負けない

無性にいらついていた。いじめ・・・それは最もひとを悲しませるもの。時には死にまで至らしめることも少なくはない。人間の最大の武器といってもいいだろう。それから守るためにメンタルというものがある。しかしそのメンタルが壊れ始めたとき、人は自殺行為に走るのです・・・なぜ人はいじめるのか

いじめと闘う

「守りたい」
僕がそう思ったのは小四の時である。いじめられていた僕は暴行、器物破損などをされながら学校に通っていた。僕は学校に行きたくなかった・・・でも負けたくなかった。いじめに・・・不登校になるということは、いじめに負けたということだと思う。だからこそ負けないように助けたかった。だが無理なんだ。自分が変わらないといけない。そんなことはわかっている。できたら苦労していない。・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
僕は徹底的にいじめている人と殴り合いした。そのたびに先生に怒られた。おかしくない?俺は正しいことをした。先生に怒られるのはいじめた側だろ?先生まで敵だ。もう僕の味方はいない・・・ここから六年間毎年自殺未遂。死にたかったのに。でも思い出した。僕は小四の時に思ったことを
「守りたい」
僕が死ねなかった理由。この言葉が心に引っかかって未遂で止めてくれた。そう、僕にはやり残したことがたくさんあった。この日以来いじめと真っ向からぶつかった。何人かは救えた。今中三の僕は去年、味方が大勢できた。みんなからみたら少ないかもしれない。でも僕には十分な人数だった。一四人。今の高校一年の先輩たちが心の支えになっていじめとぶつかった。
「ありがとう」

負けない

読んでいただきありがとうございます。小四の時からいじめられていて中三になった今も続いている。でももう負けない。人を救うまでは。
これでいじめについて少しでもわかっていただければ幸いです

負けない

小四の時からいじめられていて中三になった今も続いている。でももう負けない。人を救うまでは。

  • 随筆・エッセイ
  • 掌編
  • 青年向け
更新日
登録日
2013-05-03

CC BY
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