アル戦 現パロ 黒騎士殿の許嫁

ハローハロー、漆黒猫でございます。

アニメ22話エンドカードを見て、現パロに手を出したくなり、
そして見事に失敗しました。
←爽やかに言い切り

だ~いぶ迷走した結果、
「現代パルスで、ダリューンに結婚話でも出たらどうなるのか。」ってのが
書きたかったのだと思われ。

この後、ヒルメス殿下とか王弟殿下とか勿論アルスラーン殿下とか、
出て来る予定でございました。
本当に、出て来る予定でございました。

・・・精進しよう、そうしよう、うん。

こんな中途半端な代物ですが、少しでもお楽しみ頂ければ幸いでございます。

アル戦 現パロ 黒騎士殿の許嫁

 事の始まりは出立目前、パルス王宮にまで遡る。
 若き王太子の初の外遊とあって、その準備に王宮中が華やかに湧き立っているというのに・・・ココ、大将軍ヴァフリーズの執務室だけは険悪な空気が漂っていた。
 向かい合っているのはヴァフリーズ当人と、彼が自身の後継と見込んだ甥・ダリューン。
 懸案事項はただひとつ・執務机に置かれた『釣り書き』について、である。

「ダリューンよ、おぬし、今年で幾つになる。」

「さて、50の坂は疾うの昔に超えましたが、何か。」

「たわけぃっ!!! 27の若い盛りが、枯れた事を言うでないわっ!!
 結婚せいっ! 婚姻せよ、婚儀を結べっ!!
 孫の顔云々とは言わん、せめて嫁だけでも、最低限、婚約者が傍らに居る姿くらい見せるのが、伯父孝行だとは思わんのか、不肖の甥よっ!!」

「否定はしませんっ、しませんが不肖の伯父上っ!
 そのお言葉に一理ありと、伯父上のお選びになった女性と見合いする事、この半年で10回以上ですぞっ! 多くは申しません、一言ではっきり申し上げます。
 女の趣味悪すぎなんじゃこの独身古狸っ!!
 『あの種類』の女性に人生の半分持ってかれるくらいなら、妻など居らぬ方がマシというモノ。
 主君と仲間に恵まれておるのは、我が幸運。不肖の甥めは、アルスラーン殿下への忠誠に一心を捧げて生きようと存じます。
 もう絶っっっっっ対っっに、伯父上の選んだ女性と見合いなど致しませんからっ。」

「むぅぅぅ・・・反論出来ん・・。
 まぁ確かに、おぬしの色好みを勘案出来んかった部分は認めよう。ワシが独身なのも事実じゃ。」

「NO、『色好み』っ! ソコ、『女性の好み』ですよね?!
 甥に色情狂の嫌疑を掛けるのはやめて頂きたいっ。ただでさえ短期間に2ケタの見合いをこなして、王宮に変な下ネタ流れてんですからっ!」

「だがダリューンよ、おぬしとて別段、特定の想い人がおる訳ではなかろう?
 適当な姫御と」

「そういう考え方は嫌いです・・と、以前にも申し上げた筈ですが。」

「う、うむ・・・少々硬派に育て過ぎたか・・・。
 では、結局どんなタイプが好きなんじゃ。金髪碧眼の巨乳が好きとか、年上より年下が、とか、何かあるじゃろ。年下みたいな性格の年上ならばギリ可、とか?」

「何故に王宮で、自分の性癖を暴露せねばならんのですか・・・。
 しかし、そうですね・・・年齢には拘りませんが・・・乳の大きさにも・・・巨乳だろうがまな板だろうが、機能に変わりはない訳で。」

「機能・・健全な20代男子の台詞かソレ・・・。
 ならばやはり、性格か。」

「そうなりますか・・・。
 軍人という立場への理解は必須。葬式で泣くような女性は論外。妻より主君を優先する俺の忠誠心に理解を示し、つまりは『私と殿下とどっちが大事なのっ?!』などと、間違っても口走らない女性。
 軍務で家を空ける事も多いだろうから、俺に依存せず、しっかりと自立した女性。出入りの商人に騙されない程度には世間ズレしていて、夫である俺以外に、大事な『芯』を持っていると尚良し。」

「ちなみにその理由は?」

「?? 俺が戦死した時に、残りの人生に障るでしょう。
 ソレは忍びないと、俺なりに気遣ったつもりですが。」

「ダリューンよ・・・。」

「はい、伯父上。」

「とっとと結婚せんかボケ――――っ!!!!」

「結局振り出しっ?!」

 以下エンドレスリピート。
 伯父が何故、これ程に自分の結婚に固執するのか。
 納得いかない気分のまま1日の仕事を終えたダリューンは、ナルサス、ギーヴ、ジャスワントを茶館に誘った。愚痴を聞いてもらおうと思ったのだが・・・。
 3人の誰も味方してくれないので、ダリューンは更に落ち込む事になる。

「幼馴染みの俺が断言しよう。
 おぬしが悪い。」

「だな。ヴァフリーズ卿はハラハラしっ放しだろう。」

「お相手を選びたいダリューン様も間違っているとは思いませんが、ご結婚を焦るヴァフリーズ様のお気持ちもお察し下さい。」

「伯父上の気持ちとは?」

 紆余曲折を経て同じ主君の許に集った『直臣』仲間とは、下手をすると部下の統括官より精神的な距離は近い。その仲間の言葉ならば素直に傾聴出来る気がして、ダリューンはジャスワントの翡翠の瞳を見つめ返した。
 恋人が綺麗な翠眼だったら嬉しいだろうか、と、チラリと自問する。そういえば、ファランギースも美しい翠の瞳をしているが・・・何か、違う気がする。
 ジャスワントは穏やかに苦笑していた。

「恐らくダリューン様に自覚は無いのだと思いますが・・・あなたは、生き急ぎ過ぎる。常に死を意識していらっしゃる。
 軍人として、最前線の戦いに赴く戦士として、当然だと言われればそうなのですが。
 他の万騎長の方々よりさえ、その傾向が強い気がします。死にたがっている訳では決してないのでしょうが、命にしがみついていらっしゃるようにもお見受け出来ません。
 殿下の御身を、我らに託せる状態だと判った上で窮地に立たされたら。
 敵の手中に落ちる前に、あっさりと自死なさってしまいかねない。」

「有り得る。」

「確かに。」

「・・・・・・。」

 ナルサスとギーヴの納得に、ダリューンも言い返せない。思い当たる節なら幾らでもあるからだ。

「ダリューン様。
 宇宙飛行士などの危険を伴う職業には、家族持ちが選ばれる確率が高い、というお話はご存知ですか?」

「知っている。『帰る理由がある者』は、事故などで窮地に立たされた時に、死に物狂いになり易いから。そう聞いた。」

「ヴァフリーズ様は、ソレを地で行こうとなさっておられるのでしょう。
 今のダリューン様は、大部分を殿下への忠誠が占めておられる。だから、殿下の安全さえ確保されていれば、自分の命にしがみつく理由が無い。
 ご結婚されて『ご自分の家族』を持ったならば、その家族は『自分が』守るしかない。
 ヴァフリーズ様は『奥方』の存在が、ダリューン様が『命にしがみつく理由』になって欲しいと、そうお思いなのだと思います。」

「最近また、西の国境が騒がしいだろう? 外務省が何とか穏便に鎮めようとしているが、戦火に発展しないとも限らん。というか、俺の勘では大きな戦になる。
 外務省の努力など、時間稼ぎにしかならんのだ。
 そうなればダリューン、おぬしやキシュワード卿の率いる隊が鎮圧に当たるだろう。
 ヴァフリーズ殿は内心、ソレを懸念しておられるのだと思うぞ。」

「まだ始まってもいない戦の話など、無粋の極み♪
 だが、可愛い甥っ子が最期に思い浮かべる人物が、愛らしくも美しい姫君であって欲しいという伯父君の願いはよく判る♪♪」

「人の最期を勝手に語るな、ヘボ楽士っ。」

「それで、結局どうするのだ。朴念仁の幼馴染みよ。
 ヴァフリーズ殿の懸念はリアル且つ切実。目の前に婚約者の1人も連れて行かない限り、ずっと見合いだ何だと言われ続けるぞ。実際おぬしには特定の恋人が居ない訳で、あながち間違ってもいない辺りがまた断りにくい。完全に正しくもないが。
 娼館で発散するから良いのだ、と言う訳にもいくまい?」

「特定の恋人、な・・・。」

「おっ、その様子では居るのか? 騎士殿♪♪
 伯父君にあれ程せっつかれても口を割らなかった、秘めたる想い人がっ♪♪」

「やめておけ、ギーヴ。
 コイツのコレは、ただの思い出の美化だ。本人もソレが判っておるから、ヴァフリーズ殿の前で言わなかったのだろうさ。」

「?? ますますもって知りたいな。
 ヴァフリーズ卿には言わないから、教えてくれよ、軍師殿。騎士殿の『思い出の君』とはどのような女性だ? まさか初対面の時の軍師殿とは言うまいな?」

「誰がだ。
 ダリューンは17歳の一時期、半年ほどか。日本にホームステイしていた事がある。王族が訪れるのは初めてでも、国交自体は昔からある国だからな。」

 未来の軍の幹部候補が、見聞を広める為に、敢えて縁の薄い国を選んで滞在。ありがちな話だ。
 宿の近所に、神社があった。治安の良い街だったし、行動の制限は何も受けなかったが、それだけに不思議だった。その神社だけは『絶対に足を踏み入れてはいけない。』と念を押されていたのだから。
 帰国を間近に控えたある夜、ダリューン少年はとうとう我慢できなくなった。
 あの神社には、一体何があるのだろう。本で得た知識が頭をよぎる。ジンジャ。シントウのモスク? 祈祷所? カラー写真で見た『ジンジャ』と、遠目に眺めたあの『神社』は、微妙に雰囲気が違うような気がした。祀られている神が違うのだろうか? 神官は居るのだろうが、どんな人物なのだろう? どのようにして祭祀を行うのか。パルスの神事とは、何処がどのように違うのか。
 疼く好奇心を抑え切れず、宿を抜け出して神社に入り込んだ。
 そこで若きダリューンが目にした光景は。

「白銀の髪に真紅の瞳の『幼女』が・・・、身の丈は当時のダリューンの腰ほどだったか? 小柄で将来美人確定の『幼女』が、満月に照らされて美しく舞っていたそうだ。」、

「幼女が?」

「幼女が。
 神社の本殿の前で、シンプルだが、専用の装束と判る民族的な出で立ちで。練習だったのだろうな。人も付けずに舞楽に興じていたそうだ。
 その様がとにかく美しく、こ奴め、一目で惚れ込んでしまったそうだぞ。」

「幼女に?」

「幼女に。
 その時はあまりの神々しさに、声も掛けられずに退散したヘタレっぷり。
 以来10年。ずっとその時の『幼女』がダリューンの『理想像』なのだとか。」

「ちょっと待てぃ!! おぬしら絶対にわざとだろう?!
 幼女幼女と連呼しおって、まるで俺がロリコンかのように!! 違うっ、断じて違う!! 俺は至って正常だっ!!!!!!!!」

「いや、そこまで涙目で主張しなくても、な?
 その『女性』は狐狸妖怪の類でもなく、実在してるんだろう? 向こうだってこの10年で成長してるだろうし、そんなに美人なら、探してみる価値はあるんじゃないか?
 仮にも軍幹部の親族のホームステイ先だ。記録のひとつも残ってるだろう。それこそヴァフリーズ卿にでも訊いて、屋敷を特定してさ。その近所に在る、在った? 『一風変わった神社っぽい建物』の、所有者なり誰なりに訊いてみれば。
 案外簡単に見つかるんじゃないか?」

「フフフ・・・親愛なる楽士よ、世界はそれほど甘く出来てはおらんのだ。
 なぁ騎士殿?」

「探したさ、ギーヴ・・・伯父上が結婚話など持ち出す遥か前にな・・・!!
 そうしたら、現実はどうだっ?!
 あの神社は私有地っ! 祀られていたのは中華系のレアな土地神・・・。神社の所有者はアジアン・マフィア『ツァオ』の惣領家で、極めつけに『彼女』の名前は『ツァオ・リジュ』。当時の一族頭領の庶子で、現頭領が溺愛する異母妹っ!!
 マフィア一家のご令嬢だぞっ?!
 そんなの、国軍幹部と添える訳なかろう!! 伯父上の目の前で名前を出そうものなら、鉄拳どころか弓矢で射殺されるわっ!!!」

「あー・・・それはまた、何とも微妙な・・・。」

「まぁ、添う添わぬ以前に、向こうはおぬしの事など忘れていると思うがな。
 キレイさっぱりと、忘れていると思うがな。」

「そこ、あっけらかんとイタい言葉を吐くなっ。本気で落ち込むからっ!!」

「でも、お好きなのですよね?」

「うっ・・・それは、まぁ・・・。」

 唐突にジャスワントが口を開く。淡々と、しかも爆弾発言を。
 常から寡黙で、そうベラベラと喋るタイプではないジャスワントは、こういう飲み会でもマイペースに飲食しながら、大人しく皆の話に耳を傾けている。
 で、たまに口を開くと『こう』なのだ。
 即ち、爆弾発言の連続である。

「『ツァオ・リジュ(曹・璃珠)』。パルス名『フォルツァティーナ』。
 お名前は私も存知上げております。その筋では有名人ですから。
 中国系日本人の父上と、トゥラーン系パルス人の母上のダブル。ヘアカラーがシルバー・アイカラーはスカーレット。
 父上とは別居、義母・実母共に死別、仲の良い異母兄とは、異母兄の仕事の関係で別居。弟分のトゥラーン人護衛の少年が1人居て、そちらと同居。
 現在のご年齢・19歳。
 7歳で西洋医学の名門・フィンレック大学院通信科を主席卒業後、北欧のケルト医学士の資格を、10歳の時にやはり通信教育で取得。
 中国や日本の伝統医学からハーブ、植物学、最新の移植手術まで。洋の東西を問わず吸収した医学の天才で、12歳から中国にて特例軍医として野戦病院勤務。以来日本の災害現場も含め、臨床医学の最前線に身を置き、救った人命は19歳にして万を超すとか。
 日本語、中国語、パルス語の他、英語、フランス語など、語学に堪能。
 趣味は歌う事。
 笑顔動画などネット投稿の他、戦場でも傷病兵の為に歌う事があり、『リアル戦場の歌姫』、『鎮魂の妖精』など2つ名は数知れず。
 自衛の為に戦闘術も身に着けており、好きな武器は軍用ナイフと無反動銃。
 最近は『自然災害が多くて、現場で救命活動したいから。』と日本に定住。普段は薬学の研究などをして、穏やかな生活を満喫中。
 今ハマっているのは、水彩画と美術館・博物館巡り。
 弟分1人を連れて、何処へでもご自分の足で歩いて行き、公共の乗り物にも慣れた活発なご性格、と。」

「おお、流石は我らが諜報部・・・!!」

「『お名前は』どころじゃないけどな・・・♪♪」

「僭越ながら、ダリューン様。
 コレ、ヴァフリーズ様、反対なさいますか?
 確かにご生家自体は、日本を拠点に、東洋全域に影響力を持つ『アジアの暗部』と呼ばれる一族ですが・・・。
 裏を返せば、歴史と伝統を持った一族。そこらのチンピラとは格が違います。
 加えてご本人単品の、医者として華やかな経歴と実績。
 アルフリード殿のゾット族も山賊ですが、ヴァフリーズ様は何もお咎めにならずに許容していらっしゃいます。アルスラーン殿下は言うに及ばず。
 『10年越しで想い続けている女性が居る。』と聞いたら、鉄拳どころか泣いて喜ばれると思うのですが。更に美人女医の協力が確保出来たとなれば、王太子殿下の健康とパルス軍の士気高揚は間違いないかと。」

「おぬしは一言余計なのだ・・・ギーヴの悪影響か?」

「私の事はともかく、です。
 どうなさるのですか?
 この10年、何もアクションを起こしていないという事は、ナルサス様の仰る通り、先方には綺麗さっぱり忘れ去られている事と思いますが・・・ご心配されていた伯父上様の反対は、恐らく、というか99%、無いと思います。或いは説得できる範囲内と。
 ただの憧れで、行動に出る気は本当に無いのだと仰るのであれば、それまでの事。余計な事は致しません。
 ですが、見合いだ結婚だという話題で脳裏によぎる程度には気になっておられる。
 という事は、です。
 なんかもう、ウダウダ悩んでるの見るのが面倒なんで、とっとと行動に移しちゃって下さい。お手伝い致しますから。」

「おい、今なんか色々と大事なモノすっ飛ばしたぞっ?!」

「すっ飛ばしてません。」

「まぁジャスワントが言うのなら、俺も成功する気がしてきたぞ。幼馴染みよ。
 どうだ、手を出してみては。
 ちょうど近日、我らは訪日する。日程はまだ固まっていないが、故に変更する余地もある訳だ。殿下のご公務の裏日程として、SPの見合いくらいねじ込めるだろうさ。」

「なっ、俺に殿下のお側を離れろと言うのかっ?! それも私事でっ。」

「ナルサス卿もジャスワントも甘いな。
 本気で狙うんだろ? ならじっくり時間を掛けなくちゃ。向こうにすれば初対面だぜ? 見知らぬパルス人ご一行から、会った当日にやれ見合いだ結婚だとか言われても、ドン引くに決まってる。
 この世界には『デート』という楽しいイベントがあるではないか。
 最初の接触は軽くでイイんだよ、軽くで。『あなたのファンです。』とか適当に理由付けて、取り敢えず、多数対多数で食事でも誘うのさ。
 デートが終わるまでに『本人から』連絡先を貰う。この『本人から』ってトコがポイントだな。
 いいか、必ず『本人から』、『本人に直接』繋がる番号を貰うんだぞ? コイツともう1回話してみたいって、『本人に』そう思わせろってコトだからな?
 護衛越しじゃなく、本人と直接会話できる位置が目指す場所だ。」

「よしギーヴ、その調子でダリューンを教育しろ。
 ジャスワントは更に情報を集めてくれ。
 『ツァオ・リジュ嬢』とその周囲の近況。結婚に関する障害の有無や種類。『リジュ嬢』のオとし処。その辺りが重点的に知りたい。
 この堅物は、モノは悪くないのだ。女性の扱いも含めて、女性陣に頭から嫌われる要素はほぼ、無いと言って良かろう。大事なのは相性の度合いと、アピールの仕方だ。
 戦略的にイケば、必ず勝ち目はある。」

「はいっ。必ず勝ちましょうっ。」

「おぬしらは一体、何と戦っているのだ・・・。」

 ツッコミを入れるのも面倒になって、ダリューンはぬるくなったビールを一思いに飲み干した。



                   ―FIN―

アル戦 現パロ 黒騎士殿の許嫁

アル戦 現パロ 黒騎士殿の許嫁

現代パルスで、もしもダリューンに嫁取り話でも出た日には、という小話。書きたいトコだけ書いた未完です。

  • 小説
  • 短編
  • 全年齢対象
更新日
登録日
2016-01-13

Derivative work
二次創作物であり、原作に関わる一切の権利は原作権利者が所有します。

Derivative work