エニグマ

ある夕暮れ




目が覚めると、そこには淡い色が広がっていた。


夕暮れなのだろうか。


オレンジではない。ピンクのような紫のようなとても綺麗な空。


どことなく寂しさを感じる。


ちいさな川をまたぐレンガの橋。川で水を飲んでいる、真っ白な鳥。
すごく幻想的だ。



周りを見渡すと、丸みを帯びたレンガのお家がぽつぽつと建っていた。

街灯も家の電気もついているのに、どことなく人がいる感じがしない。




わたしは恐る恐る、近くの家を訪ねてみることにした。





コンコン。



「あの、、すみません。だれかいませんか?」





「はーい」


出てきたのは、とても暖かな雰囲気を持つおばあちゃんだった。




わたしは、少し安堵して状況を説明した。





「あら、迷ってしまったのね。ここはエニグマ。パズルの世界だよ」と、おばあちゃんは言った。

エニグマ

読んでいただき、ありがとうございました。

初めて書くので、構成も文章もまだまだ未熟者ですが
温かい目でみていただけると嬉しいです。

これから、よろしくお願いします。

エニグマ

SFです。フィクションです。

  • 小説
  • 掌編
  • SF
  • 全年齢対象
更新日
登録日
2015-05-25

CC BY-NC-ND
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