光と影に生きるものたち。
どうも、Aliceと申します。
今回、わたくし初の小説を書かせていただきます。
楽しんでみていってくれるととても嬉しい限りです。
この作品は3年ほど前から考えていました。完結までは頭の中ではいっていませんでしたが(笑)
プロフィール
≪主人公1≫
名前 明松 光也(かがり こうや)
身長 175.9㎝
体重 63㎏
性別 男
年齢 16歳(高1)
性格 人見知りだが慣れるとはしゃぎだし、仲の良い友達と居るとうるさい。
≪容姿≫
髪の毛→黒髪、短髪
瞳→茶色
≪主人公2≫
名前 雨音 影歌(あまね ようか)
身長 149.8㎝
体重 42㎏
性別 女
年齢 15歳(高1)
性格 活発的であるが、人とあまり接触したがらず愛想笑いが多い。
≪容姿≫
髪の毛→赤茶色の髪の毛、セミロング
瞳→真っ黒
常にヘッドフォンを付けている。
STORY-1-「春と桜」
桜舞い散る季節。
4月、入学式。
私立羽陽学園高等学校。
この学校で私は一つの‘‘用事‘‘を済ませなければいけない。
雨音「光...」
待ち人を迎えに来たのだ。居てくれなければ困る。
10:23
手に握りしめている端末を見て時間を確認し、私は思い出した。
10時23分。この時間に影は光を失った。
雨音「今は...今は、探さないと」
待っていてね、明松くん____________。
STORY-2-「すれ違い想い想う二人」
俺は今、私立羽陽学園高等学校の入学式に出席している。
真新しい制服。
知り合いなど一人もいないクラスメイト。
真面目そうな担任教師。
俺の目に映るものすべてが新鮮なもののように感じられた。
それもそうだろう。
俺が育てられた環境はあまりにも...
これ以上思い出したら反吐が出そうだ。やめておこう。
それほど過酷だった。
明松「影歌...」
思い出してはいけないことも思い出してしまった。
影歌は...影歌だけは、また思い出したら寂しくなる、だから...。
影歌にまた辛い思いをさせるのは嫌なんだ。
だから、二度と...二度と彼女には会わないと、決めたんだ。
担任教師「さて、もうじき時間になります。生徒の皆さんは速やかに廊下に整列して並んでください」
彼女が来ないことをひたすら俺は願った。
その願いが叶わないとも知らずに___。
光と影に生きるものたち。