コントラスト・サマー プロローグ

にいがき

エロが書きたい! それもオリジナルで! と思って書き始めました。
今回はプロローグだけなので、書き上げる毎に追加していきたいと思います。最終的にはラノベ一冊分くらいになればいいかなと。
ペースは遅いですが、読んでいただけると嬉しいです。

※プロローグ段階では分からないと思いますが、ロボット物、ファンタジー物になる予定です。
※一応、本番シーンがあるのでR-18という事で。
※書き続けると、鬱シーン、グロシーン等があるかもしれません。ご注意を。

「はぁ……はぁ……」
 暑い室内に、俺の吐く息の音だけが響く。
 窓を閉め切り、カーテンも閉め、夏だというのにクーラーも付けない。蒸し風呂なんて表現は生温いと言えるほどの灼熱のような暑さが俺たちを覆う。このままだと、その内熱中症になってしまうに違いない。
「うっ、あぁ……」
 呻く。顔面を伝う汗が顎から垂れ、アイツの上にポタポタと落ちていった。
「あくっ、う……」
 俺は衣服の類を全て脱ぎ去っているが、それでも、こんな部屋の中で体力を激しく消費する活動を行えば、汗は次から次へと噴き出す。もっとも、俺の頭はそれ以外の事でいっぱいだったから、そんな些細な事は気にならなかった。
「く、うあ、あっ……」
 ズチュ、グチュ、グチュ、ズッ……
 それは水音だった。音の発生源は、俺の体の下にある。
「………………」
 あいつは、いつものように無感情な瞳で俺を見上げていた。俺と同じように体中から汗を掻き、けれど一言も言葉を発さず。
「っ、く……!」
 ズッ、チュ、ズチュ、ジュチュッ、グチュッ……
 俺は腰を激しく前後させる。その度、淫らな水音があいつの下半身から聞こえる。
 ドロドロに溶けてしまいそうな空気の中、痺れるような快感が脳髄を駆け、俺は自らの欲望を解き放っていた。
「っっ! くはっ、あ……」
 ドクドクと、俺はあいつの胎内に白濁した液体を幾度も放つ。言うまでもないが、一般的に精液と呼ばれる液体の事だ。
「………………」
「はぁ、はぁ……」
 顔は相変わらずの無表情のまま、ギュッ、と俺の性器を締め付けて精を搾り取るあいつの中から、荒い息を吐きつつ俺は性器を取り出す。
 取り出した性器の先端、鈴口から粘液の糸が引き、あいつの性器にポッカリ空いた穴と繋がっている。それがプツリと切れて、俺たちは完全に結合が解けた。
 俺は自分の下半身を見下ろす。
 そこには、今しがた射精したばかりだというのに、まだ物欲しげにビクビク震えるモノがあった。自分で言うのもなんだが、そこらのやつらのよりは大きいだろうソレは、見た目に劣らず節操無しだ。
「……もう、終わり?」
 ふと、あいつが口を開く。
「あぁ……」
 実際はもう少しというところだったが、付き纏う僅かな罪悪感が俺にそう言わせていた。
「そう……」
 そんな俺の心情を知ってか知らずか、あいつはムクリと体を起こす。俺は横にどき、あいつの姿を目で追う。
「………………」
 行為の疲労も感じさせず、あいつは立ち上がる。その途中、小柄な体の割に意外と大きな胸が揺れる。綺麗なピンク色の乳首が弧を描き、視線がその一点に吸い寄せられた。
「ん……」
 と、珍しくあいつが小さく呻いた。同時に、自らの下腹部を抑える。俺からはあいつの背中が見え、かつあいつが抑えたのは体の前からだったから、俺にはあいつがどうしてそんな行動を取ったのかが丸見えだった。
「………………」
 ツッ――とあいつの太腿を伝う一筋の白濁液。あいつの性器から漏れ出た、先ほど俺が出した精液だ。
 思わず俺は唾を飲み込み、呼応するように勃起したままのモノが頭を振る。俺は立ち上がっていた。
「なぁ……」
「……何ですか?」
 振り返ろうとするあいつを、その前に背後から抱き締める。腕を体の前に回し、片腕は白い乳房の先端、ピンク色のソレを摘み、もう片方の腕は下腹部へ伸ばす。さっきまでの性行為でドロドロになった秘所に指を滑り込ませた。
「んっ……」
 ほんの少しだけ反応した。拒絶はされず、ならと、俺は秘所に潜り込ませた指を折り曲げ、内壁を擦った。
「っ、っ……」
 気持ち良い所は知っている。もう何度体を重ねたか分からない。
 俺、西条尚と、三門鈴は、所謂「恋人」とか、そういう関係ではない。友達か? と聞かれても、俺はきっと首を縦には振れない。
「壁に手を突いて……」
「……はい」
 三門が俺の言葉に従い、壁に両手を突く。腰は俺が捕まえているから、ヒップを俺に突き出しているような体勢になっている。
 俺は勃起したモノを三門のヒップの縦筋に宛がい、付着した粘液の滑りで快感を得る。僅かに手に力を込め、肉を真ん中に寄せると、モノが柔らかい肉に包まれて気持ち良い。
「っ……うっ」
 こうして三門と体を重ねるようになって、半年以上。初めて会話をしたのは去年の春だったから、付き合いはたったの一年数か月。その殆どを、俺たちはこうして過ごしている。
「三門、三門……」
 行為の最中、俺は無意識に三門の名前を呼ぶようになっていた。理由は多分、この行為に何かしらの意味を求めているから……だと思う。
「……何?」
 そんな俺の心の内を知ってか知らずか、三門はやはりいつもと変わらない無表情と、平坦な声でそう返す。
 何だか虚しくなった俺は、合図も無に三門の秘所にモノを挿し入れた。
「んっ……」
 ズブズブと三門の中に俺が埋まっていく。この時ばかりは、三門も小さく声をあげる。調子を良くした俺は、一息で三門の最奥までモノを挿入した。
 三門の中はいつでも温かく、そしてグショグショに濡れている。不思議なもので、素っ気ない態度とは裏腹に、三門のココは俺をしっかりと捕まえて離さない。中の肉襞が複雑に蠢いて、精を搾り取ろうとする。
「はぁ、はぁ……」
 度重なる性行為。実は今日だけで俺たちは三度の性交を行っている。こんな事をほぼ毎日やっているだから、体力はもう底を尽きそうだ。
 そんな状態でも、体は快楽を得ようと行為を止めない。三門の腰を掴み、バックで激しく腰を動かす。
「っ……っ……」
 三門の体がガクガクと揺れ、唇の隙間から小さく声が漏れていた。呼応するように胸がプルプルと揺れ、俺は片手を腰から離し、その弾力のある柔らかな感触を味わう。
「ふっ……う」
 先端を摘み捏ね繰り回す。そうすると中が締まり、それを引き剥がして注挿するのが心地良い。
 興奮し過ぎているのか、限界は直ぐにやって来た。
「っ、イくっ……!」
 言うと同時に、俺は三門の中に精を放つ。
「んっ、んん……」
 三門が小さく声をあげる。モノが放出と同時に脈動すると、三門の中は今まで以上の強さで精を搾り取ろうと蠕動する。分かり辛いが、これが三門が絶頂した時の反応だった。
 数秒間そんな時間が続いた後、全てを出し切った俺はモノを引き抜いた。先とは違い、モノは力を失ってダランと股の間に垂れ下がっている。どうやら今はこれで打ち止めのようだ。少し、先端が赤くなっている。
「……終わり?」
「あぁ」
「そう……」
 三門は俺の答えを聞くと、何事も無かったかのように風呂場へと向かう……いや、その足取りは少し震えていた。
「………………」
 手伝うべきか、労わるべきかと思ったが、結局俺は三門を見送るだけに留まった。俺たちの関係は多分、そんな風なものじゃないから。
 浴室からシャワーの水音が聞こえた。高校進学と同時に俺の両親は海外へと行ってしまった(仕事だと言っているが、元々仕事の話なんて聞いた事が無いから、確かな理由は分からない)から、狭く静かなこの家の中ではやけにその音が大きく聞こえる。
「っ……」
 三門の入浴する姿を想像し、一瞬ピクリとモノが反応し掛けたが、さすがに勃起はしなかった。
 行為の後片づけをしながら思う。どうしてこういう風になったのか、三門と俺の関係について。
「尚、終わった……」
 三門のシャワーはいつも早い。もしかしたら男の俺より早いかもしれない。
「そうか。じゃあ、次は俺、入るから」
「そう……だったら、私は帰る」
「あぁ、分かった」
 三門は行為をした後も余韻に浸るなんて事はなく、直ぐにその場を後にする事はザラだ。だから俺も三門に手を振り、その後ろ姿を見送る。
「さて、風呂に入るか……」
 誰もいないここでは、俺の声はよく響く。
 服は着てないから、俺はそのまま浴室へと入る。一応湯船もあるが、これが使われる事は滅多に無い。俺もシャワーを浴びるだけにするつもりだ。
「ホントに、どうしてこうなったんだろうな……」
 体を一通り流し、頭から冷水を被りつつまた考える。
 俺と三門鈴は高校進学まで接点なんて無かった。正確には、同じ小学校、中学校に通っていたのだが、当時はその存在すら知らなかった。
 それが今では毎日のように体を重ねる関係だ。自分でも信じられない程、唐突に俺たちはそんな関係になっていた。
 理由が無い訳ではない。でも、それもやはり普通じゃない。
「考えても仕方がないのかね……」
 そう、考えても仕方がない。とりあえず考えるべきは、
「明日の学校だな」
 俺たちは高校二年、今は夏季休暇、明日は休暇中の登校日だ。

 俺はこの時まだ知らなかった。この夏休みで、俺の人生がガラリと音を立てて崩れるだなんて。

コントラスト・サマー プロローグ

この段階ではどんな話か分かりませんね。反省してます。
少しでも気に入っていただければ、是非次回もお願いします。
エロに関しては毎回入れるようにしたいと思っているので、それ目当てでもいいので!(切実)

コントラスト・サマー プロローグ

主人公、西条尚と、ヒロインである三門鈴は、ある時期から毎日のように体を重ねるようになる。 高校入学まで大した接点も無かった二人は、ある理由からそういう関係になった。 そして高校二年の夏休み、西条尚の人生は変わってしまう。 ※プロローグ段階では殆ど内容が明かされません。

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