project one lovely girls

「よし、出番だよ。せーのっ」
「「「レッツゴー・ガールズ!」」」
リーダーの掛け声。彼女たちの始まりだ。

アイドルへの道

~椿 モカ~

「はぁ。」

ため息をつく、12歳。
学生兼ロックアイドル。

椿 モカはまたファンへ、メールを打つ。

返信一つが疲れてくる。

でも彼女は、とてつもないほどの絶対音感の持ち主。

一万という応募者の中から、彼女一人が今のポジションに立つ。
ポジションというのは、彼女が所属している
「Lovely girls」のボーカル。

総応募者は、5万と越えるらしい。

彼女はそこの頂点に上り詰めた
が・・・・

すべてが幸せなわけでは無かった。
筋肉痛になりながらも、歌い踊り続ける。

もうやめたいぐらいだ。

だが、ボーカルをはずすと解散といっても過言ではない。

そのためにも、今のまま維持していかなけねばならない。

project one lovely girls

project one lovely girls

  • 小説
  • 掌編
  • 全年齢対象
更新日
登録日
2015-09-26

Copyrighted
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