吸愛行動
リクエスト*アヤト夢
裏の為ご注意ください
1
「ん〜、今日もひまりちゃんはかわいいねぇ」
『ちょ…、っと、ライトくん…やめて』
「嫌がる顔も最高に可愛いよォ…ねぇ、ボクとイ・イ・コ・ト♡しよ?」
最悪だ。
よりによって今日に限ってこんな時に限って、
逆巻家一番の変態:逆巻ライトに詰め寄られている。
『やだ…、ってば!』
「あぁもうその瞳、たまらないよ…Σッ痛!」
「ライトてめぇ…」
『あ、アヤト…くん…』
危うく顔がくっつきそうなくらいまで近づいたその時、アヤトがライトを蹴り飛ばし、ひまりの手を取った。
そのままつかつかと歩いていく
『アヤトくん、あの…』
「うるせぇ、黙ってろ」
『っきゃ…』
壁に体を押し付けられ、アヤトの顔が近づく。
逃げられない。
「ライトなんかに媚び売りやがって」
『売ってな、ッ…』
首筋に熱が走る。
アヤトの牙がひまりの首に刺さり、ジワリと血が滲む
「…吸わせてはないみたいだな」
『うん、っ…』
「でもまぁ、俺以外を見るのはダメだよな」
『ふぁ、ッ』
牙の跡に舌を這わされ、痛みとゾクゾクとした感覚が混ざったものが思考を溶かしていく。
ごくりと喉がなる音が聞こえる。
「甘…」
『アヤト、くん…』
「あ?…なんだよひまり、もう我慢できないって顔してんな」
『くらくら…して』
「続きは部屋でゆっくりすっか」
そういって楽しそうに微笑み、ふわりと横抱きにされた
2
**
「ここでいいだろ」
そのまま連れて来られたのは大きなベッドのある部屋。
乗せられ、上から覆い被さられる。
「ひまり…」
『アヤトく…んっ、』
口を奪われた。
そのまま舌を絡め取られ、息継ぎをする暇もなく角度を変えて口付けをされる。
血を吸う訳でもなく、何度も何度も。
だんだん全身が逆上せたように熱く、息が上がる。
『っ、…ふ…』
やがて全身の力が抜け、くたりとベッドに身を沈めるひまりを見て、アヤトは言いようのない欲情を覚えていた。
血が欲しい。だけどそれだけじゃなく、もっと別の…
「っはぁ…ひまり、いいだろ?」
『な、にを…っひゃ』
スカートの中の下着をするりと下げられ、空気にさらされる。
「なんだ、もう熱くなってんじゃねぇか」
『や、だ…っ、恥ずかしい…』
無遠慮に指で触れられ、体が僅かに反応する。
さっき血を吸われたせいもあって、頭がぼんやりして思考がうまく回らない。
ニヤリと弧を描くアヤトの口元を見て、ひまりの心臓は大きく跳ねた
「ココが好きなんだろ?今日は俺がお前に奉仕してやるから、恥ずかしがらずに存分に感じとけ」
『ん、ふぁ…っ、や…』
「ぐずぐずになってんな、この分だとすぐ入るか…?」
『っゆび、奥…はいっ、て…』
「あー、キツ…んな悦ばなくてもすぐ入れてやるよ」
『や、ッあ…!』
ずるりと指が抜かれ、すぐに熱いものが入ってくる。
それだけでゾクゾクと快感が全身を駆け巡り、気をやってしまいそうだ
「っふ、…ひまり、ッ」
『あや、と…っくん、の、はいって…?』
「わかるか?…今お前ン中、俺でいっぱいになって…
っあ、だめだ…動くぞ」
『待っ、ひぅ、ん…っ』
制止する間も無く、ピッタリとくっついた其処が擦られる。
動くたびに中が引き摺り出されるような感覚と甘い刺激が頭まで響いてきて、
変な薬を飲まされたわけでもないのに頭がふわふわしてくる
「ぁ、も…ッ限界、か?」
『う、んっ…も、いきそ…アヤトくん、っ』
「ひまりは、っ、キスが…好きなんだろ…?いいぜ、シテ、やるっ」
たまに怖いくらい乱暴になるけれど、その反面、すごく優しい時もある。
不器用な優しがが好きで、ちょっと強引なところが好きで、
触れられている体温も、舌も、繋がっている所も、
全部が好きで、愛おしい。
『ぅ、ん…っアヤトくん、…っ好き、大好きっ』
「っは、俺も、…愛してる、いくらでも、愛してやる…ッ」
『あ、も…っ、だめ…』
「いいぜ、俺も…っ」
舌を絡めあい、快感に身を任せ、そのままひまりは意識を手放した。
**
『ん…』
目が覚めると其処はアヤトのベットの上。
隣で、少し幼い寝顔が……と思ったら目が開いた
「…なに見てんだよ」
『ご、ごめ…』
「…はぁ、」
ため息を一つつかれ、そのまま抱き寄せられる。
体と体が密着し、お互いの鼓動が聞こえるくらい近い。
「…ライトのやつなんかに触れささんじゃねーぞ」
『う、ん……アヤトくん』
「あ?」
『…大好き』
「…知ってる、ひまりは俺のだ」
そう言って指先に口付けをされる。
出会った時は、怖くて仕方がなかったけれど、今はとっても優しい。
そんなあなたが大好きです
End
吸愛行動