【黒歴史シリーズ】XXXX年詩まとめ

最後

何だろう?

最後って



最後に何があるの?

待っているのは何?



いつ来るの?

最初って



最後と最初

紙一重な鏡

映る今日の僕

明日映る僕

自分であるために

つらいから

誰とも話せない苦痛

知ってるから



だから大人に

バレないように演技

してるから



だけど

悲しいよね

だから



話すのに

いらない 演技

話すのに

いるのは 本気



変わらなくても

生きていける

だけど変えていく

自分であるために

秋と花と黄昏と

秋風に吹かれ 哀愁ひたってばかりいた

木の葉も色が変わり

ゆっくりと白が近づく



やわらかくて 儚くて

今すぐにでも折れそうな

小さな生命は

幸せ いつの間にか感じているのかな



力強くて 眩しくて

ほんの少しの間

空に映える オレンジ色

暗くなっていく空に

寂しさに似た感情

急かされて 走った

見えてきた明かりに

何故か ほっとした

秋の夜

春夏秋冬

春に目を覚まし

夏に大きく育つ

秋に蓄え

冬に眠る



変わらない僕

変わっていく周りだけ

小さきもの

精一杯生きているんだよ

大きなものばっかり

そんな世界で

小さくたって生きていける

大きなものの数倍

体張って生きているんだよ



大きなもの

僕らは持ってる

小さなものにしかない

何かを持っている

人生

生きてるだけが本当かい?

普通が全てかい?

退屈な日常は

全て壊して楽になる



誰かの偉い言葉じゃないけど

山あり谷ありが人生だろ

普通に慣れすぎて

目の前にあるものを忘れてる



涙が頬を濡らすけど

いつかは晴れになって

笑顔 取り戻すんだろう

足跡

何を求め

何を築き

何を探すのか

答え わからぬままに

流れていく 風のように

見える 終わり

行き着く先 旅の終点

足跡だけが続いてる



周りにいる

勇気づけられる

たくさんの仲間

だから きっと

また踏み出す足音

増えていく かけがいのない時間

ずっと刻まれていく 足跡

あなたのためにひらり蝶になりましょう

影でそっと見守っていきましょう

儚いものは幻想ばかり

月の夜 花にたまる甘い蜜

蝶はそれを求めて行くのです



白い息 雪に変わる

もうそろそろ

お別れしなければなりません

私とあなた

また春に会いましょう

それまでお元気で

痛み

知らないほうがいいこと

聞き出して 痛みを重ねて

立ち直っていく 何度でも

今までも そうこれからも

そうやって生きていくんだろう



痛みを知る度

悲しみを覚えていく

成長する 僕として



生まれてから

今日この日まで

傷ついてばかり

傷つけてばかり

どうすればいいんだろう

悩んでばかりだったあの頃に



別れよう 心から



今も傷ついて

傷つけているけど

人生 ダメじゃない

まだやれるさ

命 ある限り



心の痛み ズキズキ痛む

心の叫び 今もまだ叫んでる

痛みに耐えて

みんな生きていく



振り返るのをやめて

今日 生きるよ

明日のために

また痛みを重ねながら

心から

笑って生きていく

気づいたら 立っていた

気づいたら そこは迷宮の中

わからないことだらけ

行く先わからず 戸惑ってる

ドウイケバイイ?

見つからないのは 出口という名の答え



いくらでも 進化している科学

人間という名の 権力

この謎は答えを知らず さまようだけ

答えを隠し持つ

それはミンナノムネノナカ

雨が上がった

夕方 少しひんやりとした

虹が出てきた

嘘みたい 心も晴れて

雨のように沈んだ 心

長く続いていたのに

急にぱっと晴れた

虹がきれいに見える

雨が降るほど

心輝く

虹のように

日記

つけている

毎日欠かさず



本当に?



はい 嘘です



よく言ったもんだ 三日坊主

探せばいるいる



一日坊主

不安

止まらなかった 震えに

泣いていた 心

遠くなった あの頃のように

君もそうだろ? 今もずっと一人で



君のことで泣く夜

初めてで 心震えた



非難していい 君と話したい

それなのに 思い浮かばない

言い訳ならすぐなのに



僕は君の傍にいたい

恨まれてもいいから

取り戻したいんだ 本物の『友情』を

昔と呼べる『子供の頃』を

また光を目指し 歩けるように

友情

君の目に宿る影

遠くなったよ 君が

怖くて堪らない

君が変わっていく



砂のように消える君のように

嘘のような『友情』がなくなるように

もう戻れない 僕たちがいる

怖いよ 君が

今も見えない幻想

不安になるんだ だから



ああ

どうか

君が僕の前から

消えないように

幼なじみ

「やあ」

久しぶりに会う

「元気でやってる?」

ちょっとよそよそしい会話も



ものの数分で共に歩き出す



環境は違うけど

生きている お互い同じ土地で



「じゃあ」

とまた別れ

「またな」

とまた出会う

ENDLESS DREAM

家を出て いつもの道を行く

そして また君と出会う



君と出会った公園で 当然に



「ずっと友達でいよう」



君が言う 変わらない笑顔で

だから



「約束だよ」



僕は お決まりの言葉を

交わした



時は過ぎ 大人になっていく

明日なんて 誰にもわからない

だから 笑っていたい



叶うだけの 夢ならいらない

だから 叶える夢が欲しい

MEMORIES

桜が咲く頃 別れや出会いが訪れる

望んでいない 別れという不安

だけど 桜の向こうにある期待は

決して 消えることはない……



数々の想いを胸に

あした未来へと旅立つ

今あるのは 友との思い出



つらくて泣いた時 皆一緒になって泣いて

一人でいても いつも誰かがいた

感謝の言葉は 声には出さないけれど

今も ずっとここ胸にある……



数々の思い出を胸に

夢を追いかける

今あるのは 友との思い出

カップラーメン

「会いたい」

いつもこればっかり

「君しかいない」

それもわかってる

「早く戻ってきて」

待って あと三分

ほかほか

湯気

楽しみ

食べるわ

目の前で

キレイゴト

キレイゴト

言わないことが

すでにキレイゴト

人はキレイゴトに囲まれて

生きている

ココロの一部

簡単さ

想い隠すことなんて

楽だよ

気持ちを伝えないなんて

人に嘘ついて

人にのまれて

何に流され

何処に行くの?



ココロの一部

叫ぶ言葉

押し殺して

疲れて

何になるの?



だから ココロの一部

力を貸して

そして ココロの一部

いつかは

ひとつのココロになるように

いつかは心の底から

笑えるように



嘘ばかりの世界

一人残されている

そんな孤立感 けっとばす

サウンド

スピーカーから波の音

聞こえてくるのは 海の声



スピーカーから

今は忘れ去られた 懐かしいメロディー



たまに思い出す 思い出は

サウンドの風

ザンゲ

わたしのザンゲを聞いてください

小さな罪を犯しました



わたしのザンゲを聞いてください

許されない罪を犯しました



わたしのザンゲを聞いてください

救いを求めるつもりはありません



生きている証

戸惑う感情

人はザンゲし また歩む

ソンザイ

いる

ある

ソンザイがここにも

いつまでも

消えないもの

持っているもの

目に見えない

だけど確かに

持っている

この手に

タソガレ

意味もなく空見上げ

口ずさむ名前のない歌

トンボ肩に止まり

いつしかほんのり夕闇に

どうしよう

どうしよう

どうしよう



迫っている

追い詰められている



どうしよう

どうしよう



夕方のドラマ見たいのに

迫られている



どうしよう

どうしよう



ふたつにひとつ

どちらかに迷っている

ハンバーガーかチーズバーガー

ハルカ

別れ出会い

つらさ苦しさ

今の僕がいる

『友』と呼べる仲間と

ここで過ごした

共に笑った

みんながいる

僕がいる

ハルカ

遠くに行っても

忘れない

いつでも



胸の小さな花

散らせやしない

また再び

戻るまでは

また会うまでは

ふたり

ひとり 気楽に歩く



ふたり ケンカもするけれど



たのしいこと

かなしいこと



ふたりで二倍 一喜一憂

だから面白い

ひとりよりふたり

それぞれ歩く 違う道

ホシヅキ

生きてるだけが精一杯

考えてる暇もない

一人だと信じていた

気づけば誰かがいた



なんて考えてるだけが幻想

だからそっとしといてよ



星が月に変わる夜

誰かが笑ったそんな日

願い事なんて甘いかな

メッセージ

暑い日にお届け

たまには来いよ

そんな手紙に

涙ぐむ僕がいる

もう何年経ったのか

それすら覚えてなくて

また新たなリズム刻んでく

僕たちのビート生まれてく



寒い日にお届け

心 体冷えて

ホットにコーヒー 飲み干して

まだ僕は頑張っている

だからいらないよ心配

生まれ育ったこの街で

半人前から 時がすぎ

だいぶ無茶もした

怒らせてばかりだった

だから親孝行 高校から卒業



春にお届け

別れの言葉

似合わないよ

そう笑った 子供の僕

今じゃ立派に

永遠に守る人ができ

その人と踏みしめ 歩む大地

呼吸してる 吸収してる

また力になる



奏でれば 響いていく

メッセージ

ものの気持ち

イタイ!

穴が開いたじゃないか!

ものを粗末に扱うなって親に言われてないのかい



目が回る!

君! 僕は番号書かれてテストの時に

転がすためにあるものじゃないぞ

夏休み

暑い

かき氷



思うのは楽しいことばかり



宿題

熱射病



後で知る楽しくないこと



ひまわり満開

麦わら被り

とうもろこし がぶりつく

軌跡

ねえ 歩いていたよね

歩いていたんだよ 君はちゃんと

君が生み出した軌跡

僕は今 辿っている

『今』が過ぎたら

明日の君は何?

明日の僕はどうなるんだろう

そんな夢を馳せながら

作り出している

それぞれの軌跡を

屑夢

過ぎてく時間に幼さ忘れ

振り返れば大人になってた



いつの間にか人は夢を忘れて

誰もが同じになる中

捨てたくない気持ちだけ

ずっと胸にしまってた



夢は屑のように捨てられてしまうのだろうか?

夢向かい 歩き出す

何度 転んでもいいんだ

逃げるものじゃない

追いかけるものだから

限界

歩いて

歩いて また歩いて

ひたすら歩いた 疲れるまで



何があるんだろう

向かい側 海の先には

広がる 限度のない宇宙



『その先』に伸ばした手

空を 空しく切る

『限界』を越えようとした

ぶつかった 高き壁



ダメになって

ダメになって またダメになる

がむしゃらだった 諦めるまで



何があるんだろう

諦めた向こう 心の先には

伸びる 限度のない心の距離

『その奥』に伸ばした心

ぶつかった 心の壁

『限度』を知ろうとした

信じた なかった自分を



ただ生きてばかりが能じゃない

ダメになって また強くなる

心も体も成長 進化する未来

生まれて 死ぬまで

全力疾走 全力投球

笑って死にたいね 死ぬ時は

笑えるさ 後悔少なければ

諦めるなんて

死んでもごめん

地に足つけて 意地でも

生み出していく 明日を

再スタート

どうやって生きていける?

僕たちは下にいる

世の中 タダじゃ歩けない

僕たちは生きている



誰もがきれいでいたい

願う傍らで

誰もがきれいから離れていく



きれい事じゃ無理だから

自分の生き方をする



人傷つけ 失うって

わからないほど 子供じゃないから

溜めて 殺して

余計迷惑かけるよ そのままじゃ



だから「ごめん」

わかって

だから耐えて

ちょっとだけ

全部被って真っ白に

また一から始めよう

【黒歴史シリーズ】XXXX年詩まとめ

【黒歴史シリーズ】XXXX年詩まとめ

思いついた時に書き続けていた詩や掌編など手元にあるデータ全てを年数別にまとめた黒歴史シリーズ【XXXX年詩まとめ】です。(完結) XXXX年としているのは、いつ書いたのか覚えていないため、年数がわからないからです。10年以上前(高校生くらいの頃)のもありそう。 当時の同好会で詩集出したような気もしますが、もし同じものがあったとしても内輪向けだったのもあるし、時効で! ※一部誤字脱字や行間などは直しているので、当時のものそのままではありません。

  • 自由詩
  • 短編
  • 全年齢対象
更新日
登録日
2016-03-21

Copyrighted
著作権法内での利用のみを許可します。

Copyrighted
  1. 最後
  2. 自分であるために
  3. 秋と花と黄昏と
  4. 春夏秋冬
  5. 小さきもの
  6. 人生
  7. 足跡
  8. 痛み
  9. 日記
  10. 不安
  11. 友情
  12. 幼なじみ
  13. ENDLESS DREAM
  14. MEMORIES
  15. カップラーメン
  16. キレイゴト
  17. ココロの一部
  18. サウンド
  19. ザンゲ
  20. ソンザイ
  21. タソガレ
  22. どうしよう
  23. ハルカ
  24. ふたり
  25. ホシヅキ
  26. メッセージ
  27. ものの気持ち
  28. 夏休み
  29. 軌跡
  30. 屑夢
  31. 限界
  32. 再スタート