「償えるとしたなら」

これは周囲の人へ歌ったものです。

星屑たちが降りてくるこの夜に
いくつもの年月が 過ぎました
私の足枷も消えないままです
天使が悪魔になるとしたなら


私はいつ罪人になりますか


陽射しを打ち付けられる身に
何でもない日々が 怖いです
私の丸腰も消えないままです
真実が嘘になるとしたなら


私はいつ報復されますか


人々たちが立ち塞がる時に
強くしたたかな歌など歌えません
私の身体も消えないままです
痛みを償えるとしたなら


私はいつまで生きますか
痛みを償えるとしたなら

「償えるとしたなら」

後は余計な説明は要らないですね。

「償えるとしたなら」

  • 自由詩
  • 掌編
  • ミステリー
  • 青年向け
更新日
登録日
2012-01-03

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