青春は青くない2

皆さんの青春時代は、
輝いていましたか?

私の青春時代は、
輝いていました。

端からみると、ですけどね。

夢が丘の生活

―小6秋―

小学6年生は、大人なのかな。
いろんなことを感じ、心の中は棘のように、
複雑である。

でも、所詮、子供にかわりない。
そんな心情を、言葉にできず、
悩んで苦しんで、そのまま消える。

ある日、夢が丘小学校6年生の中に
今思えば、可愛らしい噂が流れた。

清水 和人は田口 このはが好きなんだって。

元々、男子にだけいい顔をする子なため、
男子にはモテるが、女子にはあまり好かれてない、
田口 このは は、自意識過剰で、裏では、
田口の『T』自意識過剰の『J』を取って『TJ』
と呼ばれていた。

まあ、モテる彼女に嫉妬しただけなのかもしれないが、
それ以上に、性格が腹立つ野郎だったので、
彼女の周りの女子は、
仕方なく、一緒にいるのだった。

和人の恋は、片想いで終わった。
新しく好きな子ができたみたい。

かといって、このはのことを嫌いになった訳じゃなかった。

―小6冬―

こんな会話があった。

俺、田口となら、別に付き合えるよ。

冗談やめて(笑)

…さらりと流したこのは。

後でうざいほど、後悔する…のか??(笑)

このまま、夢が丘小学校6年生は、
卒業したのだった。

青春ファイル2

噂が流れ、何事もなく流れていった。

後悔の発端は、
思った以上に、早く訪れる…。

小6編です( ￣▽￣)