二人の夢
優香は春の姉で、中学三年生。
大人にみられないことがコンプレックスでした。
華穂は優香の近所の人で、小学六年生。
優香が小学生の時からの知り合いです。
しかし、ある時から華穂は優香に恋心を抱きます。
そんな中で、今日は優香が華穂の家に向かうことになった。
「はぁー。私ってどうやったらもっと大人になれるのかなー」
ある帰り道。
優香は中学三年生ながら諸々の点で大人に見られないことを気にしていた。
大人になりたい って短冊にいつも書いているのは秘密だ。
「優香先輩…急にどうしたんですか?」
「いいよなぁ華穂は。小六ですごい大人なんだから。」
おもにその胸が。って付け加えたいところだが。
「私はまだまだ子供ですよー。未だに好き嫌いとか多いし…」
華穂が取り繕うが、やっぱり優香はため息をつく。
「そういえば…今日は春先輩はどうしたんですか?」
華穂は話題を変える。
「春? 今日は見たいテレビがあるんだってさ。
だからってあんなに急いでまったくもー。」
「すっごい急いでいましたもんね…」
また沈黙が訪れる。
華穂は心なしか緊張していた。
だって…憧れの優香先輩がとなりに…
「そういえば、私華穂ん家行っていい?今日暇だし。」
「え、先輩が家に も、もちろんいいですよ!」
華穂の家に優香が訪れるのは初めてだ。
華穂の家ってどんななんだろう…
「ちょっと待っててくださいね、今、片付けますから。」
「おじゃましまーす。」
華穂の家はかなり洒落ていた。ふつうにすごい。
「私の部屋、案内しますね。」
華穂に案内されて部屋に入る。
「ホウホウ、これがオトナの部屋か…」
優香が感心したように言う。
「…あんまりじっくり見ないでください。…恥ずかしい。」
ひょっとして、これはチャンス…?
先輩と、優香先輩と二人っきり…!
「先輩、お茶持ってきました。」
「サンキュー華穂。しかし華穂の部屋は綺麗だなぁ。憧れちゃうよ。」
優香は気づかないうちに華穂のお茶を見つめていて…
「華穂、どしたの?私の手なにかついてる?」
「い、いえなんでもないです。ただ、優香先輩の手、綺麗だなって。」
良かった、気づいてない。
「えー、華穂のほうが綺麗だってばぁ。」
何気ない会話が続く。
すると優香が
「華穂…なんかこの部屋暑くない?」
と言った。
華穂はついにその時がやってきたと思った。
「先輩…暑いなら脱がせてあげますよ…」
華穂は迷わない。
「ちょっろ華穂ぉ、自分れ脱げるってばぁ。」
媚薬のせいだということに、優香はまだ気づかない。
優香の呂律がだんだん回らなくなる。
「…優香先輩、大人になりたいって言ってましたよね…」
「…」
優香は華穂の妖艶さに一瞬気を失いかけた。
「…今から、私が大人にさせてあげます。」
華穂は優香の華奢な体を抱き上げる。
ああ、先輩がついに手に入る…
華穂は優香の唇を奪った。
んっ…
甘い吐息がお互いから漏れる。
舌を絡ませるようにして優香の口内を犯す。
いつもより感じやすい優香の体は、それだけで淫乱になっていた。
「華穂…すごいきもちいよぅ…」
いつもにない先輩の甘い声に、華穂はさらに興奮する。
「…先輩、下の方すごい濡れてますよ…?」
「えっ…あたし…おもらし?」
「…こんなに感じちゃって そんなにイイんですか?」
わざと焦らす。
「ねぇ華穂…なんとかしれ」
「…もう、先輩ってば こっちも私が脱がせてあげます。」
華穂が優香の下着を脱がす。
「…こんなに濡れちゃって。」
華穂は優香の恥部を舐め始める。
華穂も無意識に自分の恥部に手を入れる。
「ちょっと華穂?なにして…ひゃんっ。」
華穂は本能のままにナカへと舌を入れた。
「そんなとこ…っ…美味しくないよっ…」
快感のあまりに蜜が溢れ出る。
蜜がたくさんかかった華穂は恍惚だった。
「…先輩、こんなにいっぱい…」
舌をはじめはチロチロと、そしてだんだん力を入れてイイところを探る。
「ひゃんっ、ソコ…イ、ィ」
「…ここですね?イイところは?」
優香のイイところをみつけた華穂は容赦しない。
「あんっ、あんっイくっ…華穂ぉ」
ビクンビクンと優香が果てると、華穂もほぼ同時に果てた。
「…はぁっ、はぁっ先輩、気持ちよかったですか?」
「私…大人になれたの?華穂?」
「…はい、先輩はもう立派な大人です。」
こうしてひそかに二人の夢が叶ったのである。
二人の夢
想像のままありったけを書きました。
やっぱり小説は難しい。