ぼやきの埋立地(2006年分)

昔からちまちま書き溜めていたモノPart2。燃えないゴミ。

・ひと(060403)
ひとは、どうして生きているの?
争いと、策謀と、本能と・・・
穢れていくと知っているのに。
純真と、良心と、愛情と・・・
毀れていくと知っているのに。
みんな、何を待っているの?
みんな、何をしようというの?
ぼくにはそれが、
わからないんだ・・・

・今日は(060413)
なぜか、苛々します。
理由はわかりませんが、日ごろ感じているのよりずっと強く、苛々します。
昨日から学校は始まっているのに、苛々がおさまりません。
ただの面倒くさがりの癖が出ただけならいいのですが。

・貰う(060421)
何もかもを、誰かから、何かから、
与えて貰うことにばかりに慣れきった自分がいる。
それ以外のことに意識の向かない自分がいる。
生きる糧も、生きる意味も、死ぬために必要な力さえも。

・幸福-追記(060422)
自分で形作った世界でこそ
初めて人は自分の幸福を希求できるのです
自分で形作った世界にこそ
その人の心は生きていられるのです

他人に自分の心を預けるのはおやめなさい
自分が他人の心を預かるのはおやめなさい
人はお互いの世界を共有できても
お互いの心を共有することはできません

すべての人は異なっています
思想が 心が 世界が
異なっているはずなのです

あなたはちゃんと
自分自身のものだといえる
思想が 心が 世界が
作り上げられていますか
与えられてばかりで満足してはいませんか

ただ
あなたがこれを間違っていると思うのなら
自分の今持つ世界を信じたいというのなら
私の言うことは聞かないでください
私の言うことを与太話と無視してください
一聞の価値も無いものと切り捨ててください

・精神衛生上(060422)
将来、全く後悔していない自分が存在することはありえないと思う。
だから私は適度に適当に生きることにしている。
悩み続けることが人間の本分だとするなら、
私は抗うつもりは無い。
協調精神を持つことは大切なのだが、
自分の心情を犠牲にしてまで迎合するのは嫌いだ。

・イカロス(060529)
飛びたいなあの空へ
ぽっかり開いた出口から
あのこの背中が消える前に
蝋の翼を背に負って

・不信癖(060603)
そんなわけないじゃない。
そんなはずないんだから。
信じないことが、
癖になってしまってるみたい。
自分さえ。

・小学校四年生(060603)
僕は、小学校四年のとき、
自殺しようかどうか、迷ったことがある。
でも、諦めた。
「いしょ」っていう漢字も、
「じこけんお」っていう漢字も、
書けなかったから・・・

・理由(060611)
生きることにも、死ぬことにも。
明確な理由がほしいと望むのは、傲慢だろうか。
明確な理由なく生きている今は、虚勢だろうか。

・最後通牒(060727)
困ったな。
最後通牒を突きつけられてしまいました。
でも仕方のないことです。
この怠け者の私を動かすのには、それでさえ、不十分だったのですから。

・諦念(060927)
いつか。
抱くときを待とう。
諦めきれない抜け殻を前に。

・水面(061212)
その向こうは私には未知の場所。
知る必要のない場所。
そこに豊かな水と、幸せの形が溶け込んでいる。

・逃避(061212)
密やかにあぶれた時間をためて、
私は今ここにさえいない。
いつだって「使用中」さ。

ぼやきの埋立地(2006年分)

誰得でしょうねぇ

ぼやきの埋立地(2006年分)

昔からちまちま書き溜めていたモノPart2。燃えないゴミ。

  • 自由詩
  • 掌編
  • 全年齢対象
更新日
登録日
2013-09-23

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