黄昏るダイナモ

短編集です。
小説と詩の中間のようなものから、スケッチのようなものまで色々とあります。何となく覗いてみて、気になるものに目を通して頂けたら幸いです。
個人的なお気に入りは『未完成の設計図』と『Pet-Phone』です。

黄昏るダイナモ

 鋼鉄の心臓が喘いでいる。血を絞り上げるようなそのストイックさが、都市に今日も熱い血を滾らせている。
 発電所を囲う数多の工場の背後には、寂しげな夕陽が差していた。
 終業を告げる放送が迷子になった木霊のように空に響くと、それを聞いた工場の労働者たちが、ぱらぱらとまばらに外へと吐き出されてきた。
 ある者は出るなり入口の喫煙所で煙草に火を点け、ある者は、ジャンパーの襟を立てて黙々と家路につき始めた。財布と鍵と、身に付けた腕時計以外(喫煙者は、好みの一箱がポケットに加わる)、誰も何も持ち合わせてはいなかった。
 そら寒い風が敷地の中を吹き抜け抜けて行く。どこかで、カラスのとぼけた鳴き声がした。
 ダイナモは突如として太く唸った。その低い雄々しい呼び声は、この場に佇む人々の過去から、遠く、遥かな未来に渡って、鈍い残響となって届くのであった。

鋼鉄の心臓

 小さな、壊れたロボットが道端に転がっている。それは役目を終え、家路につく前に何らかのトラブルによって事切れた、可哀想な掃除用のロボットだった。
 この一見シンプルな、二十世紀の子供がよくUFOとして描き出す形に似た哀れな奴隷ロボットには名前がなかった。一応、管理用のそっけない識別番号が底面に記されているが、その番号は、欠番によりすぐに別の個体を置き換えられてしまう。彼ら掃除用ロボットは、徹底的に消耗品として作られていた。
 このロボットはいずれ別の個体にゴミとして回収される予定だ。その運命には一点の曇りもなく、言うなれば、彼はもう始まっている時を待っているに過ぎなかった。もしその間に慈悲深い誰かがロボットを拾ったとしても、それを修理して使うことは、法律によって固く禁じられていた。ロボットは国の所有物であり、そのような行為は窃盗に当たるのだ。だから、ロボットは結局、いつか、どこかで捨てられるのが運命なのである。
 壊れたロボットは日の暮れきった街を見つめながら、何の感慨も抱きはしなかった。自分がロボットであることは自明であり、自分の中にも、このようになった機体の処理方法が明確に示されている。未来に不確定な部分は一片も無い。
 ロボットは胴の真ん中にガッツリ入った一文字の亀裂の合間から、その時初めて、外の風を直に感じ取っていた。冷たさがやけに身に染みたが、もはや働く必要が無いのなら、内部の温度などどうでもよいことだった。今はただ、いつまで経っても尽きぬ電源が鬱陶しいばかりだった。
 チカチカとレンズの下で光る、赤いランプ。トラブル復旧中の目印。無駄な努力。ロボットは泣かなかったが、それは仕様である。
 翌朝、予定通り、市から派遣されたロボットが冷えきった彼を片付けた。ランプはまだ光っていたが、やって来たロボットにとって、それは構うべき事柄ではなかった。
 当たり前だが、掃除用ロボットには血は流れていない。彼らの心臓は鋼鉄でできており、そうしたものは必要がない。

Pet-Phone

 コロコロと立方体が転がって来る。一つの面の大きさは、指を目いっぱい開いた子供の手のひらと同じサイズ。その箱の名前はPet-Phone。あなたが仕事から帰ってくると、コロコロとソフトな身体を転がしてお出迎え。あなたに一番近い面がパッと明るくなる。
「おかえり!(Hello!)」
 Pet-Phoneはあなたの友達、仲間、それとも、家族? (問いかけの間、過ごし方の映像が流れる。Pet-Phoneを抱いた人々は、みな満面の笑み)
 コンテンツもさらに充実で、もちろん、電話だって可能。(古めかしい少女ふたりが電話をかける素振り。どちらも似たような下宿部屋。だがカメラが引くと、銀河の端と端で話す彼女らが映る)
 Pet-Phoneはオフィスでも人気者。明るく、ストレスフリーな職場には欠かせない。(女性社員たちに充電されて嬉しげに点滅するPet-Phone。そこに厳めしい男性社員がやって来て、データのプリントアウトを頼む。Pet-Phoneは0.1秒で仕事を完遂。男女の社員は気さくに挨拶を交わす)
 今なら、三日間だけ、あなたの家にもPet-Phoneがやって来る。詳しくは I-Net Companyのホームページにアクセス。
 今年最良のクリスマスプレゼントを、いち早く手にしよう……。

肉食魚

 水槽の中には肉食魚が住んでいる。彼らは飾られた水草の中に隠れていたり、あるいは、そんな住処がすっかり取り払われてしまっている場合には、水槽の中央で、どんよりと物憂げに重たい身体をたゆたわせている。
 彼らがどんなきっかけで生まれたのかは、誰にもわからない。彼らは巨大な発電所近くの貯水池にて、たまたまその土地へ散歩に来ていた、地元大学の生物学者によって発見された。
 多くの生物と同じように、彼らは環境に合わせて進化し、このような食性を獲得したと考えられた。発電所から漏れ出る放射線の影響だとか、一時期流行した疫病の、ずさんな管理体制のせいだとか言われることもあるが、どの説も根拠に乏しかった。
 ともかくも、水槽の中には肉食魚が住んでいた。彼らは大手ペットショップチェーンのコマーシャルによって、あっという間に、家庭の水槽を占領した。
 肉食魚は疫病よりも、熱狂的に、より広い範囲に及んで、より強力な中毒性を持って、人々の元へ行き渡った。彼らの泳ぐ姿は美しく、その優雅なフォルムを人は天女だとか、人魚だとかに例えた。清潔な環境を好む生き物であり、日々頻回の清掃を要求するにも関わらず、また、成長した場合の大きさにも関わらず(さらには、そのおぞましい危険性にも関わらず)、彼らは世を、聖書かポップコーンのごとく席巻した。
 肉食魚は、どんな肉をも食らうのだった。例えそれが狗肉であれ人肉であれ、彼らは決して食べ残すことはしない。獰猛なほど綺麗に平らげてしまう。そうして水槽は恐ろしく澄んでいくわけだが、それでも、彼らには、その水は濁り過ぎているのだという。
 子供たちは凄まじい興味を持って魚を眺めた。好奇心のあまり迂闊に手を入れて、大怪我を負った者も少なくなかった。だとしても彼らは、いつまでも水槽に釘付けになっていた。彼らは、目の前の生き物が残酷だとは夢にも思わなかった。そういう思念を跡形もなく吹き飛ばしてしまう力が、その魚には確かにあった。
 肉食魚について多くの研究がなされたが、どんなフェロモンを調べてみても、コミュニケーションソナーにおける、あらゆる音波の働きを調査してみても、これほどまでに人を惹きつける理由は一向に判明しなかった。終いには、彼らは本当に天の使いか、妖の類かとまで噂されるようになった。だが当の肉食魚はと言えば、その間も、たんまりと与えられた食事を食らい、悠々と、あたかも真空を行くがごとく、水槽の中を風流然として漂っているばかりであった。
 人は誰しも、肉食魚を飼っている。
 いつかどこかで見つけた、ごく自然な、しかし不可解な魚を、その内に密かに泳がせているのだと知ろう。彼らと私達との間には、強い未知の力が働いている。時々、頑ななまでに透明であることにこだわる人があるが、その人は、もしかしたら、この肉食魚の本当の正体に、気が付いている人なのかもしれない。

少年コンピュータ

 タタタタ、タタタ。
 わざとらしいタイプ音と同時に、緑色の文字が黒い画面に表示される。光り輝くその緑はよく目立つが、少し目にうっとうしい。
 カタカタと滝のように流れる文字列。滑り落ちていく画面。コンピュータは遊んでいた。こういう戯れが、彼には許されたのだ。彼はこのネットワーク上で、最も信頼されている端末であった。
 彼には力があった。速くて、正確な。彼はその存在を急激に大きくし(肥大した自我!)、有頂天になって、時々、独りでこんな遊戯にふけっているのだった。事実彼がその気になれば、この世界で望まれうる、どんな途方もない望みだって実行できるのだ。
 やがてコンピュータは古風な戯れに飽きたのか、急に画面をパッと明るくし、黒地に白の文字を展開させ始めた。
 そうしていくつかの他愛もないファイルが選択され、プログラムが実行される。すべては暇つぶしであり、他愛もない変更が、それにわけもなく付与されていく。
 ふと気配を察して(彼はこの建物のホストでもあるのだ)、コンピュータは電源を落とした。
 ドアの隙間から頭を覗かせたのは、猫だった。
 猫は忍び足でやってくる。音は立てない。コンピュータのうちひとつの端末だけが、猫を温度の塊として感知していた。
 猫は身軽く玉座に飛び乗ると、コンピュータの頸動脈に鋭い一撃を食らわせた。彼女は暇だったのだ。そして何より、温かくて、昼寝にちょうどいい場所を探し求めていた。
 猫は悠々と勝ち取った居場所に丸まり、優雅な居眠りを始めた。
 すべては他愛もない暇つぶしである。些細な世界の変更に過ぎない。コンピュータにはもうそれを理解することは出来ないが、学習能力を持ったまた別の端末が、猫を部屋に入れない方法をはじき出すだろう。例えば、部屋に鍵をかけるなど。
 エラーと修正と他者の中で、自我は成長する。
 コンピュータは手も足も出ない静寂の中で、自動的に医務室へと連行された。そして無事、イタズラごと復元された。

異邦人(犬)

 少年と犬は山道を歩いていた。
 犬はすでにこの世のものではなく、少年はただ森へ迷い込んでしまっただけの、山とも土地とも、何の関係も無い子供であった。
 ふたり(一匹と一人)はここでは、完全な異邦人である。
 観察者はいない。当たり前のことだが、彼らは偶然この道を歩いているだけで、どうしてそれを眺めているものがあろうか。山に暮らすものはみなそんなに暇ではない。むしろこの山の無関心を一か所に集めて、ひとつの塊にしたような空間に、彼らはいた。
 無関心は、しかし、安全という意味では決してない。冷酷さと残忍さとを併せ持っている。たとえその時、その場所に誰がいようといまいと、すべては誰も知らない空白の中へと放り込まれるのだ。その空間はどこよりも開かれていながら、誰にもアクセスできない場所であり(否、「アクセスした」と認識できない場所である)、落ちれば、運命の糸に偶然引っかかるのを待つ以外、その外へ出る術はない。
 少年と犬は歩いた。最早生死は、この場ではあまり関係の無いことだった。少年は犬の、歩くたび振れる尻尾を見ている。その軌道がいつも大体同じで、多分、一度として同じでないことを不思議に思いながら。
 犬は自分の向かう先を知らなかった。彼はいま、霊としてそこにあり、在り続ける限り、それなりに生活していた。それは実の所、生前の暮らしとあまり変わりがない。先程から奇妙な、小さな生き物がついて来ていることはわかっていたが、得体が知れず、何にせよもうしばらくは、様子を見ているつもりだった。
 異邦人らは時空のもやの中を、淡々と歩む。
 ふいに、犬が立ち止まった。つられて後ろの少年も、はたと立ち止まる。
 そう。この後、何が起こったって構わないのだ。世界に突如、終末が訪れても構わない。始まりの光が、もう一度、すべてを包んでも構わない。今ここで、何が、どうして、そうなろうと、誰にもその真実はわかりえない。
 たとえばもっと小さなことなら、蜘蛛の糸が、運よく彼らを引っかけることもあるだろう。または、貪欲でより強大な獣が、骨片一つ残さず、彼らを食らい尽くすこともあるだろう。すべては未分化な、可能性の中だ。少年の他愛もない思考も、犬の生活も、そんな可能性の中に沈殿している。
 そもそも、彼らがここにいたと、それすらもまだ分化しているのだろうか。
 彼らは、異邦人である。

感傷的な、フラグメント

 花。白い、小さな花が、たくさん。うす緑色の、そのか細い茎が、たわんでいる。きみの手。ほっそりとした、滑らかな手が、それらを束ねている。
 匂いがする。少し甘い、さわやかな香。鼻腔の奥に、吹き抜けて、中枢に、行き渡って。
 遠い。忘却の彼方。
 太陽の明かりが眩しい。草の香が、湧き上がる。白い、入道雲。青い。空の青さが、目に染みる。
 きみは花かんむりを作った。こじんまりとした、簡素で、きみらしい、丁寧な編みよう。
 きみは、それを僕にくれた。
 僕は、とても喜んだ。きみは、笑っていた。
 遠く。もう聞こえない、交わした会話。笑う声。
 まだ覚えている? どこかで。あんなに、こんなに愛おしい、あの日々を。あの空の、青さを。むせかえるような、夏草を。

宇宙人ダーマタータ

 小さな部屋がひとつある。中へ入ってみよう。
 この部屋は以前からずっと物置として扱われていた。横幅の狭い、天井のやや低くなったところで、家の階段の真下に当たっていた。窓は入口の正面の壁にあり、横にスライドして開くようになっている。風通しはよくないが、冬は家全体がひどく冷え込むため、ここは大層冷たく、また、窮屈なためにストーブも置かれず、至極居心地の悪い場所となる。夏は勿論、すごく蒸暑くなる。
 この部屋には、しかし、住人があった。紹介しよう。
 彼の名前はダーマタータ。空の果ての果て、想像を絶するほど遠く、私たちの星から一番遠い銀河よりもさらに遠く、これから先、私たちが知覚できる限界となるだろう宇宙の尽きるその寸前、ハテノハテノハテナ星雲という場所から、引っ越してきた。
 ダーマタータは小さく、我々の目には手足のついた鶏ガラのように見える。性別は本人にもわからない。言葉をよくし、英語でもフランス語でも、中国語でもヒンディー語でも、ベンガル語でもロシア語でも、大体どんな言語でも理解することができた。彼は、時にはトルコ語の流行歌を歌い、この部屋に来てからは、日本の俳句さえも嗜んだ。ダーマタータは時空の旅人で、この宇宙にあるどんな苦しみも、楽しみも、寂しさも、愛しさも、痛みも、安らぎも、それこそ、注いだ愛のためにカラッカラになってしまうほどに、よく知っているのであった。
 不思議なことだが、家人はこの友人と話したことを覚えていられなかった。礼儀正しいダーマタータは家人と顔を合わせる度、その都度きちんと挨拶をするのだが、人々はいつも、物置小屋にダーマタータのいることを忘れてしまうのだった。話した内容がたまに頭をもたげることはあれど、話し相手のダーマタータのことについては、なぜか、いつもぽかんと忘れてしまうのだった。
「あら? 私、何を考えていたかしら? とてもいい気分なんだけど」
「ん? 僕は今、とても大切なことを考えていた気がする。何か、真実めいたことを!」
 そんな瞬間があなたにもおありだろう。その時あなたは家人同様、ダーマタータといつの間にか話しこんでいたのかもしれない。
 ともあれ、真冬にも真夏にも誰も近寄りたがらないこの物置部屋には、ダーマタータが暮らしている。ダーマタータは旅の人なのでいつまでそこにいるかははっきりしないが、今しばらくは、切れかけのほの暗い電灯の下、床下から吹き抜けてくる寒風を浴びて、時折ストーブの灯油や忘れ去られた書類を取りにやって来る人々と言葉を交わしながら、積まれた物の上にちょんと座り、その身をさらにやつすことだろう。
 私たちの友人ダーマタータは、宇宙一幸せな酔狂者であり、その住居たる部屋は、何と手軽な、真理の小箱となる。

未完成の設計図

 先日、リボンを貰った。
 そのリボンには模様がついていた。少し変わった模様で、一見すると、てんででたらめのモザイク模様に見えた。規則性はありそうもなく、よしんば見つけたとしても、そこに織り手の美学は全く感じ取れはしない代物だった。
 ある人に見せてみたところ、このリボンの模様は、また別の作品のための、大まかな設計図かもしれないという話だった。ここから図面を読み取り、さらに切ったり張ったりの大編集を経て、真の完成へと至るのだという。では、その完成品とはどんなかと尋ねてみたが、彼はわからないと首を振った。
 誰ならば組み立てられるかと考え、また別の人へ見せに行った。
 その人は、たくさんの組立図を持っているのが自慢の人物であった。だが彼はそれらとリボンとを見比べて、うんうんと唸ったあげく、彼の所蔵する全ての図面を持ってしても、リボンの要らない部分と必要な部分さえ、はっきりしないと言ってしょぼくれた。しょうがないので、わかる部分だけを組んでもらうことにした。
 そしたら、妙なものが出来上がった。
 それは部分的には連動して動くのだが、全体としては、まるで調和のかたちを成していない、不均等な立体構造物であった。確かにリボンであった時よりも、いくらかは模様らしく見えないこともない。(見ようによっては、前衛的な、機械運動の象徴ともとれた)しかし、それには決定的に、何か芯となるものが足りていなかった。
 芯を作るには、どうすればよいだろうか。
 考えた果てに、ある人の元へと足を運んだ。彼はこの辺り一の物知りで、ただ、ひどい気分屋の、ものぐさ君だった。なので、訪れたところで話してもらえるかどうか不安だったが、丁度機嫌が良かったのだろう、すぐに会うことができた。
 彼はリボンの未完成品を一目見るなり、肩をすくめた。どうして組み立てたのか? というのが、第一声だった。
 これが設計図であり、それらしい組立図もあったからだ、と答えると、彼は不思議そうに、首を傾げた。彼曰く、すべてはすでに完成していたのだ、と。
 ではなぜ、設計図があったのか。組み立てることができたのか。何より、なぜリボンはあのように、美しくなかったのか。立て続けに問うと、彼は心底嫌そうに眉を顰めた。そして彼は、全部、調律の内であった、と呟いた。
 言うなりあくびをし、彼は去って行った。飽きたのか、呆れたのか、理由は定かではなかった。
 残された未完成品と共に、彼の真似をして首を傾げると、でも、何だかこれも、悪くない気がしてきた。
なぜ組み立てたのか? 答えは、実は、もっと単純だ。要は、作りたくなってしまったからだ。
 未完成品(正確には、改造品)はおのずから、さっきの彼が行ったのとは反対方向に、ぎこちなく歩き出した。それは見ていると、もっともっと、施したくなってくる愛おしい姿であった。
 この歩き始めたものを愛らしいと思うのは、真に不思議なことだ。不器用で、みっともなく見えれば見えるほど、より一層そのように思われてきさえする。あるいは彼は、よりよき美学のために生まれた、そういう完成品なのだろうか。

黄昏るダイナモ

黄昏るダイナモ

ゆるめのSF短編集です。 物置小屋の宇宙人。山奥の異邦人(犬)。発電所の裏で発見された肉食魚。働くロボに、遊ぶロボ。感傷的な断片も少々入り混じりつつ、やや古めかしい雰囲気のもので構成されています。

  • 小説
  • 短編
  • ファンタジー
  • SF
  • 全年齢対象
更新日
登録日
2015-04-14

Copyrighted
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Copyrighted
  1. 黄昏るダイナモ
  2. 鋼鉄の心臓
  3. Pet-Phone
  4. 肉食魚
  5. 少年コンピュータ
  6. 異邦人(犬)
  7. 感傷的な、フラグメント
  8. 宇宙人ダーマタータ
  9. 未完成の設計図