ゴロウとの約束

１９９６年７月２２日、ゴロウは、地元　愛知県で生まれる。これからが、人生の開始です。
仕事で儲かっていた頃です。一つの荷物が自宅に届きました。この荷物が私の一生をすべて変えてしまったのです。
この本は、嘘は記載しません。真実のみを掲載させてもらいます。
登場人物や場所や関係者は、迷惑がかかってはいけないのではぶかせて頂きます。
１７年１１ヶ月に及ぶ、愛犬との生活を記録に残します。
動物保護に対する　一つのメッセージです。
私本人の個人情報は、あえて控えさせていただきます。
一部　詳細な記述は止め　プライバシーを尊重させていただきます。
場所は特定されないように、編集しています。
ゆっくり、読んで見てください。では、

一つの荷物

９６年秋、仕事も順調で将来に夢が持てた　明るい毎日でした。給料も良く　贅沢な暮らしができる預貯金が蓄えられました。
姉の子供が、両親と買い物に出かけ　一人で留守をしていました。夕方　子供を連れ帰宅すると「一つの迷惑なもの」入っていました。その孫の「荷物は」　犬でした。私は将来「この犬を、自分が飼うことになってしまうことを直感しました。」リストラが実施されることは、予想していましたが。自分でのすべての将来が失ってしまうのは、目に見えていました。母では「散歩は無理ですし」、飼い犬を「見捨てる事」は、できませんでした。
ある日、両親が「お遍路さん」に、出かけました。留守を頼まれて　ゴロウの散歩と餌を頼まれました。土日は、寝ていることが多く　仕事で疲れているので　ぐっすり眠る方でした。私は、ゴロウの存在を疲れてしっかり忘れてしまい。面倒を見ませんでした。両親が帰宅する前の日、自宅の庭でウンチをしている　ゴロウの姿を発見しました。「餌をあげず２、３日放置して　いた事を思い出し　とっても心が痛みました。」次の日　両親が戻り　ゴロウの餌、散歩をしていました。留守番が終わり「ほっと」しました。
世話をすること、真面目に考えました。人には、出来ない事であるのは「わかっていましたから」、「動物が好きでしたから」何ともなかったのです。まず始めようと思ったのは、犬の散歩を一日２回こなす事、生活面での不安を与えないこと、経済的に裕福であること　以上を念頭に計画しました、母に週一回から交代してあげて、２週間後には、週二回その後着々と進展してゆき２ヶ月後には、すべて私一人でできるようになりました。「食事の世話」「朝夕の散歩」
自分の預貯金から差し引いて「将来のこともあるので、１８年間の支出を単純に計算しました」自分が３０歳ですから４８歳ぐらいまでの期間、拘束されるのです。食費、自分の洋服、下着、靴など費用はかかるので、「自分で使う　日用品なども１００円ショップで買いだめしました。品目は歯ブラシ、歯磨き粉など　「犬の散歩で綺麗な服装の方は」、近所にいませんでした。
犬の散歩は、朝は起きるのが早いので、早起きでした。夕方は５時には散歩に行きたがるので「その時間に行きました」
今思い出しても「とっても幸せだったです。」なぜかというと「外に出て、自由に生きることを学習できました。」実感する喜びでしょうか、良い学歴を得る実感と同じようなものです。毎日といって　一年３６５日　休みなく散歩を続けました。多分　私のように「面倒を見る人は、いないと思います。」一つ忘れないようにお教えしますが、ペットをしつけなどせずに、行動に思いやりを持てば「きっと楽にできるでしょう。」
引っ越して「新居」に住み、ゴロウも喜んでいたでしょう。自然豊かで「空気が美味しかったと思います。」ペット飼育では「ケチは禁物です。」愛情がない方は、「飼うのは、止めましょう。」ペットは、テレビの音、音楽の音、チャイムなど嫌がります。人通りにも、敏感に反応します。その時に「吠えます」私は、疲れたら「マッサージ店」に行くことに決めていましたので、大丈夫でした。
自分は、出来るだけ「管理」できない人は、やめたほうがいいです。食欲の多い方は、遠慮されたほうがいいです。

無事に終わるまで

愛情を持って育て上げたので、「一つも後悔は、ありませんでした。」娘を育てるのと同じです。嬉しかったです。ゴロウも動物病院でお姉さんに、体を洗ってもらって嬉しかったと思います。とってもきれいにしてくれました。耳の掃除、爪切りもセットでした。首輪は、安いものを「おしゃれに交換してあげました。一年に一回」そう言えば最初は、ウエストが９０cmも私はありましたが、すっかり痩せました。
夜寝る前は、毎日「ゴロウが長生きしてくれることを、祈り続けました。」
冬に「外に出してしまう」父親。冬が近づき「犬小屋にゴロウを連れて行くように、言われましたが」すぐに、相談し無事に解決しました。危なかったです。虫下し（回虫駆除剤）は、買って飲ませました。そう言えば、動物病院の費用ですが、狂犬病、ワクチン接種、フィラリア検査を毎年しますので、その費用は高額でした。ゴロウは、皮膚炎を煩い　脱毛（剥げてしまう病気でした）よく薬は、飲ませました。注射もよく打ちました。薬代、注射代、シャンプー代を合わせ更に、高額な費用がかかりました。
蚊取り線香（動物用）も毎年　夏になると買い、ペット用消臭剤も大量に買いました、
読者に、ご心配をかけないように、説明しますが「ゴロウは、キッチンの所で生活させました。」家では「遊ぶ＝運動」でした。無事に終了する事が希望でした。「将来は、後ろ足が悪くなると思いました。」理由、運動のしすぎから生まれる。そのときは「老犬ホーム」に、入れるつもりでした。動物の介護は、私には出来ません。大切にした愛犬ですから、楽に死なせてあげたかったのです。
初日の出を「ゴロウ」と一緒に、見に行きました。その時「車椅子に乗った少年が、お母さんに連れられて、初日の出を見ていました」ゴロウを中心に一日の生活の計画を立て実行しました。簡単に教えれば「朝の散歩は早めに行くことと、夕方の散歩は、暗くなる前に出かけることでした。」大好きな「おやつもたくさん上げました。」食事、犬の生活用品は「まとめ買いするといいです。」二人で振り返っても「決して迷惑は、かけなかったと思います。」
ビデオの撮影をするのに、公園に連れて行った帰り道です。「後ろ足の調子が悪そうでした。」しばらく放っておくことに決めました。食事が食べられず、垂れ流しでは、かわいそうなので「運動を忘れないように、励みさせました。」動けなくなったら一大事ですから、
夏の前、「そろそろ　お迎えでしょうか！」突然「夜泣きをするようになりました。」私が寝る１０時頃　泣いて連絡してきました。おしっこだと思うので散歩に連れて行きました。すれば朝までおとなしかったです。しかし、残念ながら「毎日続いてしまいました。」獣医さんに相談するのと同じに「老犬ホーム」を検索して　介護施設の手配を考えました。素人判断で「すぐに、死なせては　いけないので」母に「老犬ホーム」に入れることを伝えました。OKがもらえました。
２０１３年８月３０日、施設の男性が迎えに来ました。１１時位です。最後にゴロウを抱っ子して、カゴに入れ　渡しました。説明も聞かれ　きちんと説明しました。
最後にお話しますが「皮膚炎もどういうわけだか、無事に治まりました」不思議なことです。施設に入れても「長くは、もちませんが」特別な介護が２４時間受けられるので、安心でした。私の診察では、長くて１年だと思いました。
２０１４年６月８日、日曜日　午後３時　「老犬ホーム」から電話がありました。
無事に「息を引き取ったとの事です。１７年１１ヶ月　長い時間がたちました。
その日の４時に火葬が決まり、老犬ホーム指定の共同墓地に埋葬しました。
最後まで、お姉さんが「好きでしたが、楽しく死んで行きました。」
飼い主として「一番良かったと思います。」
私も４７歳と大人になり、過去はもう振り返れません。後悔のない一生を与えてあげられて　「本人の希望道理の約束を叶えてあげられました。」以上

プログ　　「後ろ足に異変」
長距離の散歩のゴロウが１ｋｍ程度で自宅に、戻るようになりました。「最後が近づいていることを納得しました」また、しばらく様子を見て深刻に考えないように　決めました。いつもと変わらずに接してあげることが一番大切です。毛並みも良く　元気でした　介護ができる所を検索して調べました。プロの力を借り　お任せして「安心したほうが、懸命に思われました。」動物の介護施設は珍しかったです。私は「老犬ホーム」と検索して　ココにすぐ決めて　母に相談しました。　　「お別れ」
すぐに、老犬ホームに入居が決まり。資金はほとんどなくなり　母にお願いしました。２０１３年８月下旬　施設の方が迎えに来ました。安心です。
第十五章　　「通知」
２０１４年６月某日　一本の電話がありました。午後３時に「息を引き取ったそうです」４時に火葬　共同墓地に納骨をお願いしました。