単冠湾・提督日誌
DMMゲームスの艦これ、と、
色々くべた“闇鍋”
2015年8月11日(火)より
半リアル準拠の提督日誌を・・・
だら~っと、たまに?シリアスしつつ
日常を書いていきます。
2015年8月11日(火)
畝傍(うねび)
「え~っと・・・。」
今、机を整理している
新しい施設が完成し
そっちに引っ越しを始めたからだ
畝傍
「山城~?」
山城(航・改二)
「なんですか?」
やや強めの口調だが、返事をくれる
畝傍
「そこの台車に乗せてくれ。」
最後の書類の束を渡す
現在までの着任艦娘の名簿だ
山城(航・改二)
「全く、
突然すぎます、
こっちが拡張工事も請け負って
ここ”単冠湾泊地“の拡張工事を進めていたのに・・・。」
畝傍
「まぁ、今まで本土から北方方面へ展開していた各提督達が、
旧施設を使いたいって言うし、
作りが、似たり寄ったりの方が
艦娘にストレスを与えない。」
山城(航・改二)
「それには同意しますが、
我々が”自分達で作った施設へ移動“なんて、
皮肉にもほどがあります。」
畝傍
「ん~・・・まぁ~、
作った人間が一番使い勝手をわかってるし、
本土で訛ってる新米が旧施設を使うんだ、
訓練も兼ねてるんだろ、
“この北方海域の荒波を乗り切れないと”
今、作戦中の“第二次SN作戦”も無理だろ。」
山城(航・改二)
「なら、我々もですね。」
畝傍
「ですねー。」
Eー1、Eー2までは、強行突破したものの、
Eー3のボスにて弾薬を
ごっそり消費しました・・・
水上打撃艦隊でたどり着いても
全くダメージが入らず
惨敗をする
で、機動艦隊へ変更し
辛うじて、ダメージを与えられたが
戦略的勝利に留まる
引越し後?
畝傍
「だぁ~・・・とりあえず、
新居、もとい、
単冠湾泊地・第四基地、
今日からここが家だ。」
山城(航・改二)
「・・・って、
全然変わりがないように見えますが?」
畝傍
「あぁ、間取りはほぼ同じ、
だけど、追加した施設、
建造ドックは新型、大和型をそのまま覆える地下ドック、
修理ドックも同じ地下ドック、
大半の施設を山の中に作ったから、
対空攻撃に関しては
“ある程度の時間は持つよ”」
山城(航・改二)
「ある程度って・・・。」
畝傍
「あぁ、前の施設が堕ちたら、
挟まれるって事、
そうそうに、んな事は、
起きて欲しくないけど。」
山城(航・改二)
「はぁ・・・
(まぁ、この人だから、
今までついてきたのだけれど・・・)
兎に角、
着任したての
春雨、江風の両名に施設の案内は
どうしますか?」
畝傍
「白露達にやらせよう、
地図ぐらいは読めるだろうし。」
白露(改)
「ちょっと提督!
ひどくな~い?」
畝傍
「窓から入ってくる時点で、
スカートは抑えるか、
普通にドアから入って来い。」
山城(航・改二)
「・・・やっぱり、鍵は必要ね。」
畝傍
「鍵・・・北上?」
びくっ!?
山城(航・改二)
「なんでダンボールが反応するのよ・・・。」
畝傍
「お前で一番やりづらい鍵を作ってくれ。」
ごそごそ
えぇ~・・・よっこいしょっと
北上(雷巡・改二)
「まぁ、いいけどさ、
マジでムズイのにするよ?」
畝傍
「南京錠的な奴か~?」
北上(雷巡・改二)
「もっと面倒なヤツ~ww」
畝傍
「・・・まぁ、頼んだ。」
北上(雷巡・改二)
「にひひ~♪りょ~かい♪」
ごそごそ
畝傍
「って、ダンボールに戻るのかよ。」
山城(航・改二)
「ちょっと、北上?
いい加減にしな・・さ・・・
いないし。」
畝傍
「・・・そこの戸棚か?」
がちゃ
北上(雷巡・改二)
「せっかく、
瞬間移動の練習も兼ねてるのに、
なんで言っちゃうのさぁ~。」
畝傍
「無駄に、な、
またその時に話すよ。」
北上(雷巡・改二)
「ふ~ん、まぁ、いっか、
んじゃ鍵は沢山いるの~?」
畝傍
「各、艦娘寮の出入り口、
単冠湾施設へ繋がる出入り口、
執務室の窓と扉かな。」
北上(雷巡・改二)
「りょ~かい、
そんじゃね~。」
ばたん
畝傍
「で、白露、どいてくれ、
山城がキレる前に。」
白露(改)
「ちぇ~っ、
それじゃぁさ、地図、ちょ~だい!」
畝傍
「・・・ほれ、コレがそうだ、
コピーは隣の部屋の奴を使ってくれ。」
白露(改)
「ほっほ~い、それじゃぁね~!」
ばん!!
山城(航・改二)
「白露!!
扉は静かに閉めなさいっ!!」
ハ~イ!
畝傍
「・・・はぁ。」
単冠湾・第四基地探検隊
白露だよ!
今、執務室から
私達駆逐艦寮へ向かってた筈なんだけど・・・
白露(改)
「ここ、どこ?」
江風(かわかぜ)
「あたしに聞かれても、
今日来たばかりの艦娘に
答えようがないぜ?」
春雨(はるさめ)
「そうですよ白露姉さん?
前の施設すら把握しない内に
ここへお引越ししたんですから。」
村雨(改)
「はいは~い♪
妹達~、こんな所で
何してるのかな~・・・
白露姉さん?
なんの為のソレなの?」
白露(改)
「あぁ、地図あったんだっけ。」
江風・春雨
『えぇ~・・・。』
夕立(改二)
「あ、こんな所にいたっぽい、
なになに?
探検でもしてるの?」
五月雨(改)
「あ、夕立姉さん!あれ?
春雨姉さん!?江風っ!?
なんでっ!?」
涼風(改)
「五月雨!足元!!」
どごん!!
7人『おぉ~。』
畝傍
「五月雨~、
床に穴あけるな・・・
大丈夫か?」
白露(改)
「あ、提督。」
畝傍
「あ、じゃねええよ、
施設巡回で回ってりゃ、
五月雨のズッコケた音がするもんだから、
見に来てみりゃ、
白露型全員揃ってるし、
まぁ、海風はいないけど。」
江風
「そうだ、見つけに行かないのか?」
畝傍
「初春に聞いてみな?
資材管理をやってもらってるから。」
初春(改二)
「その通りじゃ。」
ビクッ!?
畝傍
「初春サン・・・
ナニカ御用デショウカ?」
江風
「なんでカタコトになんだよ?」
初春(改二)
「ん?あぁ、コヤツはな?
無断大型建造常習犯じゃ、
せめてのこの作戦中は
やらせぬように見張っておったのじゃが、
強行突破ばかりしおってな、
弾薬がもう真っ赤なのじゃ、
第3、第4護衛艦隊は
遠征に出ておる、
帰ってくるのは明朝だろうに。」
畝傍
「ハイ、スイマセンデシタ、
強行突破ハモウイタシマセンノデ、
オオメニ見テ
モラエナイデショウカ?」
初春(改二)
「ふむ、まぁいいじゃろ、
わらわも、あの火力には
手をこまねいておる、
“今回は”おおめにみよう、ぞ、
それではの。」
畝傍
「で、
白露、時雨、村雨、夕立、春雨、五月雨、江風、涼風、
現段階での家の白露型だ、
これからもよろしく頼むよ、
それと、
そっちは、旧施設への出入り口だ、
お前らの駆逐艦寮は左、
白露?
今週中に施設把握を命ずる、
長女だから
“しっかり”な?」
白露(改)
「は~い。」
2015年8月11日(火)までの在籍艦娘
金剛型
金剛(改二)比叡(改二)霧島(改二)榛名(改)
扶桑型
扶桑(航・改)山城(航・改二)
伊勢型
伊勢(航・改)日向(航・改)
長門型
長門(改)陸奥(改)
空母
赤城(改)加賀(改)
蒼龍(改二)飛龍(改)
翔鶴(改)
葛城
軽空母
鳳翔(改)祥鳳(改)龍驤(改)瑞鳳(改)
瑞鳳(改)飛鷹(改)隼鷹(改)
千歳(航・改)千代田(航・改)
水上機母艦
千歳(甲)千代田(甲)
古鷹型
古鷹(改二)加古(改二)
青葉型
青葉(改)衣笠(改二)
妙高型
妙高(改)那智(改)足柄(改)羽黒(改)
高雄型
高雄(改)愛宕(改)摩耶(改)鳥海(改)
最上型
最上(航・巡)三隈(航・巡)鈴谷(航・巡)熊野(航・巡)
利根型
利根(改)筑摩(改)
天龍型
天龍(改)龍田(改)
球磨型
球磨(改)多摩(改)
北上(雷巡・改二)大井(雷巡・改二)木曾(雷巡・改二)
長良型
長良(改)五十鈴(改二)名取(改)
由良(改)阿武隈(改)
川内型
川内(改二)神通(改二)那珂(改二)
夕張型
夕張(改)
阿賀野型
阿賀野 能代 矢矧(改)
大淀型
大淀
睦月型
睦月(改)如月(改)弥生(改)皐月(改)文月(改)
長月(改)菊月(改)三日月(改)望月(改)
吹雪型
吹雪(改二)白雪(改)初雪(改)深雪(改)
叢雲(改)磯波(改)
綾波型
綾波(改)敷波(改)朧(改)
曙(改)漣(改)潮(改)
暁型
暁(改二)Верный 雷(改)電(改)
初春型
初春(改二)子日(改)若葉(改)初霜(改二)
白露型
白露(改)時雨(改)村雨(改)夕立(改二)
春雨 五月雨(改)江風 涼風(改)
朝潮型
朝潮(改)大潮(改)満潮(改)荒潮(改)
霰・あられ(改)霞・かすみ(改)
陽炎型
陽炎(改)不知火(改)黒潮(改)
雪風 時津風(改)浦風 浜風 谷風
夕雲型
夕雲 巻雲(改)清霜(改)
島風型
島風(改)
Z 1型
Z 1(レーベレヒト・マース)
海大Ⅵ型
伊168(改)
巡潜3型
伊8(改・潜母)
巡潜乙型
伊19
巡潜乙型改二
伊58(改・潜母)
三式潜航輸送艇
まるゆ(改)
特殊船丙型
あきつ丸
あきつ丸(改)
工作艦
明石
以上、128名
2015年8月12日(水)19:00~?
畝傍
「無理だな。」
初春(改二)
「無理じゃな。」
山城(航・改二)
「無理ですね。」
比叡(改二)
「ひぇ~・・・。」
Eー3突破セシムモ
弾薬消費激シク
作戦、中断中・・・
___________________
執務室
畝傍
「初春?」
初春(改二)
「なんじゃ?
憂さ晴らしに、大型4連まわして、
誰もこんかったから、怒っとるのか?」
畝傍
「いんや、
天津風・・・いつ来たの?」
天津風
「Eー3よ、
なんであんな所に居たかわからないけど、
“妙に殺気立った”貴方達の艦隊に
保護されたのよ。」
初春(改二)
「まぁ、江風、春雨、天津風と、
3人も新しく来とるのじゃ、
今回はまぁまぁ豊作じゃろう?」
畝傍
「え?あぁ、うん、
そろそろ踏ん張れよ?」
天津風
「へ?なんで?」
どどどどどどど!!
島風(改)
「天津風~っ!!」
天津風
「きゃぁ~っ!?」
畝傍
「げっ!?」
畝傍
「ぐる゛じい゛・・・。」
初春(改二)
「壁に叩き付けられておきながら、
しっかり、肩で支えるとは、
相変わらずじゃのぅ。」
畝傍
「初春、山城にすら、
手を握るので一杯一杯なのに、
ラッキースケベ展開求められても、
無理だからな?」
初春(改二)
「残念じゃのう、
二人共・・・起きんか?」
比叡(改二)
「流石に無理かと、
よっこいしょっ!!」
畝傍
「ふひ~、流石比叡、
駆逐艦二隻なら余裕だな。」
比叡(改二)
「金剛お姉さま
(糞姉貴)を、片手で持ち上げる
貴方に言われても、
感動が薄れますね。」
畝傍
「・・・そうかね。」
陽炎型駆逐艦寮
陽炎(改)
「なにやってんだかね~。」
不知火(改)
「島風の暴走にも
困った物です。」
黒潮(改)
「せやかて、不知火はんも、
時たまやらかすやろ~?」
雪風
「え?そうなんですか?」
時津風(改)
「そう言うのは
あんまり聞いちゃダメだよ~。」
浦風
「そんだ~、
あ~んまし、しつこーと、
愛想つかされっと~よ?」
浜風
「・・・はぁ。」
谷風
「ん?浜風?どうした?」
浜風
「いえ、これから部屋割りとか、
今後の事を少し。」
陽炎(改)
「あんたは硬いのよ、
もう少し緩くしなさい?」
浜風
「だらだらなのも、問題かと。」
時津風(改)
「ふ~ん・・・よし、
“表でようか?”」
陽炎(改)
「やめなさいよ、新しい物ばかりで、
壊したくないんだから。」
雪風
「あ、気がつきましたね!!」
天津風
「・・・んっ・・・あれ?ここは・・・。」
陽炎(改)
「陽炎型駆逐艦寮の、私の部屋、
艦娘としては、初めまして、天津風?
私は、陽炎型駆逐艦一番艦、陽炎よ?」
天津風
「・・・陽炎型駆逐艦、九番艦、天津風、です。」
島風(改)
「あれ?なんで陽炎の部屋?」
天津風
「あ・・・えっと・・・島風?」
島風(改)
「天津風~っ!!」
陽炎(改)
「はい、ストップ、
島風?あんた、部屋の掃除ちゃんとやってきたの?
天津風と相部屋なんだから
片付け、済んでるわよね?」
早きこと島風の如し!!
不知火(改)
「逃げましたね。」
黒潮(改)
「相変わらず、逃げ足は
早いな~。」
浦風
「あぁ、せや、黒潮姉さん?」
黒潮(改)
「はいな?」
浦風
「うちのお菓子しらんかえ?」
しまか
浦風
「逃すとおもとたか?」
黒潮(改)
「ななななんののこここことかかかいななななっ!?」
浦風
「みんなで、食べよう言うて、
“たこ焼き味のおせんべい”
どこにしもうたん?ん?」
時津風(改)
「あぁ、それ、全部黒潮が食べちゃったよ。」
浦風
「ほぅ・・・
うち、確かみんなで、って、いうた気が
するんやけどなぁ~。」
雪風
「それは、雪風も聞きました!!」
陽炎(改)
「黒潮、今回も
庇いようがないわ。」
谷風
「さて、ご覚悟は
できてるよね?」
浜風
「私も、たこ焼き味、
食べたかったです・・・。」
天津風
(なんなの・・・
この黒いオーラは・・・)
黒潮(改)
「ああああああかんっ!?
ううううらかぜっ!?
あかんって!!
ごめんって!!
あぁ~~~~~っ!?」
天津風
「ちょ///ななななななっ!?」
陽炎(改)
「あぁ、言い忘れたけど、
この畝傍旗下の艦娘は
“個性”強めだから、
浦風もかなりだから、
気よつけてね~。」
天津風
「女同士で、せせせ接吻なんて
しないでしょ!!ふつう!!」
陽炎(改)
「そう?私もするわよ?
感謝の意味を込めて、ほっぺとか。」
不知火(改)
「ちなみに、
不知火は陽炎に襲われました。」
天津風
「え゛っ!?」
陽炎(改)
「ちょっ!?不知火っ!?」
時津風(改)
(天津風、こっち、こっち)
天津風
(ぅぇ?ちょっ・・・)
施設案内?
天津風
「ちょっと、どこに行くのよ?時津風!」
時津風(改)
「抜け出すついでに、
施設案内かな~。」
天津風
「そんなの・・・別に。」
時津風(改)
「食堂と、各所の厠は、
覚えとくといいよ。」
天津風
「ダイレクトに言わないでちょうだい、
まぁ、丁度行きたかったし。」
___________________
時津風(改)
「・・・大丈夫?」
天津風
「・・・とりあえず。」
時津風(改)
「使い方、先に言っておけばよかったね。」
天津風
「そうね、
で、食堂はどっちなの?」
時津風(改)
「あぁ、こっちこっち。」
______________________
間宮
「あら?
貴女達、ご飯まだだったの?」
時津風(改)
「いつもの事、
黒潮のつまみ食い癖は
私にも治せないし。」
間宮
「それもそうね。」
天津風
「あっ、あの!
天津風といいます、
間宮・・・さん?」
間宮
「はい、そうですよ、
天津風さんは・・・
“好き嫌いしませんよね?”」
天津風
「へ?ありませんけど・・・。」
時津風(改)
「陽炎が言ってたじゃん、
ここは“個性が強い”って。」
天津風
「ご飯をもらえるのに、
選りすぐるなんて出来るわけないでしょ?」
間宮
「長門さんの用に、
昔のまま少量で、味付けも薄味とか、
比叡ちゃんの用に、
今の時代の料理とか、
艦娘ごとに違うのよ。」
天津風
「いきなり重鎮の名前が出てきたけど、
時津風?
ここって、どれだけの艦娘がいるの?」
時津風(改)
「今日で、129人になったよ。」
天津風
「へ?」
時津風(改)
「この程度で驚かれても・・・
畝傍の知ってる司令だと、
ほぼ全艦娘がいるとかいないとか。」
天津風
「てっきり、施設が新しいから、
最近できたばかりのかと・・・。」
間宮
「まぁ、この単冠湾はちょっと複雑なの、
畝傍さん以外の提督が
(魑魅魍魎共が)複数配属されて、
この泊地を運用してるの。」
天津風
(今の副音声は・・・)
時津風(改)
(突っ込んじゃダメだよ、
間宮さんのお仕置きコース、
ヤバイから)
天津風
(りょ・・・りょうかい)
間宮
「それに伴って、
施設の拡張工事を
畝傍さんが請け負って進めて、
つい二日前に出来たのがここなの、
前の施設は、
本土からの新米が使うから移動してくれって。」
(忌々しい大本営め、新米間宮達を
どう料理してやろうかしら?)
天津風
「本土から?」
時津風(改)
「イベントヌルげー、とか
撒き散らしてる奴らだよ、
この北方海域の荒波に沈めばいいのに。」
天津風
「ちょっと、そんな事言ったら・・・。」
畝傍
「別に咎めないぞ?」
天津風
「うひゃぁっ!?」
時津風(改)
「あ、しれ~。」
間宮
「あら、畝傍さん。」
畝傍
「ん~、時津風、
陽炎が悲鳴あげてたけど、
なんかしたのか?」
時津風(改)
「あぁ、ほっぺちゅーの事で、
騒ぎ出したから、
時限式弾頭置いてきた。」
畝傍
「あー・・・アレか、
流石に俺も驚いたわ。」
時津風(改)
「ね~。」
天津風
「って、悲鳴と、なんで時限式弾頭で
騒ぎにならないのよ!!」
畝傍・時津風(改)
『いつもの事だから。』
間宮
「頑張って慣れてね、天津風ちゃん。」
天津風
(着任変更届けって、効くのかしら・・・)
2015年8月13日(木)01:30~?
執務室
畝傍
「蒼龍?」
蒼龍(改二)
「ねぇ?この子・・・誰?」
雲龍
「マル急計画の戦時急増空母、雲龍です、
傑作空母、飛龍を改良、量産正規空母の一番艦です。」
畝傍
「葛城のお姉さんか、
葛城~、飛龍~、かも~ん。」
がっしゃーん!!
飛龍(改)
「二航戦!!飛龍参上!!」
畝傍
「窓の修理費は、“お小遣いから引いとくね”」
飛龍(改)
「そんなぁ~っ!?」
こんこんこん
畝傍
「はいよ~。」
葛城
「葛城、入ります・・・へ?
雲龍姉さん?」
雲龍
「葛城、お待たせ。」
葛城
「姉さんっ!!」
畝傍
「・・・なぁ?飛龍、蒼龍、
気になるんだけど・・・
言わん方が良いのか?」
蒼龍(改二)
「やめて、下手すりゃ、私より
大きいかも・・・。」
飛龍(改)
「な・・・なんだと・・・。」
こんこんこん
畝傍
「はいはい?」
山城(航・改二)
「う~ね~び~?」
畝傍
「なんだよ、んな怖い顔すんなって、
俺は、お前一筋だっての。」
山城(航・改二)
「違うわよ、
残り資材が少ないから、
遠征に出す編成を決めて欲しいのよ。」
畝傍
「あ~・・・天龍と、龍田、
由良も呼んどいて?
第2~第4護衛艦隊の旗艦やってもらうから。」
山城(航・改二)
「わかったけど・・・
雲龍にも!手ぇだしちゃダメよ?」
畝傍
「も!って、
あいにく、今回来た艦娘に
手を・・・だそうなんて・・・・・・。」
雲龍
「ん?」
畝傍
「いいや、山城、
このメモのメンバーを
半地下波止場に呼んで、
俺は先にそこ行ってるから、
んじゃ、蒼龍、飛龍、
雲龍を頼んだ、葛城と相部屋で大丈夫だろ?」
葛城
「うぇえええっ!?」
雲龍
「葛城?嫌なの?」
葛城
「ちちちちちがうのっ!?」
(そんなぁ~っ!?お菓子やら、小説、漫画とか
散らかしっぱなしだよ~っ!?)
蒼龍(改二)
「雲龍、私達が先に施設を案内するね?」
(ほら、急いで片付けてきなよ?)
飛龍(改)
「それもそうだね、
さ、雲龍?いこ?
一応、私の妹みたいなもんだし、
どんな所改良されたりしたのか気になるし。」
雲龍
「え?あ、はい、わかりました、
葛城、また、後でね?」
葛城
「うん!また後で!」
畝傍
「なら、
地下ドックから案内するといい。」
蒼龍(改二)
「了解!」
瑞鶴・襲来
執務室
畝傍
「ん?なんか・・・騒がしいな。」
どがぁああん!!
畝傍
「・・・扉が、吹き飛んだな。」
山城(航・改二)
「ついさっき、蝶番直したばかりですね。」
畝傍
「はぁ・・・頭痛い。」
加賀(改)
「畝傍。」
畝傍
「加賀さん?なぜに扉を吹き飛ばしたの?」
加賀(改)
「これは私ではないわ、
五航戦の子と一緒にしないで。」
山城(航・改二)
「あ、忘れてました、
Eー2のボスにて、
“瑞鶴を拾ったんでした”」
畝傍
「それを先に言えって・・・へ?瑞鶴?
正規空母内ではツチノコクラスの瑞鶴が?家に?」
瑞鶴
「ちっ、避けられた、
報告、翔鶴型空母二番艦、瑞鶴、
只今着任致しました!」
加賀(改)
「私の練度を甘くみないで頂戴。」
瑞鶴
「なにぉ~っ!!」
ドドドドドドドドドドド・・・
畝傍
「そろそろ来るぞ~。」
加賀(改)
「では、そちら側に避難します。」
瑞鶴
「ちょっとちょっと!なんなのこの音は!!」
ず~・・・・・い~・・・・か~・・・・・
翔鶴(改)
「く~~~~~~~っ!!」
畝傍
「ったく、完成してまだ、3日も経ってないのに、修理かよ。」
山城(航・改二)
「幸い、鋼材はやや多めにあります、
後は、労力の確保だけですね。」
畝傍
「さいですか、
加賀さん?赤城さんは・・・。」
山城(航・改二)
「逃げましたね。」
畝傍
「五航戦嫌いは、どこも同じか。」
山城(航・改二)
「でも、ボーキサイトの消費は収まりそうですね。」
畝傍
「そうでもねえぞ?
翔鶴が二人いるもんだと考えなきゃ、
やべえぞ?きっと。」
山城(航・改二)
「・・・ふぅ、いっそ解体しますか?」
畝傍
「出来ないって、
さりげなく、胸揉みあってる、同性愛者は後が怖い。」
山城(航・改二)
「気づいているなら、止めないんですか?」
畝傍
「とっき~、
あの二人を撤去して~。」
時津風(改)
「ん~、
どっせ~~~~いっ!!」
カッキーン!!
畝傍
「入ったか?入ったか?」
ワー!!
山城(航・改二)
「ホームラーン!!」
日向(航・改)
「まぁ、そうなるな。」
伊勢(航・改)
「それ、言いたいだけでしょ。」
2015年8月23日(日)12:30~?
畝傍
「・・・いけた?」
夕立(改二)
「ぽい?」
暁(改二)
「これで・・・。」
三隈(航・巡)
「おそらく。」
古鷹(改二)
「流石に・・・。」
加古(改二)
「あ~・・・まじでキツイんだけど?」
山城(航・改二)
「・・・やったわ、
やったのよ!!撃破!!撃破したのよ!!」
つい、30分前に、今回の特殊海域、SN作戦(前半)E-4突破。
____________________________
だったけど、
バケツは無いは、入渠ドックは満タンだわで、
作戦続行不可と判断。
畝傍
「まぁ、春雨、雲龍、江風、天津風、瑞鶴、速水、
計、6人もの艦娘を加えたのは、大きいな・・・たぶん。」
山城(航・改二)
「おかげで、高速修復材は残無し、
燃料は14000、
弾薬は11000を切り、
鋼材は、なぜか22000あるけど、
ボーキは17000、
これ以上は被害のみ大きくなるのでは?」
Z 1
「それには、僕も賛成。」
畝傍
「レーべ、めずらしいな?意見なんて。」
Z 1
「誰が省略して良いって、言ったのかな?」
畝傍
「レーベレヒト、お前なぁ・・・浮き輪抱えてのそれは、
ぜんぜん説得力ないぞ?」
Z 1
「いっ!?いいじゃないか!!僕だって休暇が欲しいんだ!!」
白露(改)
「あれ?レーベちゃん!どうしたの?まさか・・・逢引っ!?」
畝傍
「白露~、お小遣い減額ね~。」
白露(改)
「はぅっ!?かんべんして!!」
Z 1
「兎に角、提督!!
この、浮き輪って、どうやって膨らむの?」
ずこー!
畝傍
「そっからかい・・・、速水、いきなりで悪いが、休暇消化してきて、
レーベと一緒に。」
速水
「はぃ?いきなりですか?
演習5回、カムラン半島引っペがしも終わりはしましたけど、
いいんですか?補給は?訓練は?」
畝傍
「体力作りも兼ねた休暇って事で、
なぁ?レーベ?」
びくっ!?
山城(航・改二)
「そう言えば、貴女、最近体調不良を理由に、
部屋に篭ってるわね?」
速水
「へー・・・。」
(ドイツの駆逐艦って凄いって聞いてたけど・・・)
Z 1
「な・・・なんだい?」
畝傍
(ほぉ~・・・面白い、許可する)
速水
「(ニヤリ)
全然大した事ないのね?」
ぷちっ!
Z 1
「そっちこそ、給油艦なの?水上機母艦なの?
随分中途半端だよね?」
速水
「そうね、でも戦局に合わせて作られてる方だから、
貴女のトップヘビーの方が問題じゃない?」
Z 1
「そ・・・それはぁ・・・うぅ・・・ふぇ~んっ!?」
畝傍
(メンタル弱っ!?)
速水
(嘘、なにこんなに脆い子なの・・・
信じらんないけど・・・)
じゅるり♪
畝傍
「ん?」
(速水?ま・・・まさか?)
Z 1
「ふぇ~んっ!?ふぇっ!?ちょっ!?」
速水
「い・た・だ・き・ま~す♪」
畝傍
(・・・陽炎、悪化版が増えた・・・)
山城(航・改二)
(あぁ・・・どうして、危ない方で、個性が強い子が、
この人の所に集まるのかしら?)
速水
「・・・・・・・・ぷぁ~・・・うふふ♪
この子・・・か・わ・い・い♪」
Z 1
「きききききき・・・きしゅ~っ!?」バタン!!
畝傍
「山城、暁の部屋に置いといてくれ・・・。」
山城(航・改二)
「はぁ、了解、速水、貴女の部屋は、工廠側の・・・いえ、
長門の隣の部屋ね、いいわね?拒否権ナシ。」
速水
「へぇ~・・・かの、ビックセブン、長門さんかぁ~、
どんな抵抗、見せてくれるかなぁ~///」
___________________________
長門、陸奥の相部屋
ぞぞぞぞっ!?
陸奥(改)
「ちょっと、長門?顔色、悪いわよ?」
長門(改)
「わっ・・・わからん、いきなり寒気がして。」
ぎぃぃぃ
二人『!?』
速水
「み~つけたぁ///」
二人『い~やぁ~っ!?』
___________________________
畝傍
「ここまで悲鳴が聞こえる・・・。」
山城(航・改二)
「カスダメ連発のお仕置きです。」
畝傍
「あ、やっぱ根に持ってたのね。」
山城(航・改二)
「おかげで、E-4突破までの間だけで、
17回も大破しましたからね。」
畝傍
「・・・うん、衣服の修繕費も馬鹿にならないし、
いい、お灸だと思おう。」
2015年8月23日(日)14:30~?
畝傍
「・・・。」
山城(航・改二)
「使いますね。」
畝傍
「あぁ。」
SNは放置して、卯月探しに3-4(北方海域全域)へ行って・・・、
はい、道中大破、撤退しました。
北上(改二・雷巡)
「ぁ~・・・大井っちは、なんでピンピンしてるの?」
大井(改二・雷巡)
「そ・・・それは・・・。」
加賀(改)
「いいから、さっさとドック行きますよ。」
赤城(改)
「はぃ・・・。」
陸奥(改)
「ねぇ?畝傍?」
畝傍
「ん?」
陸奥(改)
「バケツがないって言ってるんだから、
遠征の子達の「うふふふふ。」
ひゃんっ!?荒潮!!どこさわっ!?んんっ//」
畝傍
「荒潮、いくらお小遣いが要らないからって、
陸奥に手を出して良いなんて言ってないぞ?」
荒潮(改)
「あらあら、だってヒマなんですのも。」
畝傍
「ん~・・・暇か?ついさっき、東京急行の付き添いから、
帰って来たばかりだろう?」
荒潮(改)
「ひま、ひ~ま、ひまなのよ~。」
畝傍
「だぁ~、くっつくなぁ~。」
(美乳なのはいいけどさ)
荒潮(改)
「あらぁ~?私に欲情したのかしらぁ~?」
畝傍
「まぁ、普通なら、まんざらでもないんだろうよ、
俺は、山城が最初って、決めてるからなぁ~。」
山城(航・改二)
「そうは言っても、まだ練度が足りませんけどね。」
畝傍
「合計、20回目のバケツ、どう?」
山城(航・改二)
「最悪ですぅ、全然疲れも取れた気がしません、
そこに張り付いている、駆逐艦が離れれば、
少しは晴れるかもしれませんがね。」
荒潮(改)
「それは、あたしの事かしらぁ?」
山城(航・改二)
「別に貴女の事なんて言ってません。」
荒潮(改)
「言ってくれるわねぁ、この撤退女。」
山城(航・改二)
「久しぶりに調教のしなおしが必要かしら?」
陸奥(改)
「ちょっと、ちょっと、
ここで喧嘩はやめてよね?」
ふん!!
畝傍
「大井、悪いな。」
大井(改二・雷巡)
「別にいいのよ、
この子が出れる海域って、練度もあるけど、
けっこう限られるから。」
畝傍
「暇つぶしついでに、
バケツ掘り行かせてやってくれ。」
大井(改二・雷巡)
「睦月、弥生、朝潮で?」
畝傍
「あぁ、他の睦月型は遠征でずっぱりだからな、
改装してあっても、
陽炎達より少食なのは助かるし、
朝潮型は、まぁまぁ・・・だからな、
時たま大失態するけど。」
山城(航・改二)
「呼んだわよ、それじゃ、休憩してるから。」
睦月(改)
「今度はどこですかぁ~?」
弥生(改)
「弥生、けっこう怒ってっるんだけど?」
朝潮(改)
「荒潮が、また伸びてるっ!?」
畝傍
「長距離練習航海、言わずともわかるよな?」
3人『はぁ~・・・またバケツか。』
荒潮(改)
「・・・くっ・・・この雷撃馬鹿・・・、
アザになったらどうするのよ。」
大井(改二・雷巡)
「あら、咄嗟に飛んで、ある程度和らげてる癖に、
それに、怪我をしたら、うね・・・何でもないわ。」
荒潮(改)
「う~ね~び、が、どうしたの?」
畝傍
「荒潮、お前のこの写真、な~んだ?」
じゃかっ!!
荒潮(改)
「ど・こ・で?」
畝傍
「いい趣味してんなぁ、シル○ニア○ァミリーと、ドールハウスかぁ、
てか、本場の取り寄せ品だろこれ。」
荒潮(改)
「他の泊地、鎮守府の子とレア交換したのよ、
で、写真、か・え・し・な・さ・い。」
畝傍
「生憎、タダでは返せん。」
荒潮(改)
「・・・条件は?なに?」
畝傍
「バケツ一個に付き、10枚かな。」
荒潮(改)
「弥生!!睦月!!朝潮!!行くわよ!!」
弥生(改)
(作戦成功、後で、アイスのおやつを希望)
畝傍
(お前専用冷凍庫に、ハーゲンダッツ3種類入ってる)
睦月(改)
(え~っと、え~っと・・・)
畝傍
(しっかり、じゃが芋味じゃがりこ、と、
果肉入りトマトケチャップは、冷蔵庫だ)
朝潮(改)
「へ?え?ちょっ!?荒潮っ!?
私、貴女の姉なんだからね!!ちゃんと、姉さんって呼びなさい!!」
荒潮(改)
「い・や・よ。」
ぶちっ!!
朝潮(改)
「まてやごらぁああっ!!あ゛~ら゛~し゛~お゛~っ!!」
荒潮(改)
「ぁ・・・あらぁ~・・・。」
どどどどどどど・・・
畝傍
「イライラに効くお菓子ってあるかな。」
大井(改二・雷巡)
「さ・・・さぁ?」
陸奥(改)
「牛乳を使ったおやつかしら?」
畝傍
「パンケーキかな、はちみつと、チョコと、後、なんだ?」
チョコタップリデオネガイシマース!!
畝傍
「あんだけ離れてて聞こえるのか、チョコな、了解。」
大井(改二・雷巡)
「か・・・可愛いのかな。」
陸奥(改)
「ただの食い意地とも言うわ。」
気づく誤字・・・
速吸(はやすい)
「あ・の・で・す・ね!!」
畝傍
「はぃ、すいません、つい・・・。」
山城(航・改二)
「私も気づいてなかったし、
もうこれでいいでしょう?」
速吸
「これで?これでですか!?」
正座に百科事典(一冊5kg相当)が4冊です、はい。
畝傍
「正直、血が止まってる感覚が・・・。」
速吸
「あまい!!
こんなのは序の口!!
私の船員はこの程度で音を上げるような事はなかった!!」
山城(航・改二)
「・・・そぅ。」
あ、山城、たすかっ・・・てない~・・・しびれた~。
速吸
「なに、どかしてるんですか?」
山城(航・改二)
「・・・時津風。」
時津風(改)
「ん~・・・シゴキ?これを~?
まぁ、いいけど、何本まで~?」
山城(航・改二)
「4、5本ヤッちゃいなさい、
畝傍も、ちゃんと謝罪しているのに、
これはやりすぎなのよ?
速吸、ここでのルール、理解してね?」
速吸
「・・・嫌ですね、
転属願いの用紙、ください、
無い訳、ないですよね?」
畝傍
「・・・どこからも、断られた、
それなのに?」
速吸
「・・・なんで・・・止められるのよ。」
畝傍
「振り返る間に、どうせ叩くだろう、頬、
“左利きなら、右回り”
右足が後ろに下がって、勢いを付けるために、
少し、右に重心をずらした、
なら、右手をその伸ばすであろう範囲に、準備するだけ。」
速吸
「放しなさいよ!!」
畝傍
「嫌だね、その性格、
他の提督にも、アレ、やったでしょ?
横須賀の三笠元帥から、お前にしてくれって、
要請があったんだ、敵を作りやすい性格のこの子を、
引き取ってくれないかって。」
速吸
「・・・解体しなさいよ・・・。」
畝傍
「なら、お前の命、俺が買った、
さぁ、死ねないぞ?」
速吸
「誰も売ってないし、
買われた覚えもない!!いい加減にしろ!!」
畝傍
「それでいい。」
速吸
「はぁっ!?なに言ってんのよ!!」
畝傍
「どうせ、ジャージ娘とか、マネージャーなんて、
言われるのが嫌なんだろ?」
ぁ・・・。
畝傍
「・・・速吸、俺は、そう呼んだか?」
呼んでない。
畝傍
「服装に関して、なにか言ったか?」
言ってない。
畝傍
「それに、ここは身だしなみは自由だ、
緊急召集以外は、基本フリー、
ちゃんと、配属書に記入してあったんだけど?
見てないの?」
・・・書いてあった。
畝傍
「・・・あと、本音、
言いたい事は言ってくれ、
じゃなきゃ、どう改善したり、
どうやって話せば良いか、わからん、
なぁ?比叡。」
比叡(改二)
「そうやって、女たらしの言葉をすらすらと、
新人達によく言えますね?」
畝傍
「・・・うん、こう言う感じ。」
うるせー・・・思い浮かぶの全部吐き出してるだけだ~い。
山城(航・改二)
「まずは、話す事、
ここの艦娘は・・・みんな、抱えて来たの、
辛い事、嫌な事、逆らえない事、
負の感情を抱えて、ここに来る、
私はね?最初、保護されてここに来たの。」
速吸
「保護?海域で発見されたって事よね?」
山城(航・改二)
「“なんだ、また山城だ”
これが・・・艦娘になって、初めての聞かされた言葉、
そのままそこに放置されて、
深夜、深海性艦と戦闘、なんとか朝を迎えた・・・。」
速吸
「え?保護艦娘は原則・・・。」
畝傍
「運良く、俺が他の海域から帰って来た時に、
山城を見つけた、
半分、深海性艦になっていたけどな、
これは、おおやけにされていない。」
速吸
「・・・なに言ってんの?
半分深海性艦?私達、艦娘は・・・艦娘として・・・。」
畝傍
「誰かに聞いたの?」
聞いていない・・・。
畝傍
「まぁ、ここはそんなの、関係がなかった、
配属当初は、
斬りかかってくる電だったり、
殺し愛の龍田だったり、
まぁ、いろいろあったんだよ、
そんなんだから、
ここには、そう言うのが集まる土台は出来てたのさ。」
山城(航・改二)
「この人は言ったの、
誰も見捨てない、応急修理要員(ダメコン)?
本土で買えるのか?なら、出撃艦艇分と、予備を買おう、
服装?いいよいいよ、好きな服着なよ、
髪?伸ばす?いいよ?ちゃんと手入れしなよ?
外出許可?いいよ?じゃぁ、これと、これ、
お守りと、陸上でも艤装展開できるように、この、
付けピアス、必ず持っていってね?
使える時間は、全部、睡眠すら削って、
この人、畝傍は私達の側にいる。」
速吸
「うそ・・・だって・・・。」
畝傍
「だっても、嘘もないの、
ここは単冠湾泊地、第四基地、畝傍提督旗下の、
・・・家だから、
艦娘達の帰る家だから、
家なのに、そんな軍規うんぬんは、関係ないし、
俺はね?
【関わりたくない提督ランキング、不動の一位】
知ってる?
全ての提督からの嫌われ者、
でも、
【艦娘からの転属したいランキング、急上昇中】
知ってるよね?呉と、横須賀、この鎮守府が、
新型、新艦娘を配備してるの、
海外艦の手配も、この二つと、
その他、古残鎮守府が輸送護衛をしている。」
速吸
「・・・じゃぁ、
証明、してください。」
畝傍
「証明・・・比叡、山城、時津風、
なんかあるか?」
3人『ない!(ですね)』
速吸
「え?」
時津風(改)
「証明になるかわからないけど、
【着任後、戦没艦ナシ】これは、ここだけ。」
畝傍
「ダメコン使用者はいるけどな。」
比叡(改二)
「私のカレーを食べてくれます!」
速吸
「はぁっ!?あんたの汚飯艦は有名なのよっ!?」
畝傍
「ちょっとしたコツだよな?
一緒に、本の通りに作る、
それをやらないから、上達もしないし、
美味しくもならない、決して妥協せず、
一緒に、レシピ通りに作る、
で、一緒に出来上がったものを食べる、
それだけだよ。」
比叡(改二)
「・・・ぁ~・・・思い出すと、恥ずかしいですね///」
山城(航・改二)
「私は、常に側にいてくれた、
姉様を探すのも手伝ってくれた、
準同型艦、伊勢、日向も見つけてくれた。」
速吸
「・・・それで?」
山城(航・改二)
「恋人にもなってくれた。」
速吸
「は?」
畝傍
「好きなんだよ、山城を、
家族とか、艦娘とかの枠じゃなくて、
一人の女性として、好き、愛している、
まだ、ケッコン(仮)は、できないけどね。」
速吸
「・・・ばっかじゃない・・・。」
畝傍
「それが本音?」
速吸
「・・・いつ、轟沈が来てもおかしく・・・ないのに?」
畝傍
「あぁ。」
速吸
「他の艦娘・・・なんて言ってるのよ?」
比叡(改二)
「とっととケッコンして、
次は誰?って、毎日の様に急かしてるんですけどね、
練度はなかなか上がらなくて、困ってます。」
ばっかみたい・・・。
畝傍
「兎に角、自殺は以ての外、
轟沈も駄目、ダメコン?いくらでも使ってくれ、
買えるなら買うし、任務報酬とかで貰えるなら、
いくらでもやろう。」
速吸
「馬鹿じゃないのっ!?あんた!!」
畝傍
「あぁ、馬鹿だよ?
誰も失いたくない、臆病者だよ?」
なんで・・・なんで?
そんな・・・平然としてるのよ・・・。
畝傍
「嘘、つくの苦手でね、
すぐバレるんだ、霧島?そうだろ?」
霧島(改二)
「はい、データうんぬんより、
直ぐに顔に出ますからね、あ、髪、伸びてきたんで、
また、整えるのお願いします。」
畝傍
「おぉ~・・・やっぱ綺麗でサラサラだな、
比叡?どうだ?お前は伸ばさないのか?」
比叡(改二)
「ウィッグで済むんで、嫌です、
長い髪なら、榛名や、金剛(クソ姉貴)も、
構ってやってくださいよ。」
速吸
「・・・なに?今の副音声は?」
比叡(改二)
「あれ?聞こえました?(ワザと聞こえるように言ってんですけどね)
私、過去の戦歴は嫌いですから、
クソ姉貴(金剛)が、タッグで行動なんていうから、
米戦艦との撃ち合いに参加出来なかったんですよ、
ね?霧島?」
霧島(改二)
「えぇ、レーダー射撃なんて、
使えなければ我々に分があったんです、
それに、艦尾には、僅かですが、
魚雷もあったので、
艦砲に紛れて発射して、もっと、追い詰められたでしょう、
まぁ、できませんでしたけど。」
畝傍
「おいおい、ドイツ、イタリアと来て、
次は・・・アメリカ、なぁ~んて落ち来そうだからやめれ。」
二人『再戦できるなら、殴り愛たいです!!』
畝傍
「・・・4人でな、資材はなんとかするよ。」
速吸
「・・・馬鹿・・・馬鹿よ・・・、
ありえない・・・こんなとこ・・・ありえないわよ・・・。」
畝傍
「ん~・・・、
【有り得ないなんて、無い】
結構、お気に入りの言葉なんだぜ?
速吸、しばらくは、休暇だ、
長門、陸奥のキラ付けには感謝するが、
ほどほどにな?」
速吸
「みてたのっ!?」
畝傍
「館内に響く悲鳴で、わかるっての、
まぁ、そのテク、今度教えてくれ、山城に使うから。」
山城(航・改二)
「41cm35.6cm、三連装砲、
何時でもいけるけど?」
畝傍
「なんだよ、いずれ夫婦になんだから、いいじゃん。」
速吸
「・・・耐えられるかしらね?」
畝傍
「山城が?」
速吸
「・・・バカね、あんたよ。」
2015年8月26日(水)01:00~?
えっと・・・どう言う事でしょう・・・。
畝傍
「大淀?聴いてるの?」
大淀
「うぇっ!?あ!はい!!聞いてます!!」
畝傍
「?
まぁ、大淀、千歳、阿賀野、能代、Z1(レーべ)、浜風で、
E-1、ボス海域まで行き、野分探し、頑張ってね。」
Z 3
(えぇ~・・・)
畝傍
「さてと、
マックス・シュルツ、だね、
レーべの建造からだけど、日本語は大丈夫?」
Z 3
「え?えぇ、大丈夫、マックス・シュルツ、
本日ここ、単冠湾泊地、第四基地へ着任いたしました。」
畝傍
「ふ~ん。」
Z 3
「なにか?」
畝傍
「思った以上に、女の子でよかったなぁ~って。」
うん、41cm三連装砲は向けなくていいよ。
山城(航・改二)
「貴方は、まだ増やす気ですか?」
畝傍
「なにを?」
あ、わかってないわね?
山城(航・改二)
「マックス、貴女は、レーベレヒトと相部屋なんだけど、
肝心なレーベレヒトは、出撃中、
よって、はい、これ。」
Z 3
「ドイツ語の地図?」
山城(航・改二)
「彼女が帰って来るまでは、
施設の把握を任務として下さい、なにか質問は?」
Z 3
「・・・あの。」
山城(航・改二)
「なにか?」
Z 3
「アドミラールと、貴女は・・・。」
山城(航・改二)
「えぇ、恋人以上、ケッコン未満よ、
ま、身だしなみに関してはここは自由だから、
購買所にヴィントがいるから、
いろいろ聞きなさい、非常時のみ、制服、今着ている服装で、集合しなさい?」
Z 3
「は、了解しました。」
畝傍
「あと、ずばずば、本音言ってくれ~、
改善するのに役立てるから。」
え?
Z 3
「それは、軍属にあるまじき事では?」
畝傍
「それ、ここの規則書いてあるから、
読んどいてね~。」
軍規と、出会い
マックスです。
さっそく・・・ニッポンって、変だなぁ・・・と、思います。
・大まかな規則について
1、服装の自由(単冠湾泊地、第四基地内)
2、髪の長さは、本人の自由、ちゃんと手入れする事
3、外出時は、二人一組を基本とする事
4、食事は好きな物、自炊、出前、全て、可
5、緊急時は直様フル装備にて第一広場へ集合する事
6、覗きに関しては、全力で排除する事
7、ちなみに、これらの事は、ここ単冠湾泊地、第四基地のみ適応とする物
・艤装、及び、外洋艤装について
1、試験運用は、地下試験用運河にて最低4人で試験運用する事
2、艤装に関しては、各自、ワンオフの簡易艤装展開用つけピアスにて、常時所持する事
3、近海へは各個の判断にて、行動、可
4、上記に対して、必ず、応急修理要員(ダメコン)を持って行く事
・施設内について
1、比叡、霧島の耳を塞げの号令時、直様耳を塞ぐ事
2、各艦娘寮は出入り、可
3、それに該当しない者、時雨
4、お小遣いは、各寮の寮長から分配
5、それが来ない場合、必ず提督へ連絡を入れる事
・たぶん、以上
・追記
1、基地内にて、深海棲艦がうろついていても、驚かない事、てか、慣れろ
2、彼女らは、穏健派で、全武装は使用不可の為、むしろ、護衛対象である
3、料理は美味いが、魚料理がメインなので注意、整腸薬は必須
Z 3
「・・・は?」
うん、これ、軍属の物じゃないよね?絶対、違うよね?
Z 3
「・・・頭痛い・・・。」
穏健派・・・なぜ?こんな所に?そもそも、会話が成立するの?
ヴィント
「ん?新入りか・・・あれ?なんだか、懐かしいな?」
え゛っ!?だれっ!?
背丈は私と変わらないけど・・・。
ヴィント
「んんん~♪んんん~♪んんん~、しばしの・・・なんだっけ?」
Z 3
「ムシデン・・・ドイツ民謡を、なぜ?」
ヴィント
「私はヴィント、かつて、ドイツのヴィルヘルムスハーフェンで、建造された、
超高速巡洋戦艦、ヴィルベルヴィント、もっとも、この世界ではないのだが。」
Z 3
「・・・艦娘、では無い?」
ヴィント
「半分ね、この世界の艦娘へ使われる金属を用いて、
大破着底、航行不能の状態から復元されたけど、
ただの巡洋戦艦に格落ち、もう、80ノットは出せない、
まぁ、搭載火器類は、艦娘と兼用出来るし、
簡易艤装展開、こうして、かつての一部武装も使えるけど、
この基地防衛以外、海に出ないの。」
Z 3
「80ノット?そんな速度、出る訳が無い。」
ヴィント
「展開、解除、貴女も分かっての通り、
ドイツ艦艇は、軒並み燃費が良いとは言えないわよね?」
Z 3
「っ!痛い所を・・・。」
ヴィント
「私の場合、ビスマルク級よりも、燃費悪いのよ、
燃料搭載量で、なんとか補ってるけど、
40ノットを超えたら、もー半端ないの!
80ノットをキープできるのは30秒、
それに、そこまでの加速に、60秒かかるの、
だから、もう出せないのと同じ。」
Z 3
「・・・そうですか。」
ヴィント
「あれ?案外大人しいのね?」
Z 3
「アドミラールも言っていましたが、
私のイメージって・・・。」
ヴィント
「まぁ、よそ様はキッつい性格で、ストイックとか、
軍規を重んじる軍人そのまんまとか、
まぁ、ドM気質の提督には受けがいいらしいけど、
ここ、単冠湾泊地、第四基地は、み~んな、いろいろ抱えてるの、
だから、これに書かれてる事はほんとなの、
・・・貴女は、マックスは、なにか抱えてるの?」
え?
Z 3
「い・・・いきなりですね?」
ヴィント
「ん~・・・まぁ、“今”は、生まれたてだし、これからかな?
なんかあったら、同郷同士、協力するからね!」
Z 3
「は・・・はぁ、よろしくお願いします。」
《第1護衛艦隊、帰投、大破艦艇、能代、阿賀野、レーベレヒト、そのまま入渠ドックへ入ります、
まだ、通常入浴を終えていない艦娘は、入渠ドックを空けて下さい》
ヴィント
「ついといで?案内してあげる。」
Z 3
「はい。」
______________________________________
かぽーん!
能代
「・・・いませんね。」
阿賀野
「いないわね~。」
Z 1
「見つからないね。」
がらっ!
Z 3
「これが・・・ジャパニーズ銭湯。」
ヴィント
「違う違う、半分は入渠用ドックなの、
ほら、三人そろって入ってる所がそう、
あ、先に身体洗いな?」
Z 3
「従うわ、ここでのルールは、まだわからない事だらけだから。」
ヴィント
「素直ね、話しやすくて助かるわ。」
Z 3
「あら?苦手な物でも?」
ヴィント
「そうね、あの天窓から、“コーナーガン(90度に曲がる拳銃)”の改造銃で狙ってくる、
“鳳翔”とかね。」
Z 3
「えっ!?」
夕立(改二)
「乙女のお肌のピンチっぽーいっ!!」
どごーん!!
鳳翔(改)
「ちっ!早くなったわね!夕立!!」
夕立(改二)
「艦娘お肌は、提督さんだけに見せる為っぽい!
鳳翔の様に、
写真で脅しには使う物ではないっぽい!!」
Z 3
(それは、どうなのよ・・・)
ヴィント
「あぁ、彼女は夕立、
提督or司令官ラブ勢の一人で、鳳翔担当、
最近はデジカメで撮ってくるから、
流出大惨事にならないように、必死ね。」
Z 3
「・・・こんな貧相な身体に欲情なんて、
クズね。」
ヴィント
「自虐を言わない、ここの提督、畝傍はそう言う押しに、
めっぽう弱いから、からかうのに使ったら?」
Z 3
「嫌、それに・・・艦娘とケッコン(仮)?
馬鹿らしい・・・私達は・・・軍艦だと言うのに・・・。」
ヴィント
「ほら、レーべ、眺めてないでなんとかしてくれ。」
Z 1
「うふふ♪ヴィントが困る顔なんて、初めて見たよ。」
Z 3
「レーベ・・・。」
Z 1
「さっきは、ごめんね?まさか、
駆り出されるなんて、考えてなかったから。」
Z 3
「・・・随分、ゆるいわね。」
Z 1
「そうだね、僕も着任当初は、
なんでこんな所に来たんだろうって、
本国に転属願いを申請したぐらいだったよ。」
Z 3
「え?本国に?」
Z 1
「でも、本国の艦娘にも、なぜかここの提督、畝傍は人気だった、
横須賀鎮守府のビスマルクからも、
羨ましい、かな、って、言われるぐらい。」
Z 3
「・・・わからないわ。」
Z 1
「だろうね、でも、本気で暴言吐いても、
ちっとも怒らなかった、むしろ、
そこをきちんと直そうと努力・・・が、空回りしてるけどww」
Z 3
「暴言っ!?普通は軍法会議物よっ!?なに考えてるのアイツっ!?」
Z 1
「すぐ言っちゃ駄目だよって、言われてたけど、
“ここは、艦娘の帰る場所、
家だろ?家なのに、軍規うんぬんは関係ないね”って。」
Z 3
「信じられないっ!!」
Z 1
「あぁ、さっきの鳳翔さんはね?
“捨て空母”として、一度轟沈してるの、
たまたま、畝傍の艦隊が通りがかって、
艤装は使えなかったけど、救助、保護されたの。」
Z 3
「え?轟沈って・・・じゃぁ!!なんであんなに!?」
Z 1
「僕も驚いたよ、
鳳翔は半分、深海棲艦のまま、
いつも、一人でお風呂に入ってるって、
みんなが、怖がらないようにって。」
Z 3
「その、捨て艦していたヤツは?」
Z 1
「とっくに、激戦区送り、最近ケッコンしてた艦娘を轟沈させた、とか。」
Z 3
「・・・ケッコンしてたって・・・。」
Z 1
「それでね?その提督は、
自殺したって、残ってた艦娘を横須賀に置いてって、
その轟沈場所で、自殺したんだって、
艦娘へ、転属願い用紙を置いて、馬鹿だよね~、
最初から、捨て艦なんてやらなけりゃよかったのに。」
Z 3
「貴女、随分怖い事言う様になったのね?」
Z 1
「え?そうかな?そうだ!
明日でいいからさ、近海にでない?
イ級程度ならごろごろしてるし、
たまに、軽巡洋艦のヘ級とか、ト級とか、流れてくるから、鍛えるにはいいよ?」
は?さっき執務室出た時、
電話で着任報告を、ドイツ本国に連絡した時、
ト級軽巡洋艦1隻に対して、輸送船団が襲われて、
駆逐艦2轟沈、軽巡1大破、重巡2中破の被害を出したのに?
Z 1
「あ~、信じてないなぁ~?
よし、提督に許可もらってくるよ、
明日、奴らをぶっ潰しに行こう?」
Z 3
「・・・そ・・・そうね。」
そのまま、お風呂を上がり、部屋・・・部屋?
部屋よね?
Z 1
「ちょっと、片付けるね!」
嘘でしょぉぉおおおおおっ!?
なんなのよぉおおおっ!?
撃沈した深海棲艦のカラー写真だらけって、怖いわよぉおおおっ!?
カムラン剥がしたい、と、出ない。
マックスです。
転属願いは駄目でした。
カムラン半島・・・え?どこ?なんであんな編成なの?
Z 1
「マックス、どこかの提督にめくられるよりはマシって、思わないと・・・。」
Z 3
「・・・うん、やっぱり貴女変わったわよ、よくない方に。」
Z 1
「そうかな?一応のデータ取りだし、
修理する上で、どこが一番傷みやすいか、
あら出しも兼ねてるから、仕方がないよ。」
Z 3
「それでも・・・。」
あんな姿・・・見られた。
畝傍
「あぁ、いたいた、レーベ、マックス、
渡しそびれてたんだよ。」
Z 3
「・・・変態。」
畝傍
「・・・高雄、愛宕、島風、アレらよりはお前の方が、
女の子らしくて良かったと、常々思っている。」
Z 1
「提督、アレは基準じゃなくて、趣味だから無理だよ、
マックスはちゃんと女の子だよ?」
畝傍
「お前は、蒼龍にあの写真集を見せて貰ったとたん、
戦果を上げ出しやがって、結構大変なんだぞ?検察の目をなだめたり、
蒼龍に捕まって、出撃せがまれたりさ。」
Z 3
「写真・・・それって。」
畝傍
「あぁ、蒼龍と、レーベは、あの写真、
撃沈した深海棲艦の証拠写真マニア・・・いや、収集家だ。」
ああ・・・僕姉で、頼れるイメージがぁ~・・・。
Z 1
「そうそう!!アレは?駆逐棲姫の撃沈とか、大破の写真!!
まだ入手できないのっ!?」
畝傍
「・・・青葉か、ゴーヤに聞いてみろよ、
アレ自体、春雨に外見が近いからな、直様ストップが掛かるんだよ。」
Z 1
「じゃぁ!聞いてくるね!!」
Z 3
「・・・どうして、あんなふうに・・・。」
畝傍
「不用意に、蒼龍に案内を頼むんじゃなかったな・・・、
施設案内の時に、
どこで嗅ぎつけたか、レーベの、《沈んでいく艦って、なんかゾクゾクするよね♪》って、
独り言を聞いたらしい、そして、翌日にはああなったんだ。」
Z 3
「・・・アドミラールも、予想できなかったのね?」
畝傍
「あぁ、今捜索中の野分も、見つかったとして、
なにを抱えているのやら・・・。」
でも・・・それなら、私はなんなんだろう?
これと言った不安も少ないし、アドミラールも悩んでいるし、
って、あ・・・あれ?今、私、普通に話を・・・会話をしている?
畝傍
「どうした?
あ、それと、すまなかった。」
え?
畝傍
「修理のあら出しも兼ねてたとは言え、
初出撃に、カムラン半島はキツかっただろう?
すまなかった。」
Z 3
「・・・ふぅん。」
畝傍
「え?」
あ・・・あれ?なんで・・・こぅ・・・、う、嬉しい?の?
駄目だ、よくわからない・・・。
畝傍
「・・・え~っと。」
《めっぽう弱いから》・・・本当かな?
Z 3
「じゃぁ・・・手、いいかしら?」
畝傍
「手?あぁ、こっちで良いのか?」
右手だ、利き腕か・・・。
畝傍
「っ!?ちょっ!?おいっ!?」
Z 3
「い・・・今だけ・・・だから///」
畝傍
「~~~っ///」
うわ~///なにやってるのわたし~っ!?
いくらアドミラールの手だからってぇ~///
畝傍
「・・・あ・・・あのぉ・・・。」
あ、青ざめてる・・・、ほんとに、免疫ないんだ。
Z 3
「っ!!」
畝傍
「まっ!?マックスっ!?」
だ・・・抱きついちゃったぁあああ///
Z 3
「・・・あったかい。」
畝傍
「・・・そうかね。」
Z 1
「・・・マックス・・・積極的~。」
Z 3
「アドミラール、私。」
畝傍
「・・・レーベ、お小遣い減給ね、
その分は、マックスに上乗せするから。」
Z 1
「えぇっ!?なんでさっ!?」
Z 3
「ありがとう、アドミラール、畝傍、
ごめんさい、もう、休むわね。」
畝傍
「あぁ、お疲れ様、マックス、減給レーべ。」
Z 1
「ちょっとっ!?ひどくないっ!?」
Z 3
「空気を読まない、罰よ♪」
Z 1
「マックスが・・・女の顔に・・・。」
___________________________
《第1護衛艦隊、能代、大破の為、撤退します》
畝傍
「・・・バケツ。」
菊月(改)
「司令、今度はなんだ?
ここ最近、遠征に出ずっぱりで「第1護衛艦隊な。」
は?」
畝傍
「編成変更、
大淀、能代、阿賀野、綾波、菊月、叢雲な。」
菊月(改)
「・・・噂の羅針盤固定か。」
畝傍
「あくまで、噂だ、それに、ショートランド方面、ソロモンは、身に覚えはあるだろう?」
菊月(改)
「当然だ、かつての私がそこに・・・いや、
朽ち果てる寸前だったな、あえて、そこに逝けと?」
畝傍
「誰が沈めるかっての、まぁ、固定要員なのは本当だ、
それに、こうして羅針盤制御に関わる艦娘には、
不思議と、改二の報告も多い、いつになるかわからんが、
現に、睦月、如月も改二の報告がある、
なら、今の内に練度を上げて、それに備えるのも、
悪くないだろう、とね。」
菊月(改)
「いらん、近代化改修を続ければ問題ない、後は私自身の練度だ。」
畝傍
「・・・そうかね。」
菊月(改)
「なにか問題でも?」
畝傍
「うん、出撃なんだから、
ふりふりドレスはやめろ、汚れるから。」
菊月(改)
「それもそうだな、着替えたら波止場に向かう。」
畝傍
「・・・銀髪に、白いふりふりドレス、ローヒールかな?白い靴、
山城、鳳翔の艦娘データはどうだ?」
山城(航・改二)
「驚異的なデータよ?」
畝傍
「・・・嘘だろ?」
鳳翔(改)
「嘘じゃないの。」
畝傍
「なぁ・・・本当に・・・。」
A→Bへサイズアップ
鳳翔(改)
「本当よ・・・触って確かめたわ!!柔らかくて!!
堪らなくて!!さいこうの「よし、山城、調教房へ連行しろ。」
ちょっ!?」
山城(航・改二)
「了解。」
畝傍
「はぁ~・・・菊月、大丈夫か?」
菊月(改)
「司令は・・・大きいのは嫌なのか?」
畝傍
「うんにゃ、的乳だな、いいんだよ、お前が見せたい奴だけに見せてやれ、
俺には、山城が「私も」え?」
菊月(改)
「私も・・・・・・提督or司令官ラブ勢に加えてもらえないか?」
・・・ジーザス。
2015年8月30日(日)23:00~?
清霜(改)
「しれ~か~ん?」
畝傍
「ん~。」
清霜の抱きつく攻撃!
畝傍
「おっと・・・お前なぁ・・・まぁ、柔らかいからいいけどさ。」
清霜(改)
「全然見つからないね~。」
畝傍
「だな~・・・。」
一行に見つかる気がしない野分探し、
気晴らしに、どこか別の海域に行きたいと、せがまれたのも含め、
キス島沖へ出撃した、案の定、中破、大破続出、撤退しました。
清霜(改)
「なんであそこで菊月狙われるかな。」
畝傍
「多分、どこにも所属してる菊月が一番思ってるぞ?」
菊月(改)
「全くだ、しかし提督、貴重な高速修復材を使わせて頂き、礼を言う。」
畝傍
「まぁ、練度上げも兼ねていってみようかって、
俺が言ったんだし、お互い様だよ。」
初春(改二)
「じゃが、入渠ドックは万床、
バケツは残り一つじゃ、どう、埋め合わせをするのかえ?」
畝傍
「・・・すいません、明日は、バケツ探し優先にします。」
初春(改二)
「仕方ないのぉ、ま、折角の5時間も、結局長門だったし、
お主はつくづくついてないのやもしれんなぁ。」
えぇ、5時間、大型建造だ、
今までの惨敗記録更新中だよ・・・。
菊月(改)
「それで、例のドイツ駆逐艦が落ち込んでいたのか。」
畝傍
「早く、来れるようにしてあげたいけどねぇ~。」
清霜(改)
「あれ?じゃぁ、なんで気晴らしの海域が、キス島沖なの?」
畝傍
「あぁ、長波の保護報告が入ってるからさ、ボス海域だけど。」
清霜(改)
「長波?姉さん?って、誰?」
畝傍
「あれ?会った事なかったっけ?」
清霜(改)
「覚えてるのは、武蔵さんと、最後のあの爆弾だけ、
それより前は全然、覚えてないの。」
畝傍
「ぁ~・・・悪い。」
清霜(改)
「いいのよ、別に。」
菊月(改)
「さて、今日はもう出撃しないのだろう?」
畝傍
「バケツが一つじゃぁ、なんもできねぇ、
修理も時間かかるし、日付も変わるしな、
初春、遠征は任せた、お小遣い、すこし多めにな。」
初春
「そうじゃの、そうさせてもらおうかや。」
畝傍
「平安貴族かっての。」
初春
「わからんぞ?」
清霜(改)
「ねぇ?」
畝傍
「ん~?」
押し付けてて・・・どう///
たまりませんねぇ~
わたしのこと・・・好き?
勿論、でも、山城がさ~き。
清霜(改)
「ちぇ~。」
初春(改二)
「お~ぬ~し~ら~?」
菊月(改)
「なんだ、ノロケか、
お前達も大概にしろよ?」
初春(改二)
「誰がこんな、幼女趣味の提督なんぞ。」
畝傍
「否定はしないけど、
菊月?その魚雷はどこに撃つんだ?」
菊月(改)
「え?なななななっ!?なんでもないっ!!」
初春(改二)
「お主こそ、はっきりした方が身の為じゃのぉ、
後ろでこわ~い目を光らせとるからなぁ。」
菊月(改)
「後ろ?」
夕立(改二)
「菊月も、提督さん大好きっぽい?」
菊月(改)
「ゆっ!?夕立っ!?」
磯波(改)
「まさか、ノーマークの菊月ちゃんが、来るなんて・・・。」ガシャン!!
菊月(改)
「いっ!?磯波っ!?」
敷波(改)
「磯波?それ、ほんと?」
菊月(改)
「磯波までっ!?」
時津風(改)
「さっさと言わないとキッついよ?」
畝傍
「お前は抑える側だろ?」
文月(改)
「へー・・・菊月、提督ノ事、好キナンダ?」
菊月(改)
「ひっ!?文月っ!?」
望月(改)
「ほんと、ノーマークだったよ~・・・
嫌イナンテ言ッタラ・・・オ仕置キカナ?」
菊月(改)
「望月までっ!?」
弥生(改)
「弥生、怒ッテナンカナイヨ?」
菊月(改)
「弥生・・・おい貴様!!こんなにも私の姉妹達に手を出したのかっ!!」
畝傍
「・・・ウェルカム?まぁ、好きにさせてるからじゃね?」
全員
『さぁ!!答えてもらおうか!!』
そっ・・・そんな事言ったって~・・・。
畝傍
「・・・あ、こりゃ不味い。」
発 畝傍
宛 山城
緊急・タオル・風呂場準備・菊月・限界ナリ
発 山城
宛 畝傍
リョウカイ・周リ・イカンセラレルヤ
発 畝傍
宛 山城
オ・シ・オ・キ
山城(航・改二)
「主砲、一斉射!!」
_______________________
おーい
菊月(改)
「・・・はっ!?」
山城(航・改二)
「お風呂よ。」
菊月(改)
「なっ・・・なんで?」
山城(航・改二)
「まぁ・・・あのね?」
ごにょごにょごにょ・・・
菊月(改)
「・・・失態だ///恥ずかしい///」
やましろー、菊月大丈夫かー
山城(航・改二)
「とりあえずねー。」
りょーかーい、じゃぁ、あと頼んだー
菊月(改)
「司令は?」
山城(航・改二)
「貴女をここまで運んでくれたのよ、
汚れるのは慣れてるってね。」
菊月(改)
「・・・死にたい。」
山城(航・改二)
「裸は見られてないんだから、貴女はマシよ。」
菊月(改)
「え?」
山城(航・改二)
「私は以前、お風呂でのぼせた時に、見られたの、
まぁ、水風呂に飛び込むあの人もあの人だけどね。」
菊月(改)
「・・・山城。」
山城(航・改二)
「これから先は、あんたが決めなさい?
私は、あの人を好き、異性ならあの人、艦娘は、扶桑姉様一択だけど。」
菊月(改)
「・・・あははは・・・いいのかな?」
山城(航・改二)
「提督、畝傍は、
同性愛、恋愛は禁止していないの、
信じられる?あの時雨には、本土に彼氏いるんだからね?」
菊月(改)
「はぁっ!?本土にっ!?」
山城(航・改二)
「結構、いい仲らしいわよ?
電波のいい時は、テレビ電話してるし。」
菊月(改)
「・・・信じられん。」
山城(航・改二)
「ほんと、時折いなくなってた時、
本土でいちゃいちゃしてたそうよ。」
菊月(改)
「・・・出遅れ感が凄いのだが?」
山城(航・改二)
「ちなみに、ここの大井が大人しいのは知ってるわよね?」
菊月(改)
「あぁ、常日頃、北上に付きまとい、近寄るの奴は、とことん排除するとか。」
山城(航・改二)
「畝傍と付き合ってるのよ、私も公認してるから、いいけどね。」
菊月(改)
「初耳だぞっ!?」
山城(航・改二)
「あんた、ここに来てどれだけ経ってるのよ?結構古株でしょ?」
菊月(改)
「そ・・・それはそうだが・・・。」
山城(航・改二)
「・・・私、陸奥、扶桑姉様を納得させられる思いなら、
提督or司令官ラブ勢に加えるけど、どうするの?」
菊月(改)
「・・・やめておこう。」
山城(航・改二)
「あら、以外。」
菊月(改)
「私は・・・まだ、昔を捨てられんし、
艦娘と言う枠に捕らわれている、
これを抜け出さねば、スタートラインには立てんだろう?」
山城(航・改二)
「ぁ~ぁ、また、増えたわ。」
菊月(改)
「え?」
扶桑(航・改)
「それでいいのよ、菊月。」
陸奥(改)
「ほんと、増えたわねぇ~。」
菊月(改)
「扶桑!?陸奥!?いつからっ!?」
山城(航・改二)
「最初っから居たわよ、気付かなかったのはあんただけ。」
どっぽーん!!
山城(航・改二)
「流石に、長風呂しすぎたかしら?」
扶桑(航・改)
「はい、氷袋。」
陸奥(改)
「イオン飲料も準備してあるわよ?」
山城(航・改二)
「呆れた。」
菊月(改)
「ぅう~・・・。」
2015年9月1日(火)09:30~?
清霜(改)
「しれーかん!!しれーかん!!しれーかーん!!」
畝傍
「ん~?また、誰か大破・・・。」
野分
「陽炎型駆逐艦、野分、只今着任いたしました、
今後とも、よろしくお願い致します。」
野分
「あの・・・司令官?」
畝傍
「野分キタ――(゚∀゚)――!!ヒャッフー!!」
野分
「うっ・・・。」
うわ~・・・苦手こう言うの。
畝傍
「ぽち!」
《かげろーう!!野分来たぞー!!》
野分
「へ?」
どどどどどどどどどど!!
どばん!!
陽炎(改)
「野分~♪」
野分
「ひゅぁあああっ!?」
畝傍
「じゃ、案内とか頼んだ。」
えぇえええっ!?
陽炎(改)
「了解!!」
ぐいっ!!
野分
「えっ!?ちょちょっ!?」
畝傍
「いってら~。」
________________________________
陽炎型駆逐艦寮
陽炎(改)
「いや~、司令も有言実行派でよかったわ~。」
野分
「うわぁ・・・。」
陽炎型だらけ・・・、しかも、有言実行?
野分
「陽炎姉さん?
その、有言実行って?」
かはぁっ!?
野分
「ひっ!?」
陽炎(改)
「あ、ごめんごめん、姉さんなんて、新鮮で、ついww」
普通の艦娘で、吐血なんかしないですよぉおっ!?
陽炎(改)
「いやね?司令が、今回の海域、半分で終わりにするから~って、
それで、他の泊地、基地、鎮守府からの報告が入って、
江風、天津風、早吸、雲龍、瑞鶴、春雨って、発見、保護、
そして、野分、貴女も見つけてくれたのよ♪」
雪風
「名だたるレア艦娘なぁ~んて言われますけど、
私にかかれば一発で「大破、撤退したの誰だっけ~」もうっ!?陽炎!!」
野分
「あははは・・・もしや、このまま?」
陽炎(改)
「舞風探しも頼んではいるけど、
いかんせん連合艦隊じゃないとそこの海域には出れないし、
家、資材の消費バランス、めちゃくちゃおかしいから、
流石にキツイかもね。」
初春(改二)
「その通りじゃ、陽炎。」
陽炎(改)
「あ、初春、どう?出れそう?」
初春(改二)
「厳しい、としか言えぬ、
遠征に頑張ってはもらってるが、
何分、バケツ、高速修復材の収穫がいかんせん少ない、
海域攻略期間を延長されても、厳しいじゃろう。」
野分
「そもそも、私がこうして着任するまでの間に、
消費した弾薬はどれくらいですか?」
陽炎(改)
「・・・ご・・・5000ぐらいかなぁ~?」
初春(改二)
「1万とんで、34じゃ、
まぁ、その分しっかり戦果を期待しておるぞ。」
野分
「姉さん、どうしよう?」
陽炎(改)
「私のお小遣い減らして貰おうかな・・・。」
2015年9月1日(火)14:30~?
野分
「あの・・・アレは?」
畝傍
「え?
ぁ~・・・アレね、
E-3に行ったら、ボス撃破しそこねて、
ぼっこぼこにされた、機動部隊。」
流石に12人同時体育座りは、怖いってば。
畝傍
「おかげで、バケツは後一個、
遠征も、第3、第4でフル回転、
一旦解除して、遠征フル回し、しようかな。」
野分
「それに関しては、士気の事もあるかと。」
畝傍
「うん、ただ、資材の乏しい現状で、
キラ付けは無理、
弾薬も直ぐに1万を切る状態、
一回の総消費が、7、8百越える連合艦隊、
キッついですね。」
そもそもの、準備不足が原因では?
畝傍
「ごもっとも。」
野分
「なっ!?」
畝傍
「顔、ポーカーフェイスの練習した方がいいかもね~。」
野分
「もともとこの顔です!女性にそれは失礼にあたります!!」
畝傍
「・・・うん、ごめんなさい。」
野分
「へ?」
畝傍
「え?」
なんで?司令官たる者、そうそうに頭なんて・・・。
畝傍
「生憎、俺はこっちの出身じゃないんよ。」
野分
「日本人ですよね?」
畝傍
「うん、あれ?売店のヴィントに会ってないの?」
野分
「売店?いえ、いませんでしたよ?」
畝傍
「おっかし~な、
この時間はいるはず・・・。」
ヴィント
「呼んだかい?」
畝傍
「なんだ、間宮さんとこいってたのか?」
ヴィント
「あぁ、新しいスィーツ♪堪能してきたのだ♪」
野分
「・・・戦艦?」
ヴィント
「ん?あぁ、君が野分?
陽炎の姉妹自慢をどうにかしてよね?
さっきまで聞かされてたんだから。」
畝傍
「やっぱ、お小遣いカットだな。」
野分
「でしたら、私のを削って下さい、
衣服や、身の回りの物は、支給品でまかなえますから。」
畝傍
「・・・はぁ、ヴィント、拡声器。」
ヴィント
「はいよ。」
野分
「へ?」
《かーげーろーうー!!
お前ら!野分を連れて出かけてこーい!!》
時津風(改)
「うっさい!!いきなりなんなのさ!!」
どどどどどどどどどど!!
陽炎(改)
「ぜー・・・ぜー・・・、いきなりなんなのよ?」
それでも来るんだ・・・。
畝傍
「ほれ、軍資金、一緒に出かけて、
野分のコーディネートして来い、
時津風、お前は・・・8割可でww」
時津風(改)
「え?まじ?ほんとに~?」
畝傍
「陽炎、陽炎型集めてさっさと行ってこい、
野分、ここは家だ、
お前らの帰ってくる家だ、
なら、家にいる間は、好きにしたっていいだろ?」
野分
「で・・・ですが!」
畝傍
「ん~・・・じゃぁ、上官命令、
駆逐艦、野分、貴艦は、同型駆逐艦と共に、
買い物へ出かけ、楽しんで来るように!以上!!」
野分
「復唱できかねます!!」
時津風(改)
「じゃ、強制連行~。」
え?こんな力・・・。
時津風(改)
「それとも、私が来てる服、着る?けっこーきわどいよ~ww」
野分
「どこのおじさんですか!!」
陽炎
「・・・ちょ・・・結構な額だけど・・・大丈夫?」
畝傍
「どーせ、お前らも買うだろ?
まもなく高速連絡機が来るから、早くしろよ~。」
__________________________________
単冠湾泊地 第二滑走路
畝傍
「やっと使えるようになったんだ、
雑草が半端なく強くてな、
根っこを排除するのに時間食ってたんだ。」
野分
「・・・水上機が、滑走路にいる・・・。」
畝傍
「あぁ、知らないのも無理はないか、こいつは、二式大艇噴射式改、
横須賀の変態学者に無理難題を突きつけたら、
完成させた、水上、陸上滑走路兼用機、2300mあればどの空港でも降りれるし、
川幅と、離着水距離さえあれば、4・5mの波でも降りれる優れ物。」
野分
「・・・これがあの時にあれば。」
畝傍
「ま、いいから急いだ急いだ、
時間は有限!楽しんでこい!」
陽炎
「ほらー!!野分ー!!いくよー!!」
野分
「・・・はぁ、
わかりました、行ってまいります。」
畝傍
「そうだ、野分。」
野分
「はい?」
畝傍
「舞風が来たら案内できるように、
店とか、遊べるとこ、探してこい。」
野分
「はい!行ってきます!!」
畝傍
「いてら~。」
2015年9月2日(水)陽炎デイズww」
時津風(改)
「あたしら、単冠湾泊地、畝傍旗下に手ぇ出すなんて、
随分飢えてんね~・・・クズが。」
野分です、はい、
どうしたらこうなるんでしょうか?
野分
「時津風、それでは、折れてしまいますよね?」
時津風(改)
「野分も気よつけないと、チカン、やられるよ?」
ありえない方向に腕を曲げられた人は、警察と、救急隊員の人に、
「相手が悪かったね。」って、むしろ慰めてました。
陽炎(改)
「野分、あんたもああやっていいからね?」
野分
「え?」
陽炎(改)
「なんの為にお守りと、簡易艤装ピアス貰ったのよ?」
てっきり、施設内のみ有効かと・・・。
不知火(改)
「陽炎、一旦乗り換えましょう。」
陽炎(改)
「それもそうね、
はーい、一旦集合!」
お出かけメンバー
陽炎 不知火、黒潮、雪風、天津風、時津風、浦風、
浜風、谷風、島風、夕雲、巻雲、清霜
陽炎(改)
「それじゃぁ、当初の予定通り、
予約してるお店でお昼食べて、それから自由行動、
簡易艤装は常に起動、お守りは首に下げる事、
チカン、下手なナンパ、強硬手段を取る輩には、
情け無用、みんな、オッケーかな?」
・・・それって・・・いいの?
陽炎(改)
「それじゃ、しゅっぱーつ!」
_____________________________
夕雲
「えっと・・・。」
巻雲(改)
「姉さん?どうしたの?」
清霜(改)
「どうかした?」
この子達って・・・こんなに強かったかしら?
警官
「・・・ん?君達は艦娘か、
所属はどこかな?一応、聞いとかないと、いけないからね。」
清霜(改)
「“しだれ桜と、白菊”これで、いいよね?」
警官
「っ!?
・・・単冠湾・・・ごっ・・・ご協力、ありがとうございました。」
夕雲
「あらあら?」
清霜(改)
「姉さんはいいの、
私達はこうなんだから。」
巻雲(改)
「やっぱり、嫌われてますね~。」
え?え~・・・。
巻雲(改)
「でも、制裁ぐらいいいよね?」
警官
「ひっ!?ど・・・どうぞ、ご自由に。」
「え?あんた警官だろ!!一般人守るのが仕事だろ!!」
巻雲(改)
「艦娘共同協定、第34章、4項目、
明らかに、強要行為、セクハラに値する行動は、
艦娘から、制裁を無条件で受諾、不問とする。」
「はぁっ!?なんだそれっ!?」
巻雲(改)
「ちゃんと、公表された約束ですよ?
この街にも、元、艦娘は沢山住んでいますから、
知らない訳、ないですよね?」
「知らねぇよ!!ガキ!!だいたいなんなんだよ!!
どうせ、駆逐艦って、護衛艦よりも弱いんだろ!!」
巻雲(改)
「肩、外すだけじゃ、物足りないかぁ~・・・、ざ・ん・ね・ん♪」
清霜(改)
「あ~ぁ、怒らせちゃった、
巻雲、起こると、関節全部外すんだよねぇ~。」
「え?ちょっ!?なんだソレっ!?
いだだだだだっ!?ふざけ!?あがあぁああああっ!?」
夕雲
「あ・・・あの、巻雲ちゃん?
それぐらいにした方が・・・。」
巻雲(改)
「え?なんでですか?
駆逐艦を馬鹿にして、姉さん、嫌がってるのに、
掴んできたし、胸触られてたし、ソレ、犯罪以外のなんて言うの?」
夕雲
「そ・・・それは・・・。」
清霜(改)
「刑務所より、病院で過ごす期間が短いから、マシなんだよ?
私達は、女の子扱いなの、
金剛だった人は、今、副総理だし、
これで、しっかり制裁加えられたら、
懲役ナシ、前科もナシ、そう言う扱いなの。」
夕雲
「えぇ~・・・。」
巻雲(改)
「・・・ふぅ♪
スッキリしました~♪」
清霜(改)
「あ、終わった?それじゃ、買い物続きしよ!!ね!!」
警官
「・・・ば・・・化物。」
巻雲(改)
「お・ま・わ・り・さ・ん?」
警官
「っ!?」
巻雲(改)
「ほっぺちゅうで、黙っててくれる?」
警官
「だっ・・・駄目だ!!
それは、禁じられて・・・。」
巻雲(改)
「へ~・・・真面目だね、えらいえらい♪」
警官
「・・・まっ・・・全く、
私は妻も、子供もいるんだ、娘と変わらない子となんて・・・。」
清霜(改)
「巻雲~?行くよ~?」
巻雲(改)
「ふぅ~ん・・・いい判断してる、
警官さん?はい、これ、
なんかやばい事あったら、これに電話して?
駆けつけるから。」
警官
「・・・これは・・・。」
巻雲(改)
「どこでも、いつでも、呼んでね?
大概、艦娘に関わった人は、
深海棲艦にも、軍部のよくないのにも、
チェックされるから、
がんばってね?おとーさん♪」
__________________________________
天津風
「・・・島風?」
島風(改)
「な~に?天津風?」
うん、人が、飛ぶって、こう言う事なのかなぁ~。
天津風
「な・・・なんでもない。」
警官(巡査)
「ん?なんだ、島風ちゃんか、またかい?」
島風(改)
「あ、おじさん!ちゃんと加減したよ?」
警官(巡査)
「あぁ、助かるよ、いちいち、救急車手配も面倒だしね、
それに反して、他所の子達は、粉砕骨折が普通だから、困っちゃうね~。」
うん、聞かない方がいい会話が、目の前で行われてる・・・。
警官(巡査)
「お、ついに、天津風ちゃん来たんだね、良かったな!」
島風(改)
「うん♪」
どう言う関係なんだろう・・・そもそも、
私達艦娘は、日常生活に、入ってきて良かったのかな?
警官(巡査)
「天津風ちゃん、すまないね、よくない所ばかり目に入っちゃって。」
天津風
「え?
いえいえ、島風がみんな吹っ飛ばしてくれたので、
怪我とか、なにも・・・。」
警官(巡査)
「嫌だって、叫んでも離さない奴なんて、
構わないんだよ、別に殴り飛ばそうが、金的しようが、
君達は、扱い上、女の子、普通の女の子、
なら、刑法は普通に適応されるのと、
艦娘保護法にも引っかかるから、
それを承知で手を出す方がいけない、
おじさんだって、艦娘に助け助けられ、
いろいろあるからねぇ~。」
天津風
「お・・・おじさんは、島風と、どう言う関係なんですか?」
警官(巡査)
「おじさん?
あぁ、薬中馬鹿息子をとっ捕まえてくれてり、
娘も、相談にのってくれたりって、
まぁ、早くに奥さん亡くしてっから、
娘ってか、まぁ、そんな感じかな?」
島風(改)
「別に奥さんでもいいのに。」
天津風
「へ?」
警官(巡査)
「勘弁してくれ、若者は多いらしいが、
俺はもう、57だぜ?
いくらなんでも、いろいろ不味いだろう?」
島風(改)
「ん~・・・じゃぁさ?天津風は?ダメ?」
天津風
「ちょっ!?島風っ!?何言ってんのっ!?」
警官(巡査)
「そうだぜ、戸籍上にしたって、
養子縁組とかじゃなくて、
臨時提督扱いに変わっちまうんだから、
勘弁してくれ、今まで通り、遊びに来たら、声を掛け合う、
それでいいじゃねぇか。」
島風(改)
「ぶー!」
_________________________________
野分
「・・・迷った。」
不味い、あ、簡易艤装!!
《野分です、陽炎姉さん?》
《はいは~いってっ!?
野分っ!?今、どこっ!?》
気づいてなかったんだ・・・。
野分
「それが・・・辺は似たような雑居ビルばかりで・・・。」
《兎に角、大通りに出てくれる?
大きな道路標識で、大体場所は掴めるから!》
野分
「わかりました、通信は繋げたままにします。」
《そうして頂戴、
単冠湾泊地艦艇へ!!
野分捜索開始!!総員、戦闘配置!!》
野分
「へ?陽炎姉さん?」
《直ぐ見つけるからね!!》
えぇ~・・・。
!?
__________________________
時津風(改)
「・・・陽炎、先、行くね、色々不味い。」
陽炎(改)
「ちっ!!最近は少なくなったと思ったのに!!
全員!!艤装展開!!壁飛び解除!!
時津風を追って!!」
《了解!!》
__________________________
ぴー!!
警官
「ん?」
《本部より警ら中・全車へ緊急、
艦娘が一人さらわれた、
発信源は○○町、○○○番地、
現在、先行する駆逐艦アリとの一報があり、
パトカーは指揮艦と連絡を密に》
清霜(改)
「え?なになに?え?
野分がっ!?」
警官
「・・・もしかして?」
巻雲(改)
「おまわりさん、
その電話、連絡とって?
私達の司令官直通だから、私達は、先に行くね。」
夕雲
「もぅ、折角これから楽しくなると思ったのに・・・。」
清霜(改)
「壁飛びは許可でてるから、早く行けるね。」
巻雲(改)
「おまわりさん、
私達には逮捕権限がないの、
ちょっと、付き合ってね?」
警官
「え?うゎっ!?なんで抱えられるのっ!?」
巻雲(改)
「陸上使用変更完了・・・、
機関全速、飛ばすよ~。」
清霜(改)
「方位、ヒトサンマルマル、時津風からの超長波確認、
最短距離、ビル群強行突破。」
夕雲
「あらあら、陸上デビューが、こんななんて、
まぁ、シ・ゲ・キ・テ・キ♪」
顔が赤い・・・。
_______________________________
こわい
なんで?
なんでこんなめに?
いやっ!?
さわらないで!!
いやぁああっ!?
________________________________
時津風(改)
「ちっ・・・ブッチれ!!」
《殺しちゃダメよ!!》
時津風(改)
「うっさい!!
我慢なんかできない!!」
あんなに・・・ぐしゃぐしゃな顔みて・・・、
折角買った服も・・・、ゆるさな「まぁ~て。」
時津風(改)
「・・・まつ。」
《え゛っ!?提督っ!?》
___________________________
警官
「・・・電話、切れた。」
清霜(改)
「・・・あちゃぁ~・・・司令官だ、
巻雲、歩って行こうか?」
巻雲(改)
「え?アノ司令官モードなの?」
夕雲
「どう聞いても、不穏にしか聞こえないわね。」
警官
「君達の司令官が?
なんでわかるんだいっ!?」
飛んでる!!飛んでるからっ!?
巻雲(改)
「早くいこ♪」
警官
「ぐえっ!?」
はや・・い・・・。
夕雲
「あら・・・どうしましょうか、清霜さん?」
清霜(改)
「行き先はわかってるから、大丈夫だけど・・・、
大丈夫かな、おまわりさん。」
_____________________________
あれ・・・
上着?
だれの?
「ちっ・・・ドラッカーか。」
「ひゃははははっ!!」
時津風(改)
「司令!!」
え?司令官?
畝傍
「時津風!!
野分の目と、耳を塞げ!!」
時津風(改)
「殺すの?」
畝傍
「・・・貼り付けにするだけだ。」
時津風(改)
「わかった、いこ、
司令、こう言う時、一番怖いから。」
え?まって・・・なんで?
__________________________________
畝傍
「軍令部も、まだまだ手直しが必要なのか。」
「しねしねしねしねしねしね!!」
畝傍
「・・・巻雲か、
お前もいい趣味してるよ。」
巻雲(改)
「ネェ!!ドンナキリクチミセテクレルノっ!?
ネェ!!ハヤク!!」
畝傍
「そのオマケはどうすんだ?」
ついてないねぇ、警官。
巻雲(改)
「ア、ゴメンナサイwwワスレテタww」
・・・本当に、さっきと・・・同じ子なんだろうか?
清霜(改)
「あ~・・・おまわりさんは、こっち来て、
トラウマもいい所だから。」
夕雲
「ふふぅ///
あら?あらら?巻雲さん?
随分お行儀が悪いわね?」
あれ?夕雲姉さんが、変?
巻雲(改)
「ア、イケナイイケナイwwヨダレガww」
あ、姉さんもソッチか~・・・、
まぁ、私も人の事言えないし、いっか。
警官
「き・・・君が?」
畝傍
「・・・単冠湾泊地、提督、畝傍、
手錠はあるか?」
警官
「・・・一人分なら。」
畝傍
「・・・遅いぞ、島風、おじさん。」
警官(巡査)
「そりゃないよ、天津風ちゃんのペースに合わせてたんだから。」
天津風
「ぜ~・・・ぜ~・・・陸上使用って・・・、
すっごい疲れるのね・・・。」
畝傍
「まぁ、慣れろ、
貼り付けにしてあるから、
そっと剥がしてくれ。」
警官(巡査)
「ありゃ、薬中か、それに・・・絡みはソッチか、
逮捕はできるけど・・・まぁ、しょうがねぇな、
おら、そこのぺーぺー、手伝え。」
警官
「は、はい。」
_________________________________
畝傍
「島風、野分についていてくれ。」
島風(改)
「いいよ、天津風も一緒ね?」
天津風
「ぜ~・・・ぜ~・・・へ?
・・・ぁ~・・・うん・・・わかった。」
家へ
警官
「口外禁止・・・。」
警官(巡査)
「お前もついてないなぁ、
もう、逃げられねぇぞ。」
警官
「どう言う事ですか?」
警官(巡査)
「殺しの提督って噂、知らないか?」
警官
「・・・まさか?」
警官(巡査)
「アイツは、
元は、横須賀監査部隊、三笠元帥直轄の一人だ、
今は、喧嘩して、監査部隊から追放、
単冠湾泊地に提督として動いてるが、
この数年、泊地やら、基地の提督、艦娘が、
潰されてるのは知っているか?」
警官
「いえ・・・深海棲艦の奇襲、としか。」
警官(巡査)
「まぁ、潰れた所は良からぬ研究、実験で、
軍令部にも繋がってたヤバイ奴だ、
それが、一晩で壊滅する、
いまでも、アイツが動いてるんじゃないかって、
知り合いの自衛隊が言ってたんだ。」
警官
「え?自衛隊が艦娘を運用してるんですよね?」
警官(巡査)
「ばーか、自衛隊じゃ先制攻撃できねえだろ、
提督の半数は志願兵、
れっきとした軍隊だ、奴は、
いつの間にか横須賀の監査部隊にいたらしい。」
警官
「・・・人間なんですか?」
警官(巡査)
「人間の化けの皮をかぶった、軍人だろうな、
あの貼り付け、全然躊躇してねえだろ?」
警官
「・・・出血は多めですが、命に別状はない・・・そんな事が。」
畝傍
「まぁ、家族ごと、引っ越せば、
関わらなくて済むかもしれないですね?」
________________________________
高速連絡機
雪風
「・・・大丈夫ですか?」
野分
「・・・ぅん。」
こわかった・・・、
人を守る為に・・・深海棲艦を倒すために・・・、
艦娘は・・・でも・・・あの人達は・・・。
畝傍
「・・・すまん、遅くなった。」
巻雲(改)
「アァッ///血ノ匂イ!!
司令官///巻雲!!イッチャッテイイデスカ///」
畝傍
「・・・かってにしな、
ただし、隅っこにいけ、うっさいから。」
巻雲(改)
「アァアアアア!?」
あのこ・・・夕雲型の子よね?
なんなの?血?匂い?なにも臭わないけど・・・。
畝傍
「野分、
すまない。」
野分
「・・・ひっ!?」
わかった・・・これ・・・雨じゃない・・・、
血・・・誰の?
畝傍
「陽炎、牽制射撃、離水の邪魔は排除しろ。」
陽炎(改)
「まいっちゃうわよね、
毎回、毎回、こう名残惜しまれちゃぁ。」
不知火(改)
「浦風、浜風、黒潮、
そこの側面から攻撃を、
正面は・・・。」
清霜(改)
「私が殺るね、
深海棲艦、イ級なら、一撃で十分。」
畝傍
「強行離水、始め!!」
_________________________
単冠湾泊地 第4基地
陽炎(改)
「どう?」
黒潮(改)
「あっかんなぁ~、
完璧、トラウマになっとる。」
不知火(改)
「まっさらな状態から、
地獄へ落とされるような物ですからね、
私も・・・まぁ、彼は死にましたが。」
陽炎(改)
「・・・顔、真っ青じゃん、こっちおいで?」
不知火(改)
「・・・やはり・・・記憶は・・・。」
陽炎(改)
「あんたに酷い事してた奴は、
畝傍が殺してくれた、
汚れた私達を、死なせてくれない、畝傍に拾われた、
いつか・・・畝傍に、
殺してもらうんでしょ?
なら・・・覚えてなきゃ・・・。」
不知火(改)
「ヒドイですね・・・陽炎は。」
雪風
「そうでしたか、不知火も、ですか。」
黒潮(改)
「ホンマに、ここは、トラウマ持ちばっかりやなぁ~。」
___________________________________
畝傍
「野分、
入るぞ。」
暗い・・・。
畝傍
「・・・着任して日も浅い、が、聞きたい。」
なにを?
畝傍
「死にたいか?」
野分
「え?」
畝傍
「答えは?」
畝傍
「なら、命令だ、
死ぬな、轟沈も許さない、自沈も許さない、
いつか、幸せを掴むまで、それを守る為に、
死ぬな。」
野分
「できません・・・。」
畝傍
「復唱は?」
野分
「できません!!」
畝傍
「はっきり言おう、
お前は、今、
“死ぬ価値すらない状態だ”」
野分
「・・・なにを偉そうに!!」
畝傍
「当然だ、提督だからな、
そして、お前は、俺の指揮下の艦娘、
なら、死ぬな、死ぬ価値を得て、
それでやっと死ねる、
だが、今はその一銭の価値すらない!!」
野分
「女として汚されて!!
守る対象を!!憎み!!殺したいと思う艦娘なのにですか!!」
畝傍
「服は、本当に申し訳ない、
今度、側にいて、一緒に買いに行こう。」
野分
「そうじゃない!!そうじゃないのっ!!
わたしは!!わたしは!!」
畝傍
「死にたいと、本気で思うなら、
なぜ泣く?」
野分
「これはぁ~っ!!」
畝傍
「死ぬな。」
野分
「いやぁっ!?」
畝傍
「・・・なら、生きろ。」
野分
「もう!ひとりにしてぇっ!!」
畝傍
「無理だな、
なぁ?陽炎、他も、いるんだろ?」
野分
「・・・ねえさん?」
陽炎(改)
「憎いよね?
殺したいよね?でも、
この人は許してくれないの、
だって・・・私も、不知火も、
同じ鎮守府で・・・汚されたの、
でも、
それでも、
ソイツを殺させてくれなかった。」
野分
「ぇ・・・。」
陽炎(改)
「だって・・・目の前で、
ソイツを・・・殺したのはコイツ、
畝傍なんだもん・・・悔しいの・・・でも・・・、
嬉しさもあった・・・、
あぁ、やっと死ねるって、
でも、死ぬな、生きろって、
酷い奴よね、コイツ。」
畝傍
「これ以上、部下を死なせたくないし、
“沢山見てきたからなぁ”」
野分
「沢山?遺留品安置所には、なにもなかったのに?」
ヴィント
「簡単だ、コイツが、この世界の人間では無い、
言っただろう?会った時に。」
陽炎(改)
「コイツ、畝傍は鋼鉄の咆哮って言われた世界の日本人、
貴女は知らないけど、
少し前ね?異世界の潜水艦がこっちにいた時があったの。」
野分
「・・・資料で知っています、
なにをとっても、驚愕の性能、火力を持った艦艇だった、と。」
ヴィント
「知っているなら早い、
奴らがこっちへ来た時、
私も、コイツも、ここへ飛ばされたんだ、
半ば放棄された状態のここに、
そこから、横須賀の三笠元帥と連絡を取り、
まぁ、今に至るって、大分はしょったが、いいだろ?」
畝傍
「まぁ、な。」
巻雲(改)
「ん~・・・匂う!匂いますよ!!」
畝傍
「お前はどっから沸くんだよ!!」
野分
「ひゃっ!?ちょっ!?どこの匂いっんん//」
巻雲(改)
「ちぇっ、キテないんですね、
汚れてもないし、
あ、司令官がやぶふぉおっ!?」
畝傍
「はしたないから、巻雲、
お前の・・・元、横須賀の夕雲を助けられなかったのは、
すまないと思っている、墓だって、わざわざここに作っただろ?」
巻雲(改)
「それとこれはべつですぅ!
だって・・・血の匂いがこんなにもキモチイナンテ、
夕雲姉サンニハ勿体無イデスモン♪」
陽炎(改)
「野分、あんたはまだマシよ?
私らは、押しかけたって、
相手してくれないコイツに手を焼いてるんだから。」
野分
「え?
ど・・・どう言う事ですか?」
陽炎(改)
「ぁ~っ!?改めてなんていえるかっ!!」
不知火(改)
「惚れたんですよ、この人に、
それで、いっその事既成事実を作ろうとしましたが、
山城、扶桑、陸奥の御三家に鉄槌をくらいまして、
まずは、山城を、と、日夜媚薬を盛ったり、
滋養強壮料理を振舞ったりと。」
野分
「は?惚れた?」
巻雲(改)
「ダッテ、コンナニオカシクナッテル巻雲デモ!
好キダト!!愛シテルナンテ言ッテクレタンデスヨ!」
陽炎(改)
「内容は、みんなそれぞれ違うけど、
ここは本当に、危ないトラウマ持ちが集まるの、
いえ、集められた、
ね?時津風?」
時津風(改)
「ダメだよ陽炎?
野分は、ほんと、女の子のままなんだから、
こっちに引き込んじゃダメ。」
陽炎(改)
「そんな事しないわよ、
ただ、知っておいて欲しかったのよ、
このまま、ソッチ側にいるなら、
こうならないように。」
野分
「・・・司令官。」
畝傍
「好きにしろ、
俺は、こう言う目に合わせた時点で、
提督としては、クズに等しい。」
野分
「・・・考える時間は、あるんでしょうか?」
畝傍
「ある、有限だけどな。」
陽炎(改)
「じゃぁ、今日こそは相手、し・て・く・れ・る?」
畝傍
「ひゃぉぅっ!?
よっ!?よせ!!陽炎!!」
時津風(改)
「うわっ!?ありふれた背面抱きつき、押し付け攻撃ww」
不知火(改)
「あら、では、こちらの手を。」
畝傍
「だぁああああっ?!」
時津風(改)
「めずらし!不知火が積極的ww」
巻雲(改)
「ジャァwwコッチノ手、
私ノ、ダ・イ・ジ・ナ・ト・コ♪」
畝傍
「やめぇええええっ!?」
時津風(改)
「どうする?
一緒に、地獄に落ちる?止めないけどww」
畝傍
「お前まで抱きつくなぁあああっ!?」
いいわ・・・堕ちるなら・・・深海を超えて・・・。
野分
「一緒ニ、地獄ヘ逝キマショウ///」
畝傍
「・・・そうか。」
陽炎(改)
「いらっしゃい。」
巻雲(改)
「歓迎スルワww」
不知火(改)
「一緒に、堕ちましょう。」
時津風(改)
「ヨウコソ。」
深海ヨリモ深イ、地獄ノ先、
単冠湾泊地、第4基地へ・・・。
三笠と畝傍
横須賀鎮守府 三笠元帥管轄下
はぁ・・・、
また、か、これで、何人なの?
大和(改)
「・・・元帥。」
はぁ・・・。
大和(改)
「元帥!」
はぁ・・・。
大和(改)
「かあさん!!」
三笠
「ひゃいっ!?
な・・・なんだ、大和じゃない、どうしたのよ?」
大和(改)
「どうした、じゃ、ないですよ!
報告書です!!先の殺傷事件も資料にあります。」
三笠
「・・・連絡は?」
大和(改)
「一応、ですが、既に5時間は、呼びかけていますが、
反応無しです。」
三笠
「そのまま呼び出しを続けて頂戴、
それは、ここに置いといて?」
大和(改)
「畝傍提督と、離れてほぼ、一年ですね。」
三笠
「・・・そうね、
本来なら私が殺されてもおかしくないのにね。」
大和(改)
「その時は、全力でお守りします。」
三笠
「駄目よ、貴女はケッコン(ガチ)なんだから、
旦那と・・・ね?」
武蔵(改)
「なら、私が殺ろう、
いいのだろう?表向きは、民間人の殺人事件だ、
彼がやっている事は、
軍の中では正当手段でも、
与論は、殺人鬼をなぜ捕まえられないのかって、
わめいているんだぞ?」
三笠
「そう言って、向こうの時津風に、
フルボッコされたの誰だっけ?」
武蔵(改)
「そんな事は・・・あったな。」
大和(改)
「1体1、装甲、火力、どれをとっても、
勝ち目はなかったはず、
ねぇ?武蔵?あの時、どうして、もろに食らったのよ?」
武蔵(改)
「・・・私が撃った砲弾を、蹴り飛ばしながら近づいてきたんだ、
艦娘には、まず、考えられない戦い方だ、
さらに、自身の砲撃と、私の砲弾で、爆風を生み、
さらに加速して突っ込んできたんだ、
そして、ゼロ距離での、酸素魚雷一点集中攻撃、
腹の一撃は流石に効いたよ、
目を回してる間に、再装填、
今度は頭だ、そして、負けた、気がついたのは医務室って事だ。」
大和(改)
「・・・私も殺りたいなぁ~。」
三笠
「やめて頂戴?
武蔵が大破、あんたまで大破されたら、
結構辛いからね?」
武蔵(改)
「だから、今回の特殊海域は、全艦艇で挑んで、直様制圧、
保護報告艦艇は全て編入済み、
遠征はフル回転しているだろう?」
三笠
「最終海域で、
なんどもフルボッコされた貴女達に、自慢はできない筈だけどね?」
天龍(改)
「元帥の言うとおりだぜ?姉御、
いくらローテンション組んでるからって、
来たばっかりの早吸、瑞穂、照月達すら、遠征交代要員、
嫌でも、赤疲労になるわ。」
武蔵(改)
「ふむ、そんなにか?」
天龍(改)
「7桁に届く各資材が、4桁まで減ったんだぞ?
頼むから姉御?少しは考えてくれよな?」
武蔵(改)
「むっ!それは困るな!よし、誰が原因だ?
性根叩き直してくれる!!」
睦月(改二)
「へぇ・・・いいコト、ききました、にゃしぃ~。」
如月(改二)
「み・ん・な?
今の通信、聞いてたかしら?」
三笠
「・・・武蔵、大和、演習場行ってらっしゃい、
そこに行けばわかるから。」
大和(改)
「えっと・・・遠慮し「さぁ!!行くぞ大和!!」えっ!?ちょっ!?」
____________________________________
全く・・・どうして血の気が減らないのかしら?
畝傍
「お前が抑えてるからな、
演習、出撃編成の組み合わせ、
誰一人欠けても成立しない編成、
規則正しい生活なんて、まぁ、そこは採用したいけど、家は無理だ。」
三笠
「来るなら来るって、言いなさいよ。」
畝傍
「お断りだ、
ついでに、今の時間帯は誰も出ないぞ?
間宮さんぶち切れて、全員の料理の腕を鍛えてるからな。」
三笠
「あー、聞きたくないー、聞きたくないー。」
畝傍
「その分の資料だ、
あの新米達はなんなんだ?
重課金どころじゃぁない、ただのボンボンばかり、
あんなの鍛えても、使い物にならないだろ?」
三笠
「家も同じなのよ、増えるのはそう言う資産家の子息ばかり、
まだ、一般公募の方が使えるし強いわよ。」
畝傍
「潰せ?と、面倒事はもうゴメンだが、
また一人増やされたからな、今度はここに来るぞ?」
三笠
「・・・野分ちゃんね?
ごめんなさい、こっちも護衛を回してたけど、
完全に後手、情報も、面白がって漏らす馬鹿は捕まえたけど。」
畝傍
「・・・減らないな、法律は変わっても。」
三笠
「私の旦那も、また怪我だらけで帰ってきたのよ、
舞鶴の艦娘と大喧嘩、
家の提督がそんな事絶対しないーってね。」
畝傍
「・・・外、凄い事になってるぞ?」
三笠
「今回の海域、被弾、大破ワースト1位、武蔵なのよ。」
畝傍
「どうせ、性根鍛えなおす~なんて、言ったんだろ?」
三笠
「正解、で?いい加減、それしまってよ、怖いから。」
畝傍
「嫌、家のおしゃべり特型駆逐艦の一番艦の同位体、
吹雪さんが扉にひっついてるからなぁ~、やだ。」
ば・・・バレてる。
三笠
「いつの間に・・・。」
吹雪(改二)
「いつからですか?」
畝傍
「まぁ、後先考えず入ってくる、
これは家と変わらんな。」
吹雪(改二)
「あ。」
三笠
「吹雪、鍵かけといて、あと、いません札もね、はぁ、頭痛い。」
畝傍
「頭痛薬は医者に貰え。」
吹雪(改二)
「すみません、鍵と、御札、かけときました。」
畝傍
「・・・家より酷くないか?」
吹雪(改二)
「へ?」
三笠
「・・・認めたく無いわね。」
吹雪(改二)
「なんでしょうか?」
はぁ~・・・。
畝傍
「艤装の靴、左右逆だ、あと、ベルトもちゃんと締めてない、
それじゃぁ、急速転舵で外れるし、特に!!」
吹雪(改二)
「はいっ!!」
畝傍
「主砲!!端っこをよく見ろ!!
カビが生えてるじゃないか!!
自分の相棒になんて無様な格好をさせるんだ!!
大至急!!清掃!!重メンテをして来い!!」
吹雪(改二)
「はっ!!はいぃいい!!」
ごん!!
畝傍
「鍵閉めたのすら忘れるか?」
三笠
「この子だけならいいけどね。」
畝傍
「家は重メンテは、個人個人でやらせてるからな、
ほれ、開けたから行って来い、
他の奴らにも、重メンテするように、三笠が言ってたって、
放送かけて来い。」
吹雪(改二)
「ふぁ・・・ふぁひ、わふぁりまひら。」
あぅ~///恥ずかしい~///
__________________________________
三笠
「ちゃっかり私のせいにしたわね?」
畝傍
「非公式でここにいますから。」
三笠
「で?他の用事は?」
畝傍
「あ?そこの資料の処分に決まってるだろ?
わざわざ掘り起こしやがって、
本部のデータは、ヴィントに消して貰ってるから、
後は、この書類、これだけだ。」
三笠
「・・・監査部隊に戻る気はな・・・い、わよね。」
畝傍
「どれだけ抱えてるか知ってるか?
7割だ、家の艦娘は7割、
“書面上、移動、保護”の名目だ、
どれだけ増やせば気が済むよ?
副総理のお母様よ?」
三笠
「あれは、あの子の意思よ、
艦娘の人権と、退役後の普通の国民として、
家庭をもって、一人の女性として暮らせるように。」
畝傍
「・・・その反面、強姦、恐喝、強要、脅迫、
摘発数、件数が鰻上りだ、これが1人の女性として暮らす為の代償?
人間、艦娘、ギクシャクして、すれ違い、
提督の志願数も落ちぶれ、
正規な訓練を積んでいないボンボンばかり増える、
このままだと、崩れるぞ?」
三笠
「わかってるわよ!!」
畝傍
「・・・人間嫌いの艦娘はこれ以上は受け入れない、
アイツ等が・・・本当に壊れちまう。」
三笠
「・・・羨ましい、私は、人間でも、艦娘でもない、
でも、女、二人の母でもあるの。」
畝傍
「・・・勝手にしろ、家はこれ以上、動かない、
資材も尽きてるしな、後は通常の海域を一つずつ進めるさ。」
三笠
「上位艦娘なら、いけるでしょうに?」
畝傍
「お前は、俺に、
“仲間を失えと?”」
三笠
「・・・ごめんなさい。」
畝傍
「いいや、許せないね、
ダメコンがあって、ぎりぎり帰って来れる、
だがな!!
ダメコン消費してまで勝ちたいとは思わない!!
向こうも同じだ!!
この根幹はなんだ!!
こうして争う原因はなんだ!!
勝てば勝つほど、深海棲艦の恨みを買い、
負ければ負けるほど、艦娘は希望を失い、絶望に落ち、轟沈を選ぶ、
“周りには誰一人いない海!!”
アイツ等にそれを知って欲しくないんだ!!
俺だけでいい!!
共に戦えば必ず死ぬ!!死神は俺だけでいい!!
・・・わり、疲れた、帰るわ。」
三笠
「・・・聞かれちゃったか。」
野分(改)
「すいません、大声が聞こえまして、
あれが噂の畝傍提督ですか、
同位体は、辛かったでしょうが、
羨ましいですね、
“周りには誰もいない海”
知って欲しくないから、か、
艦娘、どうして、意思があるのでしょうね?」
三笠
「・・・人間も同じよ、艦娘も・・・深海棲艦も・・・生きてる以上、
意思、心はある・・・。」
深海日和
単冠湾泊地
深海棲艦寮
ヲ級(flagship)
「ん~♪んんん~♪んふん~♪
ヨシ、これで、今日のお洗濯終了♪」
あ、ワタシは、ヲ級flagshipでした、
今は、ここ単冠湾泊地で、メイドっぽい事でお小遣いを貰ってます。
畝傍
「ただいま~・・・。」
あ、帰ってキマしたね。
ヲ級(flagship)
「おかえりナサい、畝傍さん。」
畝傍
「お、おつかれ~、
いつも悪いな、流石に女性下着の洗濯は、ね。」
そうです、飛鷹さんもクリーニングを請け負っているのですが、
流石に一人で、134人の上下、下着は捌ききれません、出撃、遠征もありますからね。
ヲ級(flagship)
「裏口から、帰ってくるなんて、久しぶりですね?」
そうです、一時、丁度、私が助けられた時がピークだったみたいで、
最近は、通常門カラ帰ってキマすね。
畝傍
「・・・気まぐれだよ。」
あ、こう言う時は絶対にお話してくれません、
なんど聞いても、胸を押し付けても、ちっとも話してくれないんです、
女として、魅力が足らないのでしょうか?
畝傍
「今日は、メイド服か、
まぁ・・・めくれないように、気よつけてくれ。」
確かにスカート丈は短めを着ていますが・・・もしや?
ヲ級(flagship)
「んん!!
ご主人様?夜のご奉仕はいかがデスか?」
あれ?・・・固まってる。
畝傍
「ば~か。」
ヲ級(flagship)
「がーんっ!?」
畝傍
「そう言う事は、好きな相手だけにやれって、
ちゃんと、交際するなら、提督権限使いまくるから、
んじゃ、鳳翔に下着取られるなよ~。」
はっ!!しまった!!今が一番あぶ・・な・・・。
鳳翔(改)
「あ。」
ヲ(flagship)
「鳳翔サン!!またですか!!
昨日!!夕立さんの下着どうしたんですかっ!?」
鳳翔(改)
「それならここよ、
あ、それとも脱ぎたて「ほ~う~しょ~う~?」あら、夕立、
また胸大きくなったのね?」
夕立(改二)
「ちょっ!?提督さんにしか教えてないっぽい!!」
鳳翔(改)
「あら、ほんとなのね?
サ・イ・ズ、測らせてぇ~///」
夕立(改二)
「ぜぇえええったい!!いや!!
このお胸は提督さんだけのものっぽい!!」
うん、離れてても聞こえるからね?
ぁ~・・・誘惑に負けそう・・・いかんいかん、
山城が一番!!うん!!山城が一番!!
ヲ(flagship)
「今日と言う、今日は!!返してもらいます!!」
夕立(改二)
「その通りっぽい!!」
鳳翔(改)
「い・や・よ♪
みんなの成長を記録するのが私の趣味!仕事!本能!!
いえ!!これが本来あるべき、おかん!!
何人たりとも!!止められないわ!!」
_________________________________
執務室
畝傍
「・・・ぁ゛~・・・きつ。」
山城(航・改二)
「はい、冷たいタオル。」
畝傍
「う~・・・っ!!ぷはぁ~・・・、効くね~・・・ありがと。」
山城(航・改二)
「恋人なんだから、これぐらいしてもいいでしょ?」
畝傍
「恋人、ね、いいのかね、俺は。」
山城(航・改二)
「どうせ、三笠元帥と喧嘩してきたんでしょ?」
畝傍
「せーかい、
まぁ、野分を襲った奴ら、
やっぱり、舞鶴に所属していた提督だったよ、
なにやったか知らないが、懲戒処分くらってたらしい。」
山城(航・改二)
「死人に口無し、
どうせ、おんなじ事してたんでしょ?」
畝傍
「そこまでは興味ないよ、
これ以上、トラウマ持ちが増えてたら・・・、
陽炎達が壊れかねない。」
山城(航・改二)
「・・・そうね、これ以上は、私も・・・。」
畝傍
「休暇・・・かねぇ。」
山城(航・改二)
「どこに行っても、巻き込まれる私達よ?
行き場なんてないわ。」
畝傍
「・・・困ったね~。」
山城(航・改二)
「ほんとね。」
がしゃーん!!
鳳翔(改)
「くっ!
今日はやけにしつこい!!」
夕立(改二)
「うわあああっ!?執務室にはいっちゃったっぽいぃいいっ!?」
ヲ級(flagship)
「あわわわわわっ!?」
__________________________________
畝傍
「山城、わり、捕まえといて。」
山城(航・改二)
「まさか、早吸に教わった、アレを、鳳翔にするの?」
畝傍
「ぁ~・・・だめ?」
山城(航・改二)
「ダメって・・・あんたね?
恋人の目の前で、他女とキスするのよ?
常識的に考えなさいよ!!」
畝傍
「ん~・・・できたら、コッチ側に引き込みたいかなぁ~って。」
鳳翔(改)
「ふん、提督程度のキスなんて、
一ミリも感じないわよ?」
山城(航・改二)
「最大で、よろしく。」
畝傍
「心得た。」
鳳翔(改)
「え?ちょっと・・・貴方達、恋人よね?
さっき言ってたわよね?」
山城(航・改二)
「畝傍、早吸に凄いの教えて貰ってるから、大丈夫よ。」
鳳翔(改)
「いやいやいや!!なにが大丈夫なのよ!?」
山城(航・改二) 畝傍
「私達の。」 「恋仲。」
ぽいぃいいいっ!?
ひゃぁ~///
鳳翔(改)
「ちょちょちょっ!?」
山城(航・改二)
「さ、気張りなさい?」
むぅっ///
んん~~~~~///
____________________________
畝傍
「余計に疲れた。」
山城(航・改二)
「夕立と、ヲ級ちゃんも、伸びてるし、
鳳翔は・・・手遅れね。」
畝傍
「・・・寝るか。」
山城(航・改二)
「寝ましょう。」
鳳翔(改)
「・・・でも///やめないわ///」
山城(航・改二) 畝傍
「やめなさいよ。」「やめてくれ。」
2015年9月3日(木)21:00~?
執務室
畝傍
「お、おつ~。」
夕雲
「もう、いくら練度をあげるからって、
空母や、重巡だらけの海域に出さないでよね?」
畝傍
「ん~・・・それぐらいじゃないと、
イクさんの倍返しにゃぁ、ならんしな。」
昼間、久しぶりに出撃させたら、ダメコン使いました、
えー、びっくりしましたよ、
まぁ、無事帰って来てくれたので、事なきを得たのですが。
伊19(もう一息で改)
「きょきょうは、おおやすみしたいのののね。」
駄目でした、トラウマをぶり返してようで、
行動不能、んで、代わりに夕雲達(4~5ほど上げれば改になるメンバー)を呼んで、
出撃、演習を・・・うん、なんて省エネメンバー・・・。
第1艦隊『レベル上げよう・・・』
旗艦 夕雲 浦風 浜風 谷風 Z 1 Z 3
畝傍
「で?なんかそんな感じするか?」
夕雲
「ん~・・・まだ足りないって、感じかしら?」
畝傍
「ふむ、浦風、谷風の軽微損傷の修理が終わったら続けて出撃してくれ。」
夕雲
「はぁ、しょうがないわね、私も強くはなりたいけど。」
うん、もじもじすんな。
夕雲
「わ・た・し・も♪
提督の上着、欲しいなぁ~って♪」
畝傍
「中破、大破したらな、
てか、お前も、その肌を露出すんな、他の提督には見せたくないんだから。」
夕雲
「もぅ///エッチ!」
浦風 谷風 浜風
「どっちがや?」「どっちだよ。」「どっちですか。」
Z 1 Z 3
「どっちだよ?」「どちらなのかしら?」
畝傍 夕雲
「夕雲だ。」「提督よ。」
山城(航・改二)
「仲いいわね、アンタ達。」
畝傍
「山城、遠征の収穫はどんな感じ?」
山城(航・改二)
「順調ね、第1艦隊を、この編成にしてから、
みんな、大成功で帰って来るのよ、なんでかしら?」
畝傍
「・・・気持ちの問題かねぇ?」
実際、
長距離練習航海
鼠輸送作戦
水上機前線輸送
これを、の~んびり回転させてたら、
大成功で帰って来る、ま、貯めたらまた大型かけるけど。
初春(改二)
「お主、いい加減にその頭、カチ割ろうか?」
サーセンww
2015年9月5日(土)24:00~?
畝傍
「・・・なぁ?」
Z 1改 Z 3
「そんな馬鹿な・・・。」「どう言う事なの?」
特別海域(イベント)放置してーの、
遠征資材集めーの、
レーべは改になりーの、
ならば、レーべ旗艦、マックス二番艦にしーの、
噂の?大型建造、大鳳レシピなる物まわしーたら。
蒼龍でした・・・。
三笠
「ちょっと、誰も迎えに・・・怖いわよ。」
畝傍
「・・・んぁ?なんだ、何しに来たんだよ?」
三笠
「視察よ、
ここの上司は横須賀の誰ですか?」
畝傍
「元?艦娘のおばあちゃん、三笠さんですね。」
三笠
「・・・言ってくれるわね?」
畝傍
「しかも、金剛同様、海外発注戦艦。」
三笠
「・・・そうね。」
畝傍
「で?真面目に、何しに来たの?
俺、特殊海域、もう出ないって言ったよね?」
三笠
「なによ?
新しく完成した、山岳内部式泊地なんて、珍しいし、
羨ましいし、てか、空き部屋あるなら貸せ。」
畝傍
「レーべ、マックス、このおばさん、帰って貰って。」
三笠
「ちょ・・・いや、真面目に、見学させて下さい。」
Z 1改(レーベレヒト・マース)
「って、言ってるけど?」
Z 3
「面倒事以外、起きそうに無いわね。」
畝傍
「その通り。」
三笠
「お~ね~が~い~よ~!!」
畝傍
「だぁっ!!くっつくな!!
わかってるよ!!
丁度、海がシケってて、出れないし、
連絡も低気圧のせいで安定しないから、
海が収まるまで、泊めてくれって、事だろ?」
三笠
「そうです、はい。」
あ、艦娘だったらしいが、
日本海の荒波に慣れてんだから、帰れるだろうって?
ところがどっこい、
7~8mを越える大時化状態です。
畝傍
「エルニーニョ現象だか、えるなー・・・なんだっけ?
まぁ、流石に、深海棲艦も大人しいだろう《警戒!!警戒!!》
おぃ~・・・。」
《半地下桟橋に、深海棲艦が漂着しました!!
手空き員は、速やかに半地下桟橋へ向かって下さい!!》
三笠
「・・・どうしよ?」
呂ー500(三笠)
「あ、ここで静かにしていて、ですって。」
三笠
「はやっ!?」
______________________________
半地下桟橋
磯波(改)
「うん、なにしに来たのかな?な?」
あ、磯波がいる。
レ級
「ギ・・・ギブギブギブ。」
畝傍
「ん~・・・レ級だけど、なんか、変?」
磯波(改)
「深海棲艦なんだから、
深海這イツクバッテ、帰レバイイデショ?」
畝傍
「そりゃぁ・・・ね、
磯波さ「畝傍?」はいはい、
磯波、絞めたままでいいから、こっち連れて来て?」
磯波(改)
「はい♪」
ねぇ?ろーちゃん、アレ、家の磯波ちゃんと、同位体なんですって。
へー、まるで、鬼神の綾波さんに、にてるんですね!
磯波(改)
「畝傍?そこの、客人は?」
畝傍
「殺っちゃ、ダメ。」
磯波(改)
「・・・ちっ。」
ちょ・・・舌打ちって・・・。
レ級
「マ・・・マジ、ギブ・・・。」
畝傍
「あ、離してやれ。」
磯波(改)
「そうですか。」
ぽい!
畝傍
「ちょっ!?レ級!!」
_____________________________
工廠 艤装試験運用室
畝傍
「かなづち~?まじか?」
レ級
「ソウソウ、
ナンカ、気ガツイタラ、潜レナクナッテサ、
海面ニ、顔ツケタラ、苦シクッテサ、
潜レナイ事ニ気ヅイタンダ。」
磯波(改)
「へ~、じゃぁ、もう一回、落ちますか?海。」
レ級
「チョッ!?勘弁シテクレ!!」
畝傍
「磯波~、はい、ここにいなさい。」
磯波(改)
「は~い♪」
レ級
「オォ・・・コレガ、イチャイチャッ、テ、奴カ?」
畝傍
「まぁ、大体あってる。」
磯波(改)
「もぅ///」
ねー、みっちゃん(三笠の事)?
なーに?ろーちゃん?
りあじゅう、ばくはつって、するの?
流石に、爆発はしないと思うけど・・・。
レ級
「ソウダ、ココニ置イテクレヨ、
ドウセ、深海ニ潜レナイ深海棲艦ナンテ、
戻ッテモ、スクラップカ、改修資材ニサレチマウシ。」
畝傍
「まぁ、俺は構わないけど、
・・・うん、ヲ級?怖いからね?」
ヲ級(flagship)
「レ級・・・貴女、南方ニ、出張トカ言って、
サボってタデショ?」
レ級
「へ?ナニト勘違イシテルカワカランケド、
私ハ、北方海域、産マレダww」
ヲ級(flagship)
「え?
ゴッ!ごめんサイ!!」
畝傍
「レ級、とりあえず、ヲ級の隣部屋な?
夜遅いけど、
間宮さんが、目の色変えて、料理を極めてるから、
美味さは、保証するぞ。」
レ級
「美味サハ?
ンジャァ、量ハ?」
間宮(flagshipフォーム)
「アラ?新入リサン?丁度ヨカッタワ、
新作ガ出来タノデ、味見シテクレルカシラ?」
レ級
「オイ・・・ウネビ?
ッテ!?全力デ逃ゲテルシッ!?」
シニモノグルイデタベロヨー!!
レ級
「ハァ?」
ずしん!!
レ級
「オ・・・オォ・・・コイツハ・・・。」
雲龍
「あ、新入りさんね?」
レ級
「オゥ、コレッテ・・・。」
葛城
「はぁ~、重いったらありゃしない、
あ、新入りさん?頑張って食べてね?
赤城さん、加賀さん、翔鶴さん、瑞鶴さん、
蒼龍さん、飛龍さんも、お腹いっぱい(撃沈)だから、無理。」
雲龍
「私達は、元々質素な料理で十分だから、
間宮さんには、荷物持ちで、手は打ったの。」
レ級
「・・・セ・・・戦艦ハ?」
葛城
「生憎、大和さん、武蔵さんとか、
ビスマルクさんとか、イタリアさんとか、ローマさんは、家、いないから、
長門さんと、陸奥さんも、質素派だから、無理。」
レ級
「アワワワワワ…。」
間宮(flagshipフォーム)
「オ・ノ・コ・シ・ハ、許サナイカラァ~♪」
ヒギャァ~ッ!?
2015年9月9日(水)16:00~?
レ級
「ァ~・・・マダ苦シイ。」
畝傍
「おつかれ~。」
レ級
「シカシ、旨イノハ良イケド、
ナンデアンナ沢山ツクルンダ?」
畝傍
「あぁ、旧施設の、新米間宮達に、
“○○○○○”って、言われたらしい。」
味付け下手
レ級
「・・・ソイツラノ舌ガ、馬鹿ナンジャネェノ?」
畝傍
「正解、奴ら、カップ麺がメインで、
大分、太ってたしなww」
レ級
「イクラ、低級駆逐艦デモ、ソイツラニ殺ラレルノハ、
タマッタモンジャネェナww」
畝傍
「だろうなww」
大淀(改)
「提督、大淀、改装終わりました。」
畝傍
「・・・うん、浴衣はどこから?」
レ級
「ヘェ~、コレガ浴衣カ、案外綺麗ダナ。」
大淀(改)
「あら、レ級さんもいらしたんですか、
って、書類は終わってるのですか?」
畝傍
「はい、これ、午前中及び、今さっきの演習報告書、
まぁ、今日はこれでツキを使い切ったろうな。」
午前、午後、合計10戦の演習を、珍しく全勝利Sで終了。
大淀(改)
「ある意味、奇跡でしたね、
旗艦を私、明石、榛名、大井さん、北上さん、木曾さんの、
このメンバーで9勝、ラストは、明石さん、榛名さん、摩耶さん、大井さん、北上さん、木曾さんで、
フルボッコ、
主に、大井さん達の雷巡のおかげですね。」
畝傍
「まぁ、雷撃じゃなくて、砲撃で墜とす、
雷巡はどこへ?って、感じだったがな。」
レ級
「オロ?」
畝傍
「ん?どしたの?」
レ級
「艤装ガ出ナイ、テカ、尻尾モナイ・・・エェ~・・・。」
畝傍
「この目を離した隙に、なにが起きたし?」
ヲ級(flagship)
「失礼シマーす、アレ?提督さん?
レ級見マセんでしたカ?」
畝傍
「・・・ここに、いるにはいるけど・・・。」
これじゃぁ、水着と、パーカー羽織った、ただの女の子だな。
ヲ級(flagship)
「あ、ソコに・・・アレ?この女の子誰デスカ?
マサカッ!?提督サンの隠し子っ!?」
畝傍
「明石~、ヲ級解体してくれる~?」
ハ~イ!!今準備シマ~ス!!
ヲ級(flagship)
「ジョジョジョウダンデスッ!!」
レ級
「ゥ~・・・凄イ、不安ナ気分・・・。」
明石
「出撃帰りですが、解体準備、終わりましたww」
畝傍
「笑顔だなぁ~、
んじゃ、ヲ級、今日までありがとうなww」
ヲ級(flagship)
「ヒィッ!?」
大淀(改)
「明石、悪ノリも、そこまでにしないと。」
明石
「だって、工廠から呼び出されて、
この2、3日、工作機械に触ってないだもん、
今の準備で、全体メンテナンスやってきたけどさ~。」
大淀(改)
「早いわね、
と、言うか、提督?なぜ、この2、3日、練度上げを?」
畝傍
「んなもん、季節限定グラ集めと、
改を全体最低限にする為、
まぁ、今回の特殊海域前は、資材集めと、練度上げを並行していた訳だし、
次の特殊海域までは、通常海域も含め、練度、資材集めをやろうって、
決めたんだけど、不味かったか?」
大淀(改)
「まぁ、おかげで新武装も入手出来ましたし、
練度も上がりましたから、私は構いませんが。」
明石
「うん、私も、改の方が装備品改修の成功率が上がるしね、
その辺はわかるけど。」
畝傍
「まぁ、開発に資材を回しにくい家ならではの問題もあるし、
俺自身の、成功運の低さを、練度上げで、改修、新武装の数を確保するって目的もある、
大本営やら、横須賀の変態科学者、呉の自称マッドサイエンティストが、
色々データを公開(ウィキペディア)してくれるから、出来る事もある、
ある意味、家には、大和、武蔵はいらないとも言えるけど、
海外艦艇は揃えたいなぁ・・・。」
レ級
「ウム、ワカラン。」
ヲ級(flagship)
「ようは、仲間ヲ、沢山増やしたいッテ事?」
畝傍
「大体合ってる。」
2015年9月11日(金)21:00~?
執務室
大井(雷巡・改二)
「ねぇ?」
畝傍
「はいよ?」
大井
「北上姉さんは?」
畝傍
「んぁ?
さっき、入渠ドックに放りこんだろ?」
大井
「そうだっけ?」
畝傍
「最近、扱い雑だなww」
大井
「だって、貴方がいるから、私はここに留まるの、
異性で、頼る所なんて、貴方以外いないでしょ?」
畝傍
「山城に、そう言われ慣れてる筈なのに、
やっぱ、新鮮だな、大井。」
大井
「もぅ///
こんな私はここだけ、
他は、北上姉さんにべったべたらしいけど。」
畝傍
「なんだかんだ、来月で一年だ。」
大井
「あれ?そうなの?」
畝傍
「まぁ、ね、
着任当日に、電に襲撃されるわ、
人数が増え出した矢先の、龍田の事件だわ、
他鎮守府、泊地から、招き入れたりだ、いろいろあったなぁ。」
大井
「あ、そうだ、なんであの無断外泊の時、
あの街にいたのよ?
大体、貴方が書類整理で動けない日を狙って外に行ったのに。」
畝傍
「ん?
ぁ~・・・あの時か、
まぁ、感と、簡易艤装のビーコン頼りに、2・3棟、ビルぶっ壊して、探してたんだ、
見つからなかったら、街が消えてたかもなww」
大井
「・・・貴方、人間よね?」
畝傍
「勿論、ビル自体は、倉庫にストックしてた爆薬の定番C4、
着火は、名取率いる私兵の方々、
なんでも、サバゲーで意気投合、お前たちを探しに行くって、言ったら、着いて来た。」
大井
「さばげ?」
畝傍
「サバイバルゲーム、この、プラスチックの玉を撃ち出せるように、
デチューンした機関銃、拳銃とかで、戦争ごっこするゲーム、
結構痛いし、怪我もする、ちゃんとした知識があって、初めて成立するゲーム、
陣取り合戦に近いんだ。」
大井
「以外に運動派なのね、名取。」
畝傍
「まぁ、艦娘は激戦をくぐり抜けた艦艇の・・・まぁ、解釈はそれぞれで、
自分の手、足、身体で、息を切らし、仲間と戦う、
ま、戦争と違うのは、ゲームの終わりに打ち上げ、
今度は、メンバーシャッフルとか、どこを修正し、次にいかすか、お互いの欠点、長所で、笑ったり出来る事。」
大井
「・・・畝傍は、やった事は?」
畝傍
「前の世界、そこで延々と生き延びて来たのさ、
もうやらんよ、銃だからこそ、
肉をえぐる感触が無い、まぁ、何度とも無く、忘れるぐらいあったけど。」
大井
「見えないわよ、この、暖かい手が、そんな血みどろなんて。」
畝傍
「・・・そうかね、目を閉じれば、そこらじゅうに、死体、血の池、腐臭、死臭、
いつでも思い出せる、
なら、今、この世界では、
自分の届く範囲でいいから、誰も失いたくない。」
大井
「まぁ、私はそんな死臭漂わせる貴方が好きなのに、変わりはないけど。」
畝傍
「・・・あほぅ、背中に抱きつくな。」
大井
「当ててるに決まってるでしょ?
貴方以外に、絶対やらないんだから。」
畝傍
「そいつはどうも、
んで、そこで嫉妬の炎をメラメラしてる、山城さんは、どうするの?」
大井
「あらやだ、じゃぁ、山城が、前から抱きついて?
これで解決するでしょ?」
山城
「・・・まぁ、いいですけど。」
うん、俺の意思、関係ないのね。
大井
「でも、いいなぁ・・・山城?
貴女の黒髪、結構好きなんだけど・・・。」
山城
「そうかしら?
結構手入れ大変なのよ?
貴女こそ、直ぐに乾いて、さらさらするのは羨ましいわ。」
世の提督諸君、抱き締められる、
羨ましいと思うだろ?
いんえ、苦しいです、山城の・・・でかいし、大井も・・・頭に当ててくるし・・・。
手?出しませんがな、まだ、ケッコン(カリ)も、まだですから、
・・・やべ・・・まじめに・・・く・・・くるしぃ~・・・。
時津風
「ねー、二人共、
しれぇー、顔真っ青だけど?」
山城 大井
「あ。」「あ。」
ぎ・・・ぎぶあっぷ・・・。
2015年9月16日(水)01:30~?
榛名(改二)
「あ・・・あははは・・・。」
畝傍
「やっとかい・・・。」
明石(改)
「やっとですね、
ドック入渠期間が長かった分、
艦娘になっても、影響がでるんですかね~?」
榛名(改二)
「それは、どうなんでしょうか?」
金剛(改二)
「オゥ!てーとくー!!
やーっと、榛名も改二デースカ!!」
畝傍
「あぁ、やっとだよ、
これで、金剛型4姉妹は、全員改二へなった訳だ。」
比叡(改二)
「・・・はぁ、やっとか。」
霧島(改二)
「私たちより練度が上って、
納得がいきませんね、さぁ、データ採取に付き合ってもらいますよ?」
榛名(改二)
「へ?」
比叡(改二)
「じゃぁ、軽くジャブで、夜戦演習殺ろうか♪」
榛名(改二)
「絶対!漢字を間違えてますよねっ!!」
金剛(改二)
「タッグマッチ戦デスか?
腕がなりマース!!」
榛名(改二)
「は・・・榛名は・・・ダイジョウブデス・・・。」
提督?
カタカタ・・・
あら?
こんこんこん
畝傍
「ん?どうぞ。」
山城
「あら、まだ残ってるの?」
畝傍
「ん~?
あぁ、資料の修正と、更新、艦娘の艤装とかね、
家の改二メンバーの名簿変更とかさ。」
山城
「そうね、で?いつ、扶桑姉様を改二へ?」
畝傍
「・・・そうだな、
扶桑に伝えといてくれるか?
次は、扶桑、摩耶、大井、北上、木曾、叢雲で、
第1護衛艦隊を組むからってさ。」
山城
「あぁ、どん亀榛名が、やっと、改二になりましたっけ。」
畝傍
「それは、絶対、霧島の前で言うなよ?」
山城
「わかってるわよ、
改二になっても、最高速度に関しては、結局追いつけない、
加速力は上がってるから、回避しやすいだろうけど。」
畝傍
「・・・まぁ、俺が支えだ、って、言われたけど、
甘えさせるだけでいいのかね?」
山城
「そーれーはー、彼女に対して言う事?」
畝傍
「・・・お前じゃなきゃ、聞かん。」
山城
「もぅ、甘えられる相手がいるだけでも、
恵まれてるのよ?
甘え下手な、菊月にも、ちゃんと時間を作る貴方なんだから、
私達、単冠湾泊地、畝傍旗下、134名の艦娘は、十分恵まれてるわ。」
畝傍
「・・・そうかね。」
山城
「なんで、その言い方が似合うって、思えるのかしらね?」
畝傍
「・・・中身だけ、歳食ってるのかもな。」
山城
「そんな事言っても、貴方、まだ、28でしょ?」
畝傍
「・・・あぁ、そうだな。」
山城
「・・・で?資料って、どんな変更があったのよ?」
畝傍
「ん?まぁ、いろいろな。」
艦娘・ケッコン(ガチ)について
・ケッコン(カリ)のガチ、
つまり、普通の一般人になる事
・結婚初夜にて、性交をしてから、
一年以内に、艦娘としての能力を失い、一般女性へ、身体その物が変化する事
・その艤装は、一年以内に、艦娘に適合しなくなり、
その“娘”へ、引き継がれる
・勿論拒否も出来るが、その分、戦力に空きが出来るので、避けたい
・最初の前例は、横須賀鎮守府・三笠元帥
・娘に、“例外の”大和、武蔵がいる
・彼女らが産まれた事により、
起動すらしなかった“大和型艤装”が、起動、なんらかの関係あり
山城
「・・・やっぱり、失うのは確実なのね。」
畝傍
「・・・そうだな、だから、大本営も、横須賀も、呉も、
ケッコン(カリ)を、艤装のリミッター解除の名前にしたんだろうよ。」
山城
「・・・他には?」
・改について、
この時点の改は、艦艇時代の初期装備から、
最終時への装備変換に“近い物”
・改二について、
これは、計画のみ、実施出来なかった改装設計図を元に、
艤装容量一杯の負荷をかける物となる
・艦種別変更、
これに関しては、高速給油艦、水上機母艦など、
補助艦艇に見られるものであり、
史実の通りと、計画に乗っ取った、艤装容量一杯の負荷をかけるもの
・これらに関しては、
艤装の解明が進むにつれ、高負荷を低減させるものを目指すものとする
畝傍
「こんな感じ、まぁ、高負荷なのは変わらないけど、
リスクは大分減ったよ、
艤装解体時におけるデータは、いくつあっても足りないからね。」
山城
「艤装を解体された艦娘は、
一般女性として、暮らす事を余儀なくされる、だっけ?」
畝傍
「今は、後輩の育成、
負荷低減型の艤装試験をやってるよ、
吹雪、叢雲、漣、電、五月雨は、初期艦娘として、選ばれてるから、
“ロリコン”提督には、困らないよ。」
山城
「確かにね、
五月雨が、艦娘回覧板をみて、
“私って、行き遅れですかっ!?”って、聞かれたわよ。」
畝傍
「・・・俺は、山城一筋だからなぁ~。」
山城
「ほんと、“普通の新規提督は、大概、電を選ぶ傾向がある”って、言うけど、
貴方は例外中の例外ね。」
畝傍
「・・・俺の場合、出会いがね~。」
山城
「そうね、話と、本人が認めてるから、
信じるけど、普通の一般提督なら、間違いなく即死だったわね。」
着任当日の騒動編
また、ここに戻って来たな。
ま、三笠の下にいるのは変わらないけど、
すこしは楽出来るだろ、
艦娘の・・・あんな姿ばかり、うんざりだし。
「貴方も、物好きですねぇ~。」
畝傍
「運転手さん、なんか知ってるのか?」
「いえ、ね?
私は、臨時桟橋から、この単冠湾泊地へ提督を運びはするんですけどね?」
畝傍
「誰も、帰って来ないって、言うんでしょ?」
「あれ?知ってますか、
なら、尚更「ここでいい、降りる。」え?」
畝傍
「じゃぁ、三笠のくそばばあによろしく。」
「・・・おきよつけて。」
_____________________________________
畝傍
「・・・明石と、大淀、“電”が、来てる筈だけど・・・。」
誰も出てこねぇ・・・てか、街灯ひとつだけしか点いてないし。
畝傍
「・・・先、工廠行くか。」
_____________________________________
畝傍
「明石~、入るぞ~?」
ハーイ!
ん?なんで配電盤の方から?
畝傍
「・・・明石?」
明石
「あ、提督、先の出発、失礼しました。」
畝傍
「いや、ライフラインの確保は大事だからな、
随分、手こずってるな?」
明石
「えぇ、大淀と二人で、ライフラインの確認で、4日、
各種設備点検で3日、ようやく、主電源・・・って、なる筈だったんですけど。」
畝傍
「・・・ん?変われよ、
そこ、手が届かないだろ?」
明石
「え?だっ!?だめですよっ!?」
畝傍
「それと、
ヘッドライトだけじゃ駄目だ、
ほれ、LEDライト、ソーラーと、手回し発電が出来る奴だから、
これ使え、
ほら、変われ変われ。」
明石
「ぁ~あっ!もうっ!!
わかりました!!どきます!!」
畝傍
「・・・やっぱり、明石?
これ、配線間違いしてるぞ?」
明石
「え?違うんですか?」
畝傍
「ここと・・・ほれ、ここ、色違いになってるし、
ちゃんと、通電検査したか?
アンメーター、そこら辺にないのか?
繋ぎ方ぐらいは大丈夫だろ?」
明石
「しっ!?失礼ですねっ!!」
畝傍
「いいから、ほれ、ここ、さっさと測る。」
_________________________________
明石
「・・・大分凹むんですけど?」
畝傍
「だから言ったろ?駆逐艦からの叩き上げ艦長だったって、
最終的に、全艦艇の艦長もやったから、
これぐらいはなんとかなるよ。」
明石
「ぁ~・・・聞き流してましたね。」
畝傍
「ひでぇ、兎に角、これで大丈夫だろうよ、
全館内の配線が、ショートしてなければの話だが。」
大淀
「あ、ここにいらしたんですか?」
畝傍
「大淀、わりぃな、こんな所にいて。」
大淀
「大体、軍服を油まみれにして、
軍人としての規律が、なっていません!!」
畝傍
「お前も、聞き流してたのかい、
叩き上げ艦長だって。」
大淀
「提督、館内は全て点検済みです、
ショートの心配はありません。」
畝傍
「・・・ま、燃えたら、消せばいいし、
駄目になったら、建て直せばいい、幸い、近隣は山、民家は無い。」
明石
「フラグが乱立するような事言わないで下さいよ。」
______________________________________
あ・・・マタ、電気、ついたのです
わるい・・・ていとくさん・・・また・・・
まもらなきゃ・・・・
たすけ・・・ナキャ・・・
______________________________________
畝傍
「・・・電はどこだ?
資料と写真しか見てないから、今日、初顔合わせなんだけど?」
大淀
「あれ?てっきり執務室でお会いしているのかと。」
明石
「あ、私も。」
畝傍
「・・・あ、二人は、もう一度設備点検してくれる?
念入りに、最悪、直ぐに設備更新しないと不味そうだから。」
大淀
「了解です、提督。」
明石
「それじゃ、工作機械を先に点検しますね♪」
畝傍
「あぁ、頼んだ。」
__________________________________
司令棟・工廠連絡通路
畝傍
「・・・やっぱ、古、
白熱電球もアレだしなぁ・・・、
ばばあに、直様設備更新の予算請求しなきゃな。」
ズリッ・・・
畝傍
「ん?」
ズリッ・・・
引きずる音だな・・・。
ズリッ・・・
畝傍
「・・・っ!?」
チッ!?
畝傍
「・・・殺気むき出しじゃぁ、俺は殺せねえよ、艦娘さん?」
アナタ・・・ワルイ提督ナノデス・・・ミンナヲ・・・助ケル・・・ノデス・・・
畝傍
「・・・そうだな、
艦長としては、数え切れない船員を、部下を失ってきた、
そう言う意味では、悪いだろうが、
だがなぁ、
そんな傷だらけで、お前は何を守れる?」
ソンナコトォオオオッ!!
畝傍
「な゛っ!?」
________________________
どごぉおおおん!!
大淀
「え?爆発?」
明石
「・・・12.7cm砲の砲撃音・・・電ちゃんっ!?」
________________________
あっぶね~・・・これで、12.7かよ、
壁、ぶち抜いて、こんだけの破壊口・・・まぁ、
レールガンよりは、ましか、
あれはねぇよ、ないない、
61cmの装甲すら、ぶち抜いてくるんだもん、ねぇよ。
電
「・・・マダ、生きてるノデス?」
畝傍
「そらぁ、そこそこの死線は、生き延びてますからね。」
電
「デモ、ツギデ!!」
魚雷か、マズイな・・・。
明石
「電ちゃんっ!?って、うわっ!?提督!なにしたんですかっ!?」
畝傍
「馬鹿っ!?今、来んなって!!」
あかしさん?アカシサンモ・・・悪いテイトクの・・・。
畝傍
「・・・ったく、三笠のばばぁ、
コイツをそのままにしたのは、
こう言う対処は自分でやれって事か、
やっぱ、いつか、ぜってーしめる。」
明石
「わっ!?わっ!?わっ!?
デザートイーグルですね!!
うわ~!いいなぁ~!!」
畝傍
「お前・・・ガンマニアだっけ?」
明石
「兵器、艤装全般です!!」
畝傍
「じゃぁ、一つ言っとくよ、
コレは・・・デザートイーグルじゃぁない。」
明石
「え?」
畝傍
「和製カスタムの、
ハンドキャノン、
ハイパワー・ロングバレル、対・15cm装甲板を想定した、化物銃さ。」
明石
「対、15cm装甲板を想定・・・ふぅうう///
ゾクゾクしますぅ♪」
あ、コイツには、絶対渡さない。
電
「対・15cm装甲板・・・。」
畝傍
「軽く。」
電
「っ!?」
アソボウヤ?泣き虫艦娘の電さん?
____________________________
がしゃーん!!
がはっ!?・・・い゛っ・・・痛いのです・・・
畝傍
「・・・部屋に逃げ込んでも、変わらんよ。」
どがん!!
ばぎん!!
明石
「あ゛ぁ゛~っ!?艤装がぁあああっ!?」
畝傍
「だから、設備点検頼んだろが!!」
明石
「壊す前提はやめてくださいよ!!」
畝傍
「こんなとこで、61cm酸素魚雷ぶちかまされてみやがれ!!
全員ミンチだぞ!!」
大淀
「提督!!明石!!
なにご・・・とぉおおおおっ!?」
電
「・・・っ!!」
畝傍
「ちっ!!」
パパパン!!
電
「くぅううっ!?」
明石
「3点バーストっ!?」
畝傍
「誰が一丁だけって言ったよ?」
じゃかっ!!
大淀
「ちょっ!?こんな狭い中でっ!?」
畝傍
「・・・はぁ・・・。」
あれ?なんで?天井をみてるのです?
声が・・・ぼんやり聞こえるのです・・・
畝傍
「・・・電、電!!」
電
「え?
・・・司令官さん?」
顎が、ひりひりするのです
畝傍
「ったく、骨とか平気か?」
明石
「撃って置きながら、ソレ言いますか?」
大淀
「艦娘だからこそ、大丈夫でしたけど、
人間相手になんて、使わないでくださいね?」
畝傍
「え?使ってたけど?」
二人
「は?」
畝傍
「そう言う所にいたからなぁ、
駆逐艦から、軽巡に乗り換える時も、
てか、艦艇を変更するたんびに、命狙われてたから、
普通に使ってましたけど、なにか?」
は?
明石
「電ちゃんは、提督に、
下から、顎を撃たれたんですよ。」
は?
大淀
「撃ってから、確認を取る提督なんて、初めてですよ。」
へ?
畝傍
「まぁ、痣程度で収まってよかったよ。」
電
「・・・ちょっと、待つのです、
電は、この司令官さんに、
顎を撃たれて、今まで気絶していたのですか?」
大淀
「そうね。」
明石
「いやぁ~、痣ですんでよかったですよ。」
畝傍
「艦娘の耐久性は、
艦艇時代に準拠するって、資料に書いてあったし、
いけんじゃね?って、感じで。」
電
「・・・ちょっと、そこに、直れなのです。」
畝傍
「あ゛?
てめぇ、周り見て、それ言うか?」
電
「・・・あれ?」
壁に穴が空いてるのです、
天井も吹き飛んでるのです、まるで、爆撃でもされたようなのです。
畝傍
「お前、12.7cm連装砲、撃ったろ?」
・・・あ。
畝傍
「大淀、明石に当たりそうになったんで、
ハンドキャノンで、砲弾をぶつけて、弾いたんだよ、
おかげで、傷がついた。」
電
「そもそも、人間で砲弾を弾くなんて、ありえないのです。」
畝傍
「左腕は義手だ、
これは、俺専用の義手、ハンドキャノン用の義手だ、
じゃなきゃ、吹っ飛んでるよ。」
明石
「え?左手、義手だったんですか?」
畝傍
「・・・お前、いろいろ大丈夫か?わざわざ、
左手でも握手したろ?忘れたのか?」
明石
「・・・ぇ~っと・・・そうでしたっけ?」
_________________________________
2015/9/16
畝傍
「てな、感じだったな。」
山城
「ハンドキャノンって・・・。」
ごとっ
畝傍
「これさ、持ってみる?
弾は入ってないから。」
山城
「・・・随分、重い金属ね、
強度重視、一体、どれだけの距離を想定してるのよ?」
畝傍
「100~200m前後、
当たるか、擦りさえすれば、もぎ取られる威力。」
山城
「それを、電に撃ち込んだの?」
畝傍
「あの時、無意識に、仰向けに反ったのが、
痣ですんだ原因だろうって、明石が言ってたな。」
山城
「下手すれば、撃ち抜いたって事?」
畝傍
「まぁ、艦娘をキズモノにする覚悟はなかったけど、
後追いするぐらいは、覚悟してたよ。」
山城
「・・・はぁ、どうして、こんなのが彼氏なのよ。」
畝傍
「こんなんで、わるぅ、ござんした。」
山城
「ばーか。」
電
「なのです。」
2015年9月20(日)04:00
畝傍
「さてと・・・。」
龍田(改)
「はぁ~・・・今日も駄目だったわね~。」
畝傍
「なぁ~?
いい加減にさ、飽きない?」
龍田(改)
「だって、あの日、
確かに嬉しかったわよ?
でもね?
“自分の手で、殺せなかったのは”一番悔しいのよ。」
時間、場所、どこで鉢合わせようとも、
斬り愛を欠かさないのが、龍田だ。
書面上は、“保護”まぁ、ドロップって言ってたが、
書面を書く上では、それは通らない。
山城・オフスタイル
「相変わらず、斬り愛してるのね。」
龍田
「あら~、彼女さんの山城じゃな~い。」
山城
「流石に慣れたわよ、龍田?
先に報告だけ、させて頂戴?」
畝傍
「うん?
なんかあったの?」
山城
「舞風、来ちゃったのよ。」
(゚д゚)?
龍田
「なんですって?」
コンコンコン
ハイリマスヨ~?
畝傍
「え?あぁ、はい、どうぞ?」
舞風
「どーも♪陽炎型駆逐艦、舞風でーす♪
同型の野分とは、一緒に海を舞ったよ~!」
\(^o^)/
山城
「でも、次の錬度上げの海域は、どうするのよ?」
畝傍
「・・・しばらく演習かな、
遠征組は、資材優先編成だしな。」
龍田
「最近は、名取が軽巡の御気に入りなのかしら~?」
畝傍
「微々たる錬度でも積み重ねたいからな、
お前は、天龍と交代で、第1護衛艦隊に出てただろ?
長良達に出番と、出撃を考えたら、そうなった。」
山城
「それに、貴女は召集かかっても、
来ないじゃない、そんなんだから、外されるのよ?」
龍田
「・・・ぐぅの音も、出るわよ~?」
畝傍
「ま、舞風、その施設地図見れば、
直ぐ駆逐艦寮に着くから、
野分に案内を頼むといい。」
(;゚д゚)!?
畝傍
「いや、驚かれても。」
野分
「失礼します、
こんな明け方に、執務室に呼び出しなんて、
一体・・・なに・・・ご、と?」
舞風
「のわっち♪来ちゃった♪」
野分
「ま・・・舞風っ!?」
単冠湾・提督日誌