平等

神は我らと共にある

自分の落ち度を人から憎まれようと
この世界そのものに望まれて
人は生まれた

自分のミスから周りに
失敗を及ぼそうとも
この世界はその存在を許す

皆、神の手の中に
抱かれて
愛されている

裕福に生まれてこようと
貧しく生まれてこようと
如何なる形であるにせよ
結局はこの世の為に
働かなければならない

それは皆
死と同じように
決まったこと

そして、それを
利己的に生きるも
愛他的に死ぬも

神の前に
それらの行い、人生の価値は皆等しくある

― それは演劇での役柄が全て
そのテーマにおける大切な振る舞いをするように、

もし、神が劇を書かれるのだとしたら
作品のテーマは、

「混沌」 だろう

平等

平等

多くの失敗を繰り返す人の為に書きました。丁度私のような・・・。 道を歩く杖の端くれにでもなれば 嬉しいです

  • 自由詩
  • 掌編
  • 全年齢対象
更新日
登録日
2011-01-06

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