思い出アポロポロ
久しぶりの更新です。
アポロ神化決まってからしばらく考えてました。
私はアポロ。モンストのキャラクター。
一応ガチャの星5枠だけど、私が出ても誰も喜ばない。
ある人は苦笑して、ある人は怒って売却だってされる。
私は弱い。だから出ても喜ばれないんだ。
―ある日―
俺「さて、顔合わせやら配布やらで必死に貯めたオーブだ。 獣神祭10連するか。」
ガチャの前で決心して10連ガチャを回した。すると1番始めに出てきたのはアポロだった。
アポロ「アポロよ…… よろしく……」
俺「あれ?なんか暗くない? だいぶイメージと違う…… 」
すると俺は次に出てきたモンスターに興奮した。
コルセア「ワイルドキャットよ!進化すればコルセアだけどね! あなたが新しいマスター?よろしく!」
私「うぉっ! コルセアだ!よっしゃあ!爆死じゃなかったぜ!」
アポロ「……………」
分かってた。私なんか喜んでくれるはずがない。後からやって来た子の方が強くて、私はいつも置いてかれていた。
結局マスターも、私を放ったらかしてコルセアばかり育てた。
そうやって過ごしてるうちに、新神化追加のお知らせが入った。
俺「分かんないぞアポロ! もしかして神化するかもな!」
アポロ「…………うん!」
でも、現実は甘くなかった。
―ハーレー、ハーレーX神化追加決定!―
俺「え………………」
アポロ「…………………。」
俺「ま、まぁ………… しょげるなよアポロ。次こそきっとあるよ。」
ハーレー達だけ?私は?他にも神化が来てない子はたくさんいる。私と同じくらいにいたランスロット君やマーリンちゃんはわかるよ。でもどうして私より後に来たモンタナちゃんとかが先に神化決定するの?おかしい。絶対におかしいよ。
そして、あの人が来たことで、私はさらに追い込まれた。
俺「おいみんな!新しい人が来たぞ!」
マスターが連れてきたのはなんと最近神化が決定したハーレーXだった。
ハーレーX「ここでお世話になるわ。 よろしく。」
俺「さて、これから大変だな。 バハムートや大佐を集めないと………」
アポロ「……………」
アポロは黙ってその場を立ち去った。その姿をナポレオンのみが見ていた。
アポロは雨が降る中、傘もささずに外で座り込んでいた。そこに傘をさしたナポレオンが追いかけてきた。
ナポレオン「アポロ、帰ろう。 こんな所いると風邪引くよ?みんな心配してるし、早く帰ろう。」
アポロ「嫌よ。なんで帰らなきゃダメなの? 私は誰からも必要とされない雑魚よ。」
ナポレオン「そんなことないよ。 今は弱いかもしれないけど、神化が追加されればいつか………」
するとアポロはいきなりナポレオンに攻撃してきた。ナポレオンはバランスを崩して傘を落として倒れ込んでしまった。アポロの目には大量の涙が浮かんでいた。そしてそれに影響されてか、雨もさらに激しくなった。
アポロ「うるさい!元から当たりキャラのアンタに何が分かるのよ!? そのいつかはいつ来るのよ!」
ナポレオン「アポロ…………」
アポロ「わざわざ追いかけてきてバッカみたい! そんだけ帰ってきてほしければ帰ってやるわよ!」
アポロは追いかけてきたナポレオンを置いてボックスへと帰っていった。
―数日後―
もういいわ。そのうちアプデきて私は星4になるかもしれない。けどもうどうでもいい。そういえば今日は新神化発表の日らしいけど知らない。どうせ選ばれないんだから………
俺「アポロ!おめでとう! 神化追加決定だって!」
アポロ「え?」
俺「神化すればマインスイーパー、ゲージでアンチ重力バリア! 友情コンボはエナサーに毒拡散だって!俺の欲しかったアビや友情コンボ全部持ってるぞ! アポロ?」
気付いたら私は泣いていた。あの日の涙とは違う。嬉しかった。これで私は必要とされる。ありがとう。
―数ヶ月後、ツクヨミ戦―
ツクヨミ「あぁ、沈んでしまう…………」
俺「よっしゃぁぁぁ!!! 初ツクヨミソロクリアだーー!!」
今やアポロは重要な戦力となっていた。今では究極にも超絶にも行ける強さになっていた。
しかしアポロのすべき事は終わってなかった。アポロはナポレオンに謝らなければならなかった。
アポロ「ナポレオン、あの時はごめんなさい。 私、あの時どうしたらいいか分からなくて、その………」
アポロに対しナポレオンはただ笑って答えた。
ナポレオン「大丈夫だよ。全然気にしてないよ。 私も悪かったかな。気にしてること言っちゃったかもしれない。ごめんね。 これからもよろしくね。」
アポロ「うん!」
End
思い出アポロポロ
遅くなっちゃいましたね。
ちなみにあの後スマホが壊れてモンストのデータが消えてしまい、なんやかんやで復旧まで一ヶ月かかりました。