今もまだ
「あなた」と聞いただけで連想する相手はきっといるでしょう。
皆様の愛すべき「あなた」に送ります。短編です。
夢をみた。
懐かしき、わたしの夢を。
あの頃の私は、たったひとつの恋に四苦八苦し、全てを投げ出して泣いていた。
苦しくて辛くてただただ泣いていた。
「いかないで」「ひとりにしないで」
声も虚しく、後ろ姿しか見えない愛しいその人を、揺れる視界の中、ただただずっと、
見つめていた。
声が枯れるほど好きだと言いたかった。
声が枯れるほど愛してると言いたかった。
抱きしめたかった、ただただ、ずっと。
今日もまた夢をみる。
懐かしき、あなたの夢を。
今もまだ
ご閲覧ありがとうございました!
実際に私も大恋愛、とまでは言えませんが、したことはあります。
その時の気持ちを懐かしみながら書きました。
幸せな恋がしたいーーーーーーーー(笑)