紙の公園 41~44

そして、毎日のように公園に通う生活になった。
ベンチに座り、遥人は、書き始めた。
何故だかここ数カ月の事は、鮮明に覚えていたので書くのに困ることは、なかった。
そして少女と出会う場面だが、ばれないように左を見ながら特徴を掴みながら書いていった。

そして思い出しながら、次々に起きたことを紙に書き留めていった。
こんなに自分の事を思い返した事は、今までなかった。
遥人は、自分の事を振り返ったり、過去の事には、興味が全くなかった。
いい風に言えば、前向き、悪い風に言えば前しか見ない馬鹿…
なるほどね…遥人は、自分の弱点を垣間見た気がした。
はぁ…

そして月日は、流れ青々しい葉っぱも枯れすっかり黄色や赤色に徐々に染まっていった。
{紙の公園}の方もほとんど書き終わっていたが、ここで、大きな問題が二つ
まず一つ目の問題は、終わり方が綺麗に終われないのだ。
理由は、簡単で何も考えずに始めたからである。
次に二つ目の問題は、一つ目の問題が、解決しないことには、関係ないのだが少女に見せるかと言うことだが一応今のところは見せる予定である…
今のところはね…

そうか少女に見せる事を考えながら考えると遥人は、いい案が思いついた。
この終わり方は、小説の終わり方といい区切り方だと思い勢いよく紙に書き始めた。
そして書き終わり一呼吸し遥人は、近くのコンビニに向かい遥人は、自分の小説をコピー機でコピーを始めた。

紙の公園 41~44

次回最終回の予定でおります。(あくまで予定は、予定でしかありません。)

紙の公園 41~44

  • 小説
  • 掌編
  • 全年齢対象
更新日
登録日
2016-01-07

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