そらの翼ゼロ 6

そらの翼ゼロ 6

第六作目です。読んでいただけたら嬉しいです。

第6章:空の復活、強く、昇進そしてあの場所での出来事と天使

あれから2週間芳佳は部屋にとじこもったまま、食事は少しとっているが2週間まともなものを食べていなかった。
「空のバカ、なんでよ生きてるなら帰ってきてよ...」
その時芳佳に空の声が聞こえた。
「ただいま」
だがどこにも空はいない
「どこなの?空」
そして芳佳は部屋を飛び出し滝さんのところへ行った。
「滝さん空の声がしました空は生きてます!」
久しぶりに元気になっていた。
「そんなはずはないだろ、どこにもいない、それにもし生きていたとしてもなぜ2週間も帰ってこない?」
「でも”ただいま”って確かに聞こえました」
「寝不足で幻聴でも聞こえたんじゃないのか?とにかく一旦休め、俺も空には生きていて欲しいだがこれだけ長いあいだ帰ってこないとな...」
「私は信じます。空が生きていることをそのためにも私は元気でいなきゃ空は帰ってきてくれません」
「だがなんでそんな幻聴でそこまで信じれる?」
「あれは幻聴なんかじゃありません、確かに空からの声でした」
「ああ、そうだよ、ただいま芳佳」
「え...?」
「長いあいだすまなかった」
俺は帰ってきたこの場所に
「そらー」
芳佳は泣きながら飛びついてきた前はこんなことがなかったから変な感じだった
「おかえり空」
「ただいま芳佳」
「もう、心配したじゃない一人にしないって言ったのに」
「ああ、芳佳を一人にはしない」
「空よく帰ってきた」
滝さんがすごく喜んで言った
「空今からみんなを集めるそして歓迎会をみんなで開くぞ」
「そんないいですよ別に」
「何言ってんだお前は”英雄”なんだからな」
「へ?...英雄?」
「ああ、お前のおかげでみんなは助かった」
「いや違います、あれは俺のせいで起こったことなので自分で片付けたただそれだけです、あいつらはいま俺が死んだと思っています」
「だけど助かったのは事実だ、いいじゃないか別に」
「そうよ、いいじゃない」
「だけど、なんで2週間も帰ってこなかったんだ?」
「強くなるためです、あとで全部話します」
「ああ、わかった」
「それよりみんなを集めるぞ」
そしてみんなが集まりパーティーが始まった。
「うぉぉぉぉ英雄桜井 空が生きてたぞー」
「恥ずかしいな」
「そしてここで重大発表桜井 空をアンダーからオーバーへ俺たちを助けてくれたとゆうことで昇進させたいと思うみんなも文句はないな」
「あたりまえだー、おーーさっくらい、さっくらい、さっくらい」
「ほ、ほ、ほ、本当ですか!?」
「やったじゃない空、まああれだけのことをしたんだもんね」
「ああ、じゃあこっちに来てくれ」
「はい」
「それでは桜井 空にオーバーの位を与える」
「おーーーーー」
オーバーになるとポイントも結構もらえた。
その後みんなでダンスしたり、ご飯を食べたりしていた。
「こんなのは久しぶりだな」
滝さんがそういうと芳佳が
「ですね、クリスマスの時にやってから以来ですもんね」
「芳佳も踊ってきたらどうだ?」
「でも...」
「空がいるじゃないか」
「はい...」
「うーん、これもうまいななんだろうあれは?うん、うまい」
「ねえ空」
「なに?」
「私と踊ってくれませんか?」
芳佳はドレスの姿になってすごく可愛かった。それにプラスでおしとやかな喋り方いつもとは全然違うこっちはこっちですごくいい俺はつい固まってしまった。
「私と踊ってくれませんか?」
「は、はいでも...」
「でも?」
「俺お、踊り方がわからない」
「大丈夫よ、私に合わせればさあ行きましょ」
そして俺は芳佳と踊ることになった
「ねえ空」
「なに?」
「どう?」
「なにが?」
「わたしのドレスの姿よ」
「ああ、すごく綺麗だよ」
「恥ずかしいじゃないの、もう」
「だって聞いてきたから本当のことを言っただけだよ」
「まあ、今日は許してあげるわ」
俺たちは笑っていた。
そしてパーティーが終わり、俺たちは滝さんの部屋で話をしていた。
「じゃあ、何があったのか話します」
「ああ」
「俺が敵の魔法で貫かれそうになったあとあの場所で俺が芳佳の名前を叫んだ時だった」
「くそーーーーよしかーーーー」
「こっちよ」
その瞬間ダイブゲートが開き俺は何処かへ連れて行かれた。
「う、うどこだここは?」
「ここは惑星セイント、小さな星で私だけしか住んでないわ」
「あの、あなたは誰ですか?」
その人には背中に翼が生えていた。
「私の名前はエランドよ、あなたの名前は桜井 空よね」
「はい、なぜ俺の名前を知ってるのでしょうか?」
「私はあなたが小さな頃から知っている」
「え...?どうゆうことですか?」
「私たちの種族:エンジェルはその人がなるものを知る事ができるの、変かもしれないけど」
「...」
「で、私はあなたがゼロに入り覇の力を担うことも知っていた、それとあなたの性格誰かを守ろうと危険な行動にでることも」
「...」
「それで今ゼロに入ったから危険な行動をしないか見ていたらやっぱり一人でむちゃしようとした」
「まあ、それは」
「で、見ていたらあなたが危ない、それであなたを助けたのよ」
「あ、ありがとうございましたでも今から帰らなきゃみんなが心配してると思うし」
「でも、見てた感じではアンイも使えてないし魔術技も使えてないしこれじゃあ芳佳さんを守ることなんてできないわよ」
「はい、まあそうですがでも教えてくれる人なんていないんですよ」
「私なら教えれるわよ」
「本当ですか?!」
「ええ、ただし2週間必要よ」
「...わかりました、みんなを守るためにお願いしてもいいですか?」
「ええ、もちろんよ」
「そうだあとほかの人たちはどこに行ったんですか?」
「...みんなはハーデスたちにやられちゃったのよ」
「...」
「あいつら私たちがゼロの人たちを助けてることを知って」
「そうだったんだ...あいつら絶対に許さない」
「私はたまたま生き残ったのでこの星には私だけ、それで私は覇の力を担うあなたを助けてたの」
「俺が奴らを消してみせる」
「でも、あまり危険なことはしないでね」
「はい、わかりました」
「それじゃあ始めるわよ」
「はい」
俺はアンイの練習ともうひとつの技の練習をした。そして2週間ったった。
「これでもう使おうと思えばできるはずよ」
「はい」
「でもアンイはなるべく使わないで、あなたはまだアンイに対応できる体じゃないの、だから使うたびあなたはかなりの体力を消耗して使いすぎれば死ぬわよ」
「...はい」
「どんどん強くなれば一回や二回、三回なんて大丈夫くらいにはなるわよ」
「はい」
「あなたにはこれからいろいろあるからまた絶対にここに来ることになるわ、そのとき覇の力のいろいろな能力を教えてあげるわ、それと...」
「それとなんですか?」
「そのうち話すわ、今は必要ないから」
「わかりました」
「じゃあ早く芳佳さん達のところに戻りなさい」
「はい」
「面白いことしてあげる」
「え?」
「今からテレパシーで芳佳さんだけに聞こえるようにしてあげる」
「そんなことできるんですか?!」
「ええ、何か一言、言ってからかえりなさい」
「わかりました」
そうして何かを唱えていた。
「いいわよ」
「ただいま」
「もういいの?」
「だって今から会えることですし」
「それもそうね」
「お世話になりました」
「ええ、それじゃあまたね」
俺はそう言い強制ダイブされた。
「それで俺は帰ってきたという感じです」
「...じゃあいまアンイを使おうと思えば使えるのね?」
「ああ」
「でも、絶対に使わないでね」
「わからない」
「約束して、危なくなっても今の状態のままは使わないでね」
「...うん」
「約束だからね」
「いざとゆうときは使うと思うけど」
「それでもダメよ」
「だけど...」
「ダメなものはダメなのよ、もし空がまたいなくなったらどうするのよ」
「うん、わかった...」
「まあイチャイチャもそこまでにしとけ、あともう一つの技ってなんだ?」
「イチャイチャなんてしてません!!」
「もうひとつの技の名前は”ジェージス”です」
「ジェージス?どうゆう技だ?」
「防御の技でこれは覇の力以外でも使うことができるらしいですが覇の力だとこれも進化させることができるらしいです」
「じゃあ覇の力以外は進化はできなけど使えるってことよね?」
「うん、今から見せます」
「ああ、たのむ」
「じゃあ芳佳おもいっきりマナ飛ばしてみて」
「ええ、わかったわ」
芳佳はマナを飛ばした。
「ジェージス」
俺は剣を前につきだしジェージスを発動させた。
「本当だ私のマナもきかなかった」
「やっぱりまだまだだったか、結構きつかった...」
「でもすごいなこんなのは初めて見た」
「これを使ってると体力をどんどん消費してしまうので長いあいだは無理ですが、それにこんなんじゃまだまだです、もっと強くならなければ...」
「でも、もう十分つよくなったじゃない」
「まだまだ敵はつよくなってくる、これじゃあダメなんだ」
「そう...」
「じゃあ頑張ってくれ」
「はい、またそのうち何かあったらあの場所に行くつもりです」
「そうか、だが行き方はわかるのか?」
「わかりません、マークはしてあるのですがロックがかかってます」
「そうか...」
「何かあったらあっちからダイブさせてくれるらしいです」
「まあ気をつけてくれ」
「はい」
そして部屋に戻った。
「空...」
「どうした?」
「大丈夫なの?」
「なにが?」
「あんなもの使ったりアンイを使ったりしてるけど...」
「大丈夫だって、俺は芳佳を守るのにもっと強くならなきゃいけない」
「そう...」
「ああ、安心しろ俺は死なない」
「そんなこと言ったって、死にかけてたんでしょ...」
「大丈夫心配するなもうあんなふうにはならない」
「でもっ!」
「平気だって俺が言ってるんだ、心配しなくていい!!」
すこし怒鳴ってしまった...
「ばか...せっかく帰ってきたのに、またどっかいなくなったりしそうで不安なのよ、空のばかばかばかーーーー!!」
芳佳泣きながらは部屋を飛び出していった
「芳佳!まって」
怒鳴る必要はなかったとあとから後悔した、芳佳は俺を心配してあんなに言ってくれたのに...
そして俺は芳佳を探しに行った。
「すいません、芳佳をみませんでしたか?」
「あの子なら、走って向こうの掲示板の方へ行ったけど」
俺は嫌な予感がした
(この嫌な予感が当たってたら...やばい急がなきゃまずいことになるかもしれない)
その予感はあたっていた...芳佳は高難易度の普通一人じゃクリアな無理なミッションを受注していた
「くそっ、滝さんのとこへまずはいかなければ」
「滝さん大変です、芳佳がこのミッションを受注していってしまいました」
「なにがあったんだ」
「あとで話します、向こうに行く方法はないですか?」
「ある、これをお前もうけろそうすればパートナーだからあえるはずだ」
「分かりました」
「気をつけろよ」
「はい」
そして俺はそれを受けて惑星スケルへいった。
続く

そらの翼ゼロ 6

読んでいただきありがとうございます。次回もよろしくお願いします

そらの翼ゼロ 6

これはとある青年の物語

  • 小説
  • 短編
  • ファンタジー
  • 恋愛
  • SF
  • 青年向け
更新日
登録日
2013-08-02

Copyrighted
著作権法内での利用のみを許可します。

Copyrighted