『上書き保存』

初恋の人と比べて、気にし始めた。

2週間くらい、好きな人が2人いた。

初恋から2人目の好きな人へ気持ちが上書きされたのは、

あの人の人柄を知ったとき。



自分の幸せよりも、

相手の幸せを考える不器用な姿を見て、

……恋に、落ちた。



でも、あの人が幸せになれないと悲しい。

もっと、自分の幸せに傲慢になればいいのに。

……そんなことを、思った。



あの人を守りたい

あの人に守られたい

あの人を支えたい

あの人に支えられたい

あの人の、支えになりたい



私の方が年下で、

年上のあの人を守りたいって気持ちは、

もしかしたらおかしいのかもしれない。

でも、

思ってしまったんだ。

あの人が幸せになれるのなら、

私があの人を守ろうって。



やさしく笑うあの人の笑顔を、守りたいって。

初恋のときは、

ただ一緒にいたいと思っただけ。

でもあの人には、

守りたいって気持ちも加わった。



あの人のパートナーになれたら。

顔を合わせるたびに思う。



嫌われたくはない。

でも、

私が指摘することで改善されるならその方がいい。



あの人が笑顔でいられるように。

あの人が幸せでいられるように。



それが、私の願い。

でも本当は、

あの人の恋人同士になりたい。



嫌われていると思うけど、

告白したらキセキは起こるかな?

『上書き保存』

『上書き保存』

  • 随筆・エッセイ
  • 掌編
  • 青年向け
更新日
登録日
2013-04-23

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