わりはしない。
どうだと、きょうだって実は休みの日じゃないか。なんならその休みっていうのと愛情をみせるというのは同じ意味でもいい。違うのか!
「…」。

他人

わかって欲しかっただけなのか、ぶつけたってしょうがない。わかってる!いらない事を考えて他の時間に費やすことはなんだろうか。とはなんだろうか。「妄執…」、あたりを気にしながら。いまなら事柄にちがいない、ちがいない。わかるし、普通は自分も同じだって、だから他人だ。
考え過ぎたかな。でもあの思い出だけは一生僕の物。

トレース

整合性が途中でわかったんですが、口論は世の中にあるんだなぁと。この少年でも感情の起伏をみせている。まして違う人物が。他人なんでしょう。

トレース

なし

  • 小説
  • 掌編
  • 青春
  • 全年齢対象
更新日
登録日
2016-03-28

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  1. 業務
  2. 思い出
  3. 他人