転生者の鬼畜ハーレム日記
ちょい鬼畜で寝取りとかあるけど、寝取られはないよ
第一話 転生
俺は、幸せだった。
そう、学校で友達も居て彼女も居て先生からも頼られて。毎日が幸せだった・・・。
だが、そんな俺の幸せをあいつがぶっ壊したのだ。
遠くから転校してきた”佐藤颯太”によって・・・あいつはスポーツ万能成績優秀。そして優しくて極めつけにイケメンだった。
あいつによって彼女は寝取られ、みんなからの信頼も奪われ、俺の地位はあっという間にアイツのものとなった。
今でも彼女が「別れましょう。私彼と付き合うから」と言った彼女を抱き寄せてこっちを見つめる目はいつまでも忘れられない。
そして、あいつに復讐を決意した次の日・・・俺は事故に遭った。
俺は死に際に思ったことは激しい憎悪だった。なぜ世界はあいつだけを愛しているのか・・・理不尽でならなかった。
だけど、俺の人生はそこで終わらなかったのだ・・・そして俺は・・・転生した。
第二話
簡単に言うと、俺は転生した。生まれ変わって新たな生を受けたのだ。
神様はやはり俺を見捨てなかったのだ。アイツが居ない世界に俺を生まれ変わらせてくれた。
そう思うと、未だあったことの無い目には見えない神様にひたすた感謝を捧げることしかできなかった。
そうそう。忘れていたが、この世界は中世のファンタジーの世界であった。
俺が住んでいるのは、ルキシナム王国の王都ルキシナである。円形型の城壁に囲まれた街にはざっと1万人以上の人が住んでいる。俺はその王都のひとつの屋敷に住んでいる。
俺の家は商会で父親が社長なのだが、実質トップは俺が務めている。
そして、俺のいる部屋では・・・
「あっ・・・・おちんぽおいしい・・・」
「私も・・・もっとくだしゃい・・・」
「はぁ・・・おちんぽきもちいいよぉ」
まさに酒池肉林であった。
かなりの美少女が我先にと俺の逸物を舐めようと必死に集まってくるのだ。
これはにはいろいろ理由があるわけなので、少し遡る。
第三話
俺は生まれ変わった当初は、当然生き生きしていた。
この世界の教育水準は低く、俺はまるで宝石のように扱われた。計算もできるし、すでに言語も1年足らずで大体は覚えた。
神童だと、崇められて大切にされたが、満足はしなかった。
なぜなら、この世界は魔法が存在するのだ。人体には魔力が宿っており、それを使って魔法を行使したり、身体強化を行って剣士として活躍することができるのに、俺には魔法を行使する才能がなかったのだ。
俺は悔しかった。魔法を使いたかったのに、俺は使えない・・・やはり神様は俺を見捨てたのだろうか?
そんな事を思ってたのだが、そんな考えはある日、あっさりと覆された。
ある日
俺の屋敷に父の兄のである伯父が来ていた。伯父は生まれつき魔法の才能があったらしいので、今は高名な魔法師として、活躍しているらしいのだ。俺は伯父と握手しながら、表面は満面の笑顔で、内面は嫉妬で溢れていた。
あぁ・・・うらやましい。俺にも魔法の力が欲しい!
そう願った直後。驚きの現象が起こった。
《技術:魔法スキルBを獲得しました》
と頭の中で女性の無機質な声が響いた。
俺は最初意味が分からなかった。突然魔法スキルBを獲得したといわれてもなんのことかわからず、ただ空耳か?と思っていたのだが、ちょっと試しに魔法を使ってみると、行使できたのだが・・・使えなかった俺にも・・・。
そしてやはり俺はただただ神様に感謝を捧げた。
あぁ・・・神よ。俺にチャンスを恵んでくれてありがとうございます。
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